★[サーカス]サルティンバンコ

2001年公演, イベント

【発掘】むかし書いた感想・レポートが多々発掘されました。もったいないので、手直ししてアップします。今回は2001年に観たサルティンバンコです。

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紹介

光、音、技。超大型移動式テント「ビッグトップ」で神秘的なパフォーマンスが繰り広げられる。
サルティンバンコはイタリア語で「大道芸人」のこと。17カ国から集まった59名のアーティストが得意の芸を披露する。

感想

少し前の話ですが、サルティンバンコを観に行きました。原宿の駅を下りた時は、ものすごい人。ダフ屋も一杯でどうしようかと思いましたが、それはGlayのコンサートのせいでした。こちらはチケットを持っていれば大丈夫、でも入手は大変。

テント「ビックトップ」の中のステージを客席がC字に囲んでいます。席は最前列の袖だったので、役者が出てくる時は目の前を通り迫力満点でした。でも正面から見れた方がよかったな。ステージが始まった途端、役者が観客席の中を走り回りいたずらをします。初めは大人しかったのですが、ポップコーンを奪い取って客の頭からかけたりと、そこまでやるかと驚きました。団長?が現れて「サルティンバンコ」の一言で無事開始。

緊張感のある舞台と笑わせる舞台、それに神秘的な舞台が交互に出てきて飽きません。
緊張感の舞台はデュオ・トラピス、ジャグリング、ハンド・トゥ・ハンド、それにロシアン・スイングなど。デュオ・トラピス(空中ブランコ)はブランコに辿り着くまでで既に見せてくれます。降りる時もこれまたドキドキ。ロシアン・スイングは巨大ブランコが登場し、大勢で振り回していきます。だんだん揺れが大きくなって・・。やっぱり生は迫力があります。
特にヨーヨーを使ったタップダンスのような芸(ボレアドーラス)には驚きました。

笑わせる舞台は客先と一体です。舞台に上げられた観客が10分も一緒に芸をする一幕も、西洋人は明るいなぁ。言葉も通じないのにすごい。神秘的な舞台は席が近いせいか、アーティストとよく目があって、ちょっと怖かったです。

今後は名古屋、大阪、福岡で公演した後、横浜に戻ってくるで見てみては。お勧めです。

(2001/02/25)