★[ドキュメンタリー]幻解!超常ファイル ダークサイド・ミステリーの感想(File-005:未確認動物ツチノコ、衝撃!超常現象映像、クリスタル・スカルの謎)少し更新

2015年10月2日ドキュメンタリー, 感想, 番組

● 今回はツチノコとクリスタル・スカル、定番ですなぁ。


 


 

◆ ツチノコ

● ツチノコ(槌の子)は、日本に生息すると言い伝えられている未確認動物 (UMA) のひとつ。鎚に似た形態の、胴が太いヘビと形容される。北海道と南西諸島を除く日本全国で”目撃例”があるとされる。

【 データ 】
● No.:File-005
● 初放映:2013年10月24日
● インタビュー:台湾・南台科学大学 伊藤龍平助理教授
● インタビュー:法政大学 社会学部 稲増龍夫教授
● ゲスト:國學院大學文学部助教 飯倉義之
● インタビュー:京都大学 大学院理学研究科教授 疋田努

【 番組内容&感想 】
● 突然のドラえもん、そしてまるちゃんの登場。ここってNHKだよね、驚きました。両方ともツチノコ話があったのね。昭和40年代のブームは凄かったものなぁ。(総合テレビ版)
● 黒千明のイントロダクション。日本に住む謎の未確認動物、ツチノコの紹介。体長50cm、三角形の大きな頭、胴体は短くビール瓶のように太い。常識を超えた毒蛇。対する白千明。新種の生き物は毎年多く発見されるが、それは昆虫や小魚、貝・カニの仲間がほとんど。陸上の大きな生き物が未だに確認されていないのは変だと応戦します。黒千明は最近の目撃情報をあげていきます。
平成19年4月。山形県の牧場でみつかった・・・、これはなんだ。ツチノコの屍骸!?それっぽい。 もうひとつ平成19年4月。岡山でも屍骸が。こちらはなんだかわからない。www(BS版)
● 改めて当時ツチノコを目撃した人にインタビュー。奈良県下北山村。山岡美智枝さん、西岡留雄さん、田室やすえさん、下西ナオミさん。4者4様の目撃談、ツチノコの特徴。ツチノコがいるんじゃなくて、4匹の変わった蛇がいたんじゃ・・・。特に田室さんのツチノコの話が面白い、なんと角(ツノ)を出したのだとか。緩急を入れた説明だし、役者です。(BS版)
● ツチノコの正体の有力説として説明されたのがアオジタトカゲの仲間。確かに姿が似ている。でも違うなぁ、あの青い舌は見たら絶対忘れない。
● 長野県で発掘された4500年前の縄文土器。なんと取っ手にツチノコが。これは知らなかった。・・・こじ付けっぽい気もするけど。
(--;
ツチノコのレジュメ。2度のブームとツチノコの特徴(2mジャンプ、車輪のように転がる)、その正体の諸説(アオジタトカゲか、ヤマカガシか)が紹介されます。(総合テレビ版)
● まずは定番、古文書のコーナー。江戸時代の後期、信濃奇勝録にかかれたポンチ絵。ここにすでにツチノコの姿が。ただし名前は野槌(のつち)と呼ばれてたらしい。日本人と野槌の関係は古く神話時代から。イザナミとイザナギの間に生まれたカヤノヒメ。別名が野槌神だったとか。なんで日本の神様はカタカナ表記なんだろう? 名前に野槌がついてただけ?
● つづいて江戸時代の目撃談。古文書に登場する野槌は5mと巨大、毛が生えていて目が無く兎の丸呑みにする姿が。これは草木の霊? いえいえ、これでは妖怪です。金沢や遠野の文書では怪談に。坂道を転がってくる大きな槌(つち)。それをみた人は毒気に当たって病に倒れたとか、鎌で間違って蛇の切り落としたら、首だけになって飛んできたとか・・・。確かにツチノコの似てると言えなくもないけど、ちっとも怖くないなぁ。
● 昭和38年、随筆家 山本素石の作ったツチノコの手配書。これが現在のツチノコイメージの原点になるとのこと。4年前、素石が京都で遭遇した謎の生き物、ツチノコ。再現のCGが邪悪です。猫目が意地悪そう、ツチノコってこんなに太っているのか!? マツコなみです。
● 素石はツチノコ探しで各地へ。当時の白黒写真が紹介されます。草叢からツチノコが顔を出しても違和感なさそう。木枯らし紋次郎が歩いていても平気そうです。昭和40年大はまだ自然の多くが管理外だったからなぁ。白黒写真でも緑の元気さがわかります。あの頃はNHKもお硬くて、この手の情報は取り上げなかったけどなぁ。子供心にそっちの方が不思議でした。
余談ですがあの頃のNHKのアナウンサーは読み間違いなんて絶対しませんでした。ある日朝のニュースで間違えた時は学校でそのことが話題になったほどです。日本の社会は間違いなく劣化しているなぁ、私達の世代のせいかな・・・。
● ツチノコは有名になり祟りや呪いの存在から、未知の小動物へ。そして捕まえられるべき対象に、賞金がかけられます。結局、金が絡んできてブームは終わりかぁ。
● 特にツチノコの正体については言及なし。目撃談も年々少なくなっているというコメントで終了。世界中の人がカメラ(スマホ)を持ち歩いているから、そのうち鮮明な写真が撮れるかも。

