★[刑事ドラマ]刑事コロンボの感想(シーズン化前)殺人処方箋、死者の身代金

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● 刑事コロンボ、シーズン化前。殺人処方箋、死者の身代金の感想です。


★[刑事ドラマ]刑事コロンボのすべて


◆ 殺人処方箋

【 データ 】
● 初放送:1972年08月27日
● タイトル:殺人処方箋
 Prescription:Murder
● 犯人:精神分析医

● 原作・脚本:リチャード・レビンソン
 &ウィリアム・リンク
● 監督・制作:リチャード・アービング
● 音楽:デイヴ・グルーシン
● 翻訳:額田やえ子
● 演出:左近允洋
● 追加翻訳:岸田恵子

 

【 感想 】
● コロンボ警部、若い!! 髪型も服装もちゃんとしてるし、私の知ってるコロンボじゃない!!
w(゚o゚)w オオー!
アメリカの初回放送が1967年。もう50年近く前。映像の明るさ、色合いに時代を感じます。ピーター・フォークはこの時まだ40歳らしい。でも既にカミさんとか、もうひとつだけとか、よござんすとか出てきます。
● 犯人は精神分析医。フロイトを連想させるフレミング氏。声は若山弦蔵(初代007の声)、渋すぎるぅ~。母は若いとき彼の声を聞いて「きゃ~ ∑(゚◇゚///)ドキュ→ン 」となったと言ってたのにも頷けます。フレミング役のジーン・バリーはケーリー・グラントみたいだな。
● ロールシャッハテストをモチーフにしたタイトルバック。精神科医が犯人だからでしょう。どれも人間の顔に見えてしまう私はどんな性格なんだろう。当時「やがて日本でも精神科医にかかるのが当たり前になる」っていってた人出てきなさい、全然そうなってないじゃん。
● 自宅マンション(広ろっ!)での結婚記念パーティ。そこに電話をかけてくる愛人(ジョーン)も凄いが、その呼び出しに応じる医者も凄い。プールから上がって抱きついてくるジョーン、やっぱり愛人の若さには敵わないんだなぁと思ったら、妻殺しの計画を打ち合わせを始める二人。でもここではまだ全貌は明かされません。ジョーンの吹き替えは高島雅羅(たかしまがら)、銀河万丈さん(後のコロンボの吹き替え担当)の奥さんです。
● 家に戻ってからの妻(キャロル)との会話。話の機微(きび)は大人になるとわかると思っていましたが、・・・なるほど。
(==;
アカプロコってそんなにいいところなのか。突然、明日旅行なんて言ったら、着て行くものがないとか、美容院に行けないって逆に怒られそうだけど。
● すっかり機嫌を良くしたキャロル、彼女の扼殺(素手で喉を絞める)する場面。首を絞めようとしたら妻が振り返り、慌てて手を引っ込める。首を絞めている最中に電話がかかってきて鳴り止まない。事後、ジョーンが着てクリーニングの電話をかけたとき、指紋がつかないように受話器に巻いたハンカチをそのままにして外出、あぁ・・・と思わせておいて、戻ってきて回収するシーンなどなど、ちょっとヒッチコック風です。(「北北西に進路を取れ」は1959年公開)
● フレミングはいろいろ手強そう。なにしろ人の心を読むわけだし。会話の節々にも知性と教養が。でも殺し方は扼殺(やくさつ)と原始的。動機も金目当ての結婚からの浮気だし俗物的。絞殺ならまだしも扼殺って、余程の恨みがないとやり遂げれない気がします。
● 妻に扮してフレミングと飛行機に乗るジョーン。搭乗するなり喧嘩を始め、早々に飛行機を降ります。これがアリバイ工作。妻が死んだのはこの後、家に帰ってから物取りに襲われてと見せかけるというもの。なんて大胆な。どう考えてもうまく行くとは思えない。ノースリーブで短いスカートのジョーンは若さが溢れてしまってるし、マトリックスみたいな変なサングラスだし。これが本当に人の深層心理を逆手にとった計画なのか。
(==;
飛行機から降りようとしたら、もう離陸するので駄目!って言われたら面白かったのに。
d(^^)
● アカプルコから戻ったフレミング。恐る恐る部屋に入るとキャロルの倒れてた場所に死体のマーク。徐(おもむろ)に現れる刑事コロンボ。(このとき、既に番組は30分経過。全体の3分の1が過ぎてます)
「なんだ君は?」「ロス警察のコロンボです」「おかけになってください、あんまりいい話ではないんで」「家内になにかあったんですか?」「なにものか侵入して、殺されかけまして・・」「殺されかけた!?」
