韓国ドラマが原作の刑事ドラマ、 シグナル 長期未解決事件捜査班。2018年春放送、坂口健太郎はこれがテレビドラマ初主演です。共演は北村一輝、吉瀬美智子、・・・あっ！チコちゃん（木村祐一）も出てる。強面だ。
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古くはケイゾクに始まって、時効警察、絶対零度、天使と悪魔、未解決の女、・・・と未解決事件を扱うドラマも多々。このドラマもそうなんですが、他と大きく違うところが。それは未解決事件を捜査している刑事が、事件発生当時の刑事とトランシーバーで連絡をとり、事件の真相を暴いたり、時には事件を未然に防いだりするところです。（君の名は。みたい）
そしてそれにより、現代世界も変わることろが面白い。（バッグ トゥ ザ フューチャーか）

そんなのあり得ない！矛盾しているぞと言う気持ちを乗り越えられると、何でもありの状態に先が読めず、一体これはどうなるんだろうとハラハラ感が倍増します。あれ？昨日死んだはずじゃ！？ なんてことも。

小学校、外は雨。ひとり雨の止むのを待つ少女。それを気にしながらも、傘をさし、ひとり帰宅する少年、三枝健人（さえぐさ けんと）。派手な服の女とすれ違い、女は少女と話を始めました。ひとり家に帰った健人は、ニュースで少女が誘拐されたことを知ります。警察に女のことを伝えようとしますが、取り合ってもらえません。やがて少女は死体で発見されます。

十数年後、刑事になった健人（坂口健太郎）。警察のゴミ捨て場で自分の名を呼ぶ声を聞きます。その正体はトランシーバー。声の主は大山（北村一輝）、刑事だと言います。途中で切れた無線。大山の話が気になった健人は、話にあった谷原記念病院（すでに閉鎖）へ。そこで遺体を発見、あの少女誘拐殺人事件の解決につながります。

最初の事件、明日時効という中、二転三転。犯人に翻弄され北海道まで。犯人にしてやられたと思った残り数十分、そこからの逆転に驚きました。普通の刑事ドラマとしても十分面白いです。

でもこのドラマの醍醐味はなんと言っても、大山が活躍するその後に続く事件。女性連続殺人事件、連続窃盗事件、健人の兄が巻き込まれる集団暴行事件。23時23分にだけつながる過去との無線が、過去と現在を変えていくところです。

三枝健人役の坂口健太郎。どこかで見たと思ったら仮面病棟でした。

今、離婚が話題の吉瀬美智子。ドラマでは健人の上司、桜井美咲役で目立ってます。特に過去、新米の頃の姿の違和感。颯爽としている現在にくらべ、かなり無理があり、逆に見ものです。
(・・;)

熱血刑事、大山剛志。正義感溢れる、ちょっと不器用な刑事を熱演しています。
北村一輝はSPECのつっぱりデカ、吉川刑事役、トリックラストステージの谷岡将史、オネエ役とコミカルな役しか観たことがなかったですか、このドラマを見て、もっと主役級を任せればいいのにと思いました。・・・あぁ、ガリレオの草薙俊平役も見たか。確かにインパクトがあるのは、コミカルな役だけど。

イチオシのドラマ。普通の刑事ドラマに飽きた人には特にオススメです。主題歌はなんとBTS、この人たちがBTSか、日本語で歌ってます。またドラマの続きが映画化され、現在（2021年4月）公開されています。