★[法廷ドラマ]リーガル・ハイ(第1期)のすべて

2012年放送, 法廷ドラマ

裁判とは、パネルクイズ アタック25なのか・・・。法廷ドラマ、リーガル・ハイの情報です。

Index

 

撮影秘話

古美門家・・・東京都世田谷区奥沢6丁目:ラ・ビュット・ボワゼ
裁判所・・・東京都台東区上野公園:国立科学博物館上野本館
三木法律事務所が入るビル・・・東京都新宿区西新宿6丁目:新宿オークシティ

データ

放映期間:2012年04月17日 ~ 2012年06月26日
放映時間:火曜日、21:00 ~ 21:54
放送局:フジテレビ系列
放送回数:全11話
出演:堺雅人、新垣結衣、田口淳之介、生瀬勝久、小池栄子、里見浩太朗

脚本:古沢良太
演出:石川淳一、城宝秀則
音楽:林ゆうき
製作・著作:共同テレビ

感想

 
働き方改革で残業が減り、在宅勤務で通勤時間分が浮いた分、見損ねてた映画やドラマを観ています。タイトルは知ってるけど観たことのない映画・ドラマ、傑作がたくさんありそうです。

まず始めたのが、映画一覧番組一覧のリニューアル。、一件一葉のカード(タイル)形式にして、公開日・放映開始日をキーにソート。観たか、観てないか、感想を書いたか、書いてないかが一目でわかるようにスクリプトをいじってます。でもこんなの10回生まれ変われたとしても、観切れる量じゃないなぁ。その前に一覧自体が完成させるのに何ヵ月かかるか・・・。日々、仕様を変えちゃうし。
(^o^;)

一覧作成の中、まず気になったのがリーガル・ハイ。弁護士の話らしい。堺雅人のドラマは真田丸しか見たことないし、ガッキーにいたっては、全く出演ドラマを見たことが・・・というか動いているところを見たことない。これは新鮮かも。という事で観始めましたが、これがなかなか面白いです。

裁判では負け知らず。敏腕弁護士、古美門研介(こみかど けんすけ)。金さえ貰えば、手段は選ばす。「草の者」蘭丸を使って、諜報・潜入・流布・トラップ。正義は金で買える!と豪語します。

法外な料金を吹っ掛ける。でも見事解決する。ブラックジャックを連想しちゃいますが、キャラクターは大違い。こちらは滅茶明るい! 超早口とオーバーアクション、激しい喜怒哀楽。リーガルハイのハイって、ハイテンションのことなのかな。

堺雅人って、こういう人なのかと思わされるほどの填(は)まり役です。1期と2期の間に半沢直樹があり、2期の始め、一瞬、そのパロディがありました。あっちも観なければ。

一方、黛真知子(まゆずみ まちこ)。弱者救済に燃える新米弁護士。古美門のやり方に反発しながらも、その能力は認め、古美門法律事務所で働き始めます。朝ドラ・ポンコツ・ガニ股・オタマジャクシ・提灯パンツと揶揄されながら、訴訟事件に向き合います。

黛は一昔前のドラマの弁護士という感じ。見た目は大きく異なりますが、宇津井健とかがやってた弱きを助ける弁護士のイメージ。

感情豊か、でも懸命で一度決めたことはやり遂げるタイプ。「勝訴」の紙をカメラに向けて出す練習をするも、本番では逆さまに出しちゃうドジっ子な面も。
新垣結衣は他の女優とはまた違った魅力がありました。それに大きい(169cm)。美人で力持ちの役をやれるはガッキーぐらいしかいないかもしれません。

超早口で捲し立てる古美門。全力で反発する黛、呆れる真知子。二人のやり取りがこのコメディの肝。そして法廷での駆け引き、法廷テクニック、弁舌に唸ります。先が読めない展開、暴かれる真実に驚かされます。でも本当にそれが真実なのか・・・。刑事ドラマと違い、「真実は闇の中」的な終わり方をする回もあります。現実の裁判も、事実は闇の中なんだろうなぁ。裁判官はパネルクイズの海外旅行チャレンジVTRクイズ似たいな虫食いの絵を見て、答えを出しているんだろうな。瓜田李下で生きるようにしよっと。
 
里見浩太朗が現代劇に。古美門法律事務所事務員、服部役。でも事務仕事をしてるシーンはなく、料理の給仕を中心に、研介の生活の世話を焼くシーンばかりです。
(服部さんの料理食べてみたい!)

何事にも精通、なぜそんなことできるの?知ってるの?と真知子が尋ねると
「昔、○○をしておりました」
と返されます。・・・何者!?
時にはそれとなく、行き詰まった裁判を解決するヒントをつぶやいたりします。

研介と真知子の激しい言い合いの時も、服部がいることで、視聴者は安心して見てられます。

助さん役、後に黄門様役をやってたつながりか、伊吹吾郎(格さん)や高橋元太郎(うっかり八兵衛)がゲストで出て来て、黄門様のイントロが。微笑ましいです。

一期で敵対するのが三木法律事務所。以前、研介が所属、所長 三木長一郎(生瀬勝久)とぶつかり、独立した因縁があります。二人の対決、騙しあいが見物。最終的には研介が勝つことになるのですが。

小池栄子が秘書 沢地君江役で登場。敵なのか味方なのか、気になる動きをします。色っぽ過ぎるし。同じ役で映画エイプリルフールズに出ているとのことですが、覚えてないなぁ。

現在、1期を全話観て、スペシャルを観て、2期を全話観て、残りはスペシャルの2だけ。久しぶりに全話感想を書きたくなるくらい面白いです。この後、古美門ロスが襲ってきそうで怖い。やっぱり、見損ねてる傑作、多そうです。

 

サブタイトル

第01話 2012年04月17日 最高でもサイテーの弁護士 愛も法も嘘をつく!?
第02話 2012年04月24日 著作権訴訟はカネになる!?
第03話 2012年05月01日 初恋かストーカーか? 号泣の恋愛裁判!?
第04話 2012年05月08日 太陽を返せ! マンション裁判仁義なき戦い
第05話 2012年05月15日 期限は7日! 金か命か!? 悪徳政治家を守れ
第06話 2012年05月22日 DV? 二股? 流血の離婚裁判 刺客は元妻
第07話 2012年05月29日 骨肉の相続争い! 醤油一族に潜む秘密と嘘
第08話 2012年06月05日 親権を奪え! 天才子役と母の縁切り裁判
第09話 2012年06月12日 恩讐の村人よ…美しき故郷を取り戻せ!!
第10話 2012年06月19日 破産か5億か!? さらば誇り高き絆の里
最終話 2012年06月26日 内部告発者を不当解雇から救え!! 最強の弁護士がついに敗北!? 真実は常に喜劇だ!!