★[ダンス]16911 Go For It Vol.2

2021年7月13日2002年公演, イベント

【発掘】今回は2002年に銀座ガスホールで観たダンサーたちの卒業公演。16911 Go For It Vol.2 です。

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紹介

世界で活躍のトニー・ティー氏(日本人)のダンススクール、トニー・ティー・エンターテインメントアカデミー。ロサンゼルスにあるアカデミーには、トニー氏のダンスに憬れた若者達が集まります。「16911 Go For It Vol.2」はその2期生の卒業公演。
ヒップホップ、スタイル、ジャズ。卒業生がトニーティー作品を演じます。

[ プログラム ]

 01.Style
 02.Dude
 03.Y・NOT? SPIRAL 2002
 04.Pink
 05.West Side Baby → カメオ
 06.ア・ダージオ2
 07.Hiroko&Guys
 08.Hip Hop Age
 09.Do The Rocks
 10.Let’s Get Togeghre
 11.東京City Lockers
 12.Be Bop Crew
 13.J・Vibe
 14.I’m a slave 4 U
 15.Dream Comes True
 16.Sue & Tricky Licky
 17.All That House
 18.Go For It

# 銀座ガスホール

感想

ダンス!ダンス!ダンス! ダンスも僕の知らないジャンルの一つ。ヒップホップ、スタイル、ジャズ、ロボット、ロッキング、ワッキング、ニュースクール、ハウス・・・。どこまでがダンスなのかわかりませんが(^^;、とにかく多彩なダンスをみることができました。

銀座で見れたのはちょっと驚き。ダンスは渋谷だと勝手に思ってました。それに客層もそう。ストリート系の若者というよりはご父兄の方。でもそれもそのはず、これは卒業公演。あの同時テロ事件の最中、アメリカに渡った若者達の晴れ舞台という訳ですから。

開演は5時でした。若手のお笑いの人が司会を始めます。多少ギクシャクした雰囲気。なかなか盛り上がりません。私の前には渋谷系の格好の若夫婦が子供をつれてきてました。司会の声を出しての合図に、元気に歓声を上げるママ。その後「おまえも声を出すんだよっ」と子供を叱っていました。(^^;

大音響が会場を包み、ダンスが始まりました。心臓に響きます。
2曲めのダンスはDude(気取り屋)。網走刑務所で受刑中の6人の女達という設定。コートでポーズを取る女達でしたが、いきなりアップテンポに。ひとりがコートを開(はだ)けると黒いブラジャー。いっせいに下着姿でダンスです。ちょっと驚き。私の隣のあかあさんはノリノリで、「ヒォーッ」と言云ってました。

ダンスの最後、トニーティー自身が舞台に上がりました。やっぱり師匠はうまい。私でもそれとわかりました、体の動きが違う。手と足と肩と腿と頭と全部ひとつの動作に向かっている感じです。卒業生は、まだパーツ毎の動作に見えました。でも有余る情熱?! 少し元気をもらいました。

(2002/04/21)

 

2稿:2021年07月12日、テレビの悪足掻き
初出:2002年04月21日、東京つまみ食い