2010年、テレビ朝日で放映された石川さとみ主演のミステリー。調べてみると日曜日、夜11時からが放送とのこと。観てたけど、金曜日の23時過ぎからじゃなかったっけ？

トーク番組「オカルトーーク」。そこで人気の天才霊能力者 小田霧響子（石川さとみ）、通称オダキョー。実は能力など全く無し。従姉妹の芸能事務所社長 飯伏薫（大島優子）に言いくるめられ、いやいや能力者を演じている状態。

１話完結。番組に寄せられた超常現象などを、小田霧響子自身がADに扮し、視聴者の元を訪れ調査（いやいやだけど）、天才的な推理力で謎を解きます。そして最後、トーク番組収録の中で、視聴者（このドラマを観ている私達）も知らなかった真実をも暴くというストーリーです。

石川さとみが可愛い。１０年前の番組なのに今と変わらないというのは、逆に今が凄いということか。
w(゜o゜)w

小田霧響子としてカリスマ的に振る舞う姿と、大島優子にこき使われ走り回るAD小田島の姿。そのギャップが面白いです。周りが小田霧響子だと気がつかないのは、ちょっと不自然のような気がしますが。

高飛車な石川さとみ。どこかで見たと思ったら、シンゴジラでした。米国大統領特使役。このドラマの方が６年も前なので、キャスティングの時、参考にされてたりして。英語はしゃべってないけど、あの演技は少なからずこのオダキョーをベースにしているような気がします。

この番組でブレイクするかと思ったのに、もう少し時間（2016年、地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子）がかかったのは残念。

ほかに、警視庁が突然設置した霊能捜査課準備室の一員、谷口 一郎（谷原章介、コードネーム M）と、女刑事（三浦理恵子、コードネーム S）がレギュラー出演。

MはSから「本物の霊能力者を連れてこなければクビ」と言われ、オダキョーに付きまとう事に。でも第一話そうそう、オダキョーに能力がないことを知ってしまいまが、そのまま付きまといます。

谷原章介はどこか見たことがあると思ったら、いまNHKの「うたコン」で司会してる人でした。以前は玉木宏と区別が付かなかったのに、二人とも出世したなぁ。

一方、S役は三浦理恵子。この人がキングカズの嫁さんか、・・・違うだろ。
(゜o゜)＼(-_-)

彼女が担当している未解決の神隠し事件、No.9。じつはそれは幼い日のオダキョーと、その弟 小田霧 幸太（竹内寿）を残し消えた二人の両親の失踪事件だったと続きます。

いつもドラマでは暴かれる側の偽能力者。そちら側を主人公にしてるのが新しい。いろいろあって最後、ハッピーエンド。終わり方が好きです。