犯人よりも驚く私。まだ生きているんだ。古畑任三郎でもこんな展開あったなぁ、小堺一機の回だったか。こっちが元ネタか、もっと元もあるでしょうが。あっもう、ヨゴザンスとか言ってるwww。
● 病院に行くコロンボとフレミング。ここからしばらく、NHKでの放送ではカットされてた部分。フレミングの声はピカード館長(麦人)になってるし、コロンボの声は石田太郎(銀河万丈?)です。面会謝絶のところを無理に会おうとするフレミング。待たされる間のコロンボとの会話。コロンボが医師を探して、メキシコの警察に電話したこと、夫妻の写真をスチュワーデスに見せ顔の確認をとったこと。(FAXでだけど)。こいつできる・・・。フレミングの友人、検事のバートが現れ、早く犯人を捕まえろとコロンボにプレッシャーをかけます。コロンボはフレミングが部屋に戻ったとき、無言だったことが気になると言い出すと、見当違いだと窘(たしな)められます。こんな重要なシーンがカットされてたのか!?
● 面会の許可が下り、病室に向かうフレミングとコロンボ。病室の前で警備に止められます。「今は誰も病室に入ることができません。意識が戻ったので、医者が来ているので」動揺を隠せないフレミング。ドアが開き医者が出てきて、妻が死んだことを告げます。意識が戻ったんじゃないのか。最後に一言夫の名前を呼んだとか。
う~ん、不思議だ。なぜか犯行がばれるの心配している自分がいる。これも倒叙モノの魅力のひとつか。
● 精神科医のオフィス。世間話をするコロンボ。カミさんの妹の居間に置いてある腎臓の形をしているコーヒーテーブルって何!?
w( ̄△ ̄;)w
これが作り話だとしたらそれこそ天才だww。フレミングの荷物が旅行で4kg減ったこと、キャロルの旅行の時の服と手袋が見つからないこと。コロンボのしつこさに嫌気が差してきたフレミング。しかし手袋は。・・・まさかジョーンが。
● ジョーンがフレミングのマンションに。手袋工作をしてると鍵がガチャガチャ。コロンボ登場、こういうのは令状が必要なんじゃ。予定通り、クリーニング屋も来て、服も発見。犯人が自供したとの連絡もあり、一件落着。ヨヨイヨヨヨイヨヨヨイヨイ、あ、めでていな。
えっ!?犯人が自供。今度は私より驚くフレミング。今度はそうきたか、いろいろ盛り込まれています。
● 圧力で捜査から外されることになったコロンボ。それをフレミングに伝えにいきます。ちょっと不機嫌、食って掛かるような場面も。私を患者にしてくれと言い出すコロンボにフレミングは呆れ、その厚かましさに敬意を払います。でもコロンボを道化というのはわかる。でも妖精に例えるのって・・・。まさかフェアリーとかエルフじゃないよね。ゴブリンって言ったのかな。
「いっぱいどうだね?」とフレミング。「いただきます」とコロンボ。勤務中じゃないのか。
(^^;
「わたしゃミステリィが好きでね。気晴らしにはもってこいです」とコロンボ。「ミステリィってやつは現実とは大違い、犯人が必ずつかまるけど、現実の事件じゃそうはいかない」とコロンボ。
「君は優れた知性を持っているがそれを隠している。道化のような振りをしている。なぜか、その外見のせいだ。外見のせいで押しも利かないし、尊敬もされない。が、君はその弱点を武器にする。君は不意打ちをかける。見くびっていた連中は、そこで見事につまづく。今夜の訪問もそうだ。」
よくわかってらっしゃるとコロンボ。というよりは、こう、犯人を饒舌(おしゃべり)にさせてしまうところが凄いと思うけど。
● コロンボのターゲットはジョーンに。ここから画面から目を離せなくなります。感想が書けな~い!
相手をしないジョーンを問い詰めていくコロンボ。徐々に感情的になるジョーン。「もう担当でもないくせに」という言葉にコロンボは、実はまだ担当。圧力がかかったが、上司はそういうことが嫌いな人間で、この件を詰めてくれといわれたと説明します。・・・上司って、マーク・ハルプリン次長なのかな。
弁護士を呼ぶというジョーンに、容疑を聞かれたら殺人の共犯と伝えるようにいうコロンボ。「あんたが殺したも同然だ」畳み掛けるコロンボに観念したかのように見えたジョーンでしたが、最後跳ね除けます。
「フレミングは1つだけミスをした。あんたを使ったことだ、弱いあんたをね」「あたしゃあんたを落としてあいつを逮捕する」と宣言するコロンボ。この辺は台詞ひとつひとつが緊迫、仕草ひとつひとつに重みがあります。
・・・それにしても凄い髪型だ。( ̄△ ̄;)エッ・・?