 


 
【 追加調査 】
● 2メートルほどのジャンプ力を持つ。高さ5メートル、前方2メートル以上との説や、10メートルとの説もある。
● 日本酒が好き。
●「チー」などと鳴き声をあげる。
● 非常に素早い。
● 尺取虫のように体を屈伸させて進む、尾をくわえて体を輪にして転がるなどの手段で移動する。
● いびきをかく。
● 味噌、スルメ、頭髪を焼く臭いが好き。
● 猛毒を持っている。
● ツチノコという名称は元々京都、三重、奈良、四国の北部などで用いられていた方言だった。東北地方ではバチヘビとも呼ばれ、ほかにもノヅチ、タテクリカエシ、ツチンボ、ツチヘビ、土転びなど全国で約40種の呼称があり、ノヅチと土転びは別の妖怪として独立している例もある。
● 兵庫県千種町ではツチノコの捕獲に三億円の懸賞金がかけられた。(死骸でも一億円)
● 1972年、作家の田辺聖子が、ツチノコ捕獲に情熱を燃やす作家山本素石をモデルとした小説『すべってころんで』を発表。ツチノコの名が全国的に知れ渡ることとなった。
● 1974年、漫画『ドラえもん』においてツチノコを描いたエピソード「ツチノコさがそう」が雑誌「小学五年生」に掲載され、翌1975年には「ツチノコ見つけた!」が「小学六年生」に掲載された。後に『ドラえもん』が台湾へ輸出されたことで、台湾の多くの学生たちにはツチノコの姿として、これらの作中で漫画風にアレンジされたツチノコのイメージが定着している。
● フジテレビ系バラエティ番組、奇跡体験アンビリバボーでは、太平洋戦争当時の日本軍が捕獲し、軍の研究所で飼育、観察されていたとされるツチノコの話題を取り上げた。不鮮明ながら、モノクロ写真とされる物も残されている。死後解剖された際の結論は、毒の成分から考えてニホンマムシの亜種だったと記されている。

【 特命リサーチ!200Xでの扱い 】
● 2001年01月28日に「謎の生物・ツチノコの正体を探れ!」としてレポート。2000年、岡山県吉井町での目撃された謎の生物がツチノコだったのではと紹介、その屍骸の分析結果を報告した。
● 中島正夫さんの目撃証言を紹介、ツチノコの模型しょぼいwww。高島常子さんの目撃証言を紹介。どちらも超常ファイルとは別の目撃者、目撃者は何人いるんだ、ツチノコ。
● 屍骸の分析結果で謎の生物の正体はヤマカガシだったことを説明。このあとツチノコはアスナロ、生物進化のヒントになるのでは・・・と続ける。ふ~ん。
(==;

