三匹のこぶた、カチカチ山、白雪姫、アリとキリギリス、・・・。有名な昔話や童話の主役たちが、現在の法律や倫理感の元、訴えられたら・・・。面白い発想です。2015年から少しづつ放送されてたもよう。残念ながら昨年度末の桃太郎で完結となりました。

出演者が結構豪華なのに驚きます。小芝風花、木南晴夏、嶋田久作、国仲涼子、松本穂香、小西真奈美、木村多江、吉田羊、竹中直人、佐藤浩市、天海祐希、・・・。毎回少しづつ出演。昔やってた《はたらくおじさん》とは大違いだ。人形でなく、着ぐるみだし。
(-_-;)

裁判中、意外な証言が出てくるところが面白い。たとえば、

Φ トン三郎（３番目のコブタ）は事件直前に大鍋を購入している。
Φ 舌切り雀は演歌歌手デビューする予定だった。お爺さんは大きな葛籠（つづら）の中身も見ていた。
Φ グレーテルの日記には、事件の３ヶ月前、金貨を一枚持ち帰った記述がある。
Φ 桃太郎が鬼ヶ島に行った時に、優しく迎えられたが殺害した。

執行猶予をつけるか否か、事件の時、心神喪失状態にあったかどうか。展開がシリアス、そこに本当か嘘かわからない証言が加わります。2サス（2時間サスペンス）のような盛上り。
証人の一言々々に、語り手の裁判員の心は揺れ動きます。

最終弁論が終わったところで、番組は終了。なんとも中途半端な状態となります。はじめて見たときは、次回に続くのかと思いました。このあとは授業で討論と言うことなんでしょう、どんな意見が出たか録画、傑作選を紹介してくれると面白いんだけどなぁ。

それにしても、ネットはあるし、スマホもあし、今の学生は恵まれているなぁ。

おわり