 


 

  


 

◆ 衝撃!超常現象映像

● 3つの超常現象お映像を紹介。
1)グリーンランド沖の深海人魚
2)モスクワのUFO雲
3)ギリシャの巨人の全身骨格。

【 データ 】
● No.:File-005
● 初放映:2013年10月24日

【 番組内容&感想 】

1)グリーンランド沖の深海人魚
【 Youtube 】Mermaid 3000 Feet Deep Off the Coast of Greenland Mermaid Caught on Film – YouTube
● 人魚に飛び上がって驚く白千明が可愛い。(*^^*)その後も目を皿のようにしています。ちょっと化粧が濃いけど。

2)モスクワのUFO雲
【 Youtube 】HALO CLOUD OVER MOSCOW RUSSIA – YouTube
● UFO雲は穴あき雲というものとの解説。あんな大きな穴を開ける飛行機って、そっちの方を確認したい。

3)ギリシャの巨人の全身骨格
【 Youtube 】超巨大な人骨がギリシャで発見されました。 – YouTube
● 合成だったとの解説。オリジナルはサハラ砂漠の恐竜の発掘現場の写真らしい。納得。
● 旧約聖書に巨人(ネフィレム)の話が載っているって、初めて知りました。流布っていう言葉を覚えました。
● 一生懸命、感想を述べる白千明。いったい誰に話してる!?

 


 
【 追加調査 】
【動画】動物専門チャンネル「アニマルプラネット」の特集が物議 / グリーンランド深海で謎の生物が撮影される | ロケットニュース24
穴あき雲 – Wikipedia
ネフィリム – Wikipedia


 

◆ クリスタル・スカル

● 水晶髑髏(すいしょうどくろ)とは、水晶で作られた人間の頭蓋骨模型のことである。現在、十数個が確認されており、そのほとんどがマヤ文明やアステカ文明、インカ帝国といった中南米の考古遺物とされている。当時の技術水準から考えてあまりにも精巧に造られているとも思えるためにオーパーツとして取り上げられるが、本当に出土品であるかどうかについて懐疑的な説がある。

【 データ 】
● No.:File-005
● 初放映:2013年10月24日
● インタビュー:ビル・ホーマン(ヘッジス・スカルの所有者)
● インタビュー:CSICOP(超常現象科学捜査委員会)メンバー ジョー・ニッケル
● インタビュー:古代マヤの考古学者 ノーマン・ハモンド

【 番組内容&感想 】
● 水晶でできた頭蓋骨、しゃれこうべ。太古の技術では加工が難しいのでオーパーツの代表的な存在と言われているらしい。そうなのか!? よく西洋の占い師が水晶玉を覗いて遠い場所や未来のシーンを見る場面がでてくるけど、あれは簡単なんだろうか? 真球はコスタリカでなくても難しそうだけど。水晶の頭蓋骨を持つ人間が古代にいたとしたら、もっと驚けるんだけどなぁ。www
● 13個集めると地球を滅亡から救うことができるって、ドラゴンボール!? それぞれのクリスタルスカルは出生場所も見た目も大きく異なりよう。一番有名なのはヘッジススカル。クリスタルスカル オブ クリスタルスカルズ。マヤ生まれと言われていたそうです。ほかはブリティッシュ・スカル、パリ・スカルを紹介。パリスカルがほしいなぁ。
● ヘッジス・スカルはインディアナ州の普通の人が持ったいるらしい。この人はなにもの。加工の跡はなし、本体部とあご部分にわかれる。水晶の石目ってなんだろう
● 2008年、スミソニアン博物館の調査でヘッジススカルはまがい物と判定されたそう。走査電子顕微鏡ってなんでしょう?可哀想過ぎるビル。パリスカル、おまえもか・・・。
● クリスタルスカルはオークションで売られてたものらしい。ヘッジス父娘の狂言。19世紀末のフランス、古美術商 ユージン・ボバンが黒幕だったとの説明。ボバンバ バンボン ブン ボバンバババ ボバンバ バンボン ブン バボン♪
● イーダー・オーバーシュタインでスカルは作られた。ここでは店先に実物大のクリスタルスカルが。秘密の品も作っている街って、やっぱり秘密結社がらみか?

 


 
【 追加調査 】
● 1970年代に行われたのはヒューレット・パッカードの研究所のもの。スカルは
「1個の水晶から造られていて「下顎骨」部分は、取り外し可能である」
「道具による加工痕がない。また、ひびも入っていない」
「水晶の石目を無視して彫られている」
「復顔をした場合、マヤ人と同じモンゴロイドの顔立ちになる」
としている。
● クリスタルスカルがオークションにかかったのはサザビーズ。
● ヘッジスの水晶髑髏には特殊な効果がある、と所有者(および支持者たち)は主張している。
「下から光を射すと、眼窩に光が集中する。その光を凝視していると1分弱で大半の人が催眠状態に陥る」
「太陽の光を当てると全体が美しい虹色に光る」
「ロウソクの炎を当てると神秘的な紫色に光る」
● 水晶ドクロは全部で13個あり、全てが再び一ヶ所に集結した時、宇宙の謎が暴かれるという説もある。
● 現時点で発見されたのは19個のクリスタルスカル。レインボー・スカル、ETスカル、マックス・スカル、シャ・ナ・ラー・スカル、マヤ・スカル、アメジスト・スカル、ローズ・スカル、カース・スカル、57ポンド・スカル、ヘルメス・スカル、イカボッド・スカル、マドレ・スカル、マハサマトマン・スカルなど。

【 特命リサーチ!200Xでの扱い 】
● 1999年04月11日に「水晶ドクロの謎を追え!」不可思議現象ファイル、オーパーツの代表として報告。
● 水晶ドクロとマヤ文明の説明。マヤ人の知識は空から降りてきた人々に与えられたという伝説を紹介、水晶ドクロも同様と紹介する。水晶ドクロは神の声を聞くためや病気の治療に使われたいたといわれていると説明。水晶ドクロを13個集めると宇宙の謎が暴かれ、人類を救うとあるという伝説も紹介した。そうか、この伝説があったことは本当なのか、それともクリスタルスカルと共に作られたのか、どっちなんだろう?
● 水晶は炭素年代想定方ができないため、いつ作られてかはわからないと説明。
● ブリティッシュ・スカルとカース・スカル、ヘッジス・スカルを紹介。驚いたことに初めの2つは使用具分析(大英博物館:マーガレット・サックス博士)により偽物と判定されたと説明。表面に平行線の傷があり、これは回転力を応用した道具が使われた証拠だという。・・・そうだったのか。にもかかわらずヒューレッドパッカードはヘッジススカルを偽物と判定できず。ヒューレッドって一体・・。
● モンテアルバン遺跡のクリスタルのゴブレットを紹介。砂と水で作られたと判断できることから、水晶ドクロも300年かけて作られたのではと説明。最後に2012年の終末予言も紹介して終わっている。確かにこちらの方が盛り上がるが、2015年の今を知っていると。

(楽天市場)

 


 

 



◆ フランシス・ベーコンの言葉

● 人の知性は いったん こうだと認めたことについては これを支え合致するようなものだけを引き寄せがちである。



3稿:2015年09月28日、テレビの悪足掻き、特命リサーチ!200Xでの扱いを追加
2稿:2015年09月13日、テレビの悪足掻き、超常映像・クリスタルスカル
初出:2015年09月09日、テレビの悪足掻き、ツチノコ