~ここからオチ、まだ見てない人は見てから読むことをお勧めします~

【 オチの感想 】ネタバレ注意!
● 残り9分、どうやって終わらすつもりなんだろう?思い出すことができません。
(^^;
● 次の日、時間になっても診療にこないジョーン。フレミングの秘書が電話をすると、検死局の人が出て事故があったという。ジョーンの家に向かうフレミング。待っていたのは苦虫を噛み潰したような顔のコロンボ。フレミングと入れ違い、ジョーンの死体が運ばれていきます。自殺、睡眠薬を多量に飲んだもよう。えっ!死んじゃったの!?
(; ̄Д ̄)なんじゃと?
「これは一生、私の責任として背負っていきます」とコロンボ。「でもあんたにも責任がある。彼女はあんたを守るために死んだのだから」
そしてこう告げます「おめでとう、あんたこれでもう一生ご安泰だ。ただ一人の証人だったからねぇ。もう私にはなんにもできない。あんたは天下晴れてシロだ」沈黙するフレミング。
「しかし同情すべき点もある」とコロンボ。「どういう事だそれは」とフレミング。「彼女ですよ、あの人のために殺しまでやったのに、いざとなったらその彼女がいないだから」続けるコロンボ。「これからは寂しくなる、どうですかこの際、一切合切話したら」自白を勧めるコロンボ。しかし、フレミングは彼を笑う。「やはり君はおかしな男だ」「私は彼女を愛してなんかいなかった」「妻を殺したのは僕のためであって、大部屋女優のためではない」「えも殺しに手を貸したんだから結婚しなけりゃならないでしょう」「そうとは限らない、事故で死ぬこともありうるし・・・」「そこまで計画してあったの、レイ」会話をさえぎる女の声。振り返ったフレミング、視線の先にはキャロル!?いや自殺したはずのジョーンが。これはコロンボの罠、替え玉には替え玉を。運ばれたのはジョーンの死体に扮した婦警でした。「供述してくれますね」ジョーンを連れて行くコロンボ。一人タバコを吸うフレミングを横にTHE ENDの文字。
やりましたね、コロンボ警部。誘導の仕方が巧すぎ。台詞は書ききれませんでしたが、犯人のプライドや教えてやるよ感を煽るコロンボの言葉。ジョーンを殺す気なんて、さすがになかったと思うのですが、すっかりそういう話になってるし。ジョーンがキャロルの服を着てたのは、既にコロンボの説得に応じてからか。あの険悪だったジョーンをどう協力させたのか、その辺を匂わせるラストにしてほしかったものです。

【 出演 】
♂ コロンボ警部 / ピーター・フォーク(小池朝雄)
♂ レイ・フレミング(精神分析医)/ ジーン・バリー(若山弦蔵)
♀ ジョーン・ハドソン(女優、フレミングの患者)/ キャサリン・ジャスティス(高島雅羅)
♀ キャロル・フレミング(フレミングの妻)/ ニナ・フォック(谷育子)
♂ バート・ゴードン(フレミングの友人の検事)/ ウィリアム・ウィンダム(寺島幹夫)
 
【 薀蓄 】
● 1968年2月20日 米NBCの『ワールド・プレミア』という番組(単発のテレビ用映画を放映)の1本。
● ピーター・フォークは、このときまだ40歳だった。
● 原題の「PRESCRIPTION:MURDER」を直訳すれば『処方:殺人』。これは処方箋の書式にかけている。


( オムニセブン )


 


◆ 死者の身代金

【 データ 】
● 初放送:1973年4月22日
● タイトル:死者の身代金
 Ransom for a Dead Man
● 犯人:女性弁護士
● 脚本・制作:ディーン・ハーグローブ
● 原案:リチャード・レビンソン
 &ウィリアム・リンク
● 監督・製作総指揮:リチャード・アービング
● 音楽:ビリー・ゴールデンバーグ

● 演出:左近允 洋
● 翻訳:飯嶋永昭
● 追加翻訳:岸田恵子

 

【 感想 】
● 殺人処方箋に続いての単発モノ。パイロット版として作られ、前作の人気も手伝ってか、視聴率37%を記録。見事シリーズ化に漕ぎ付けています。殺人処方箋と違い、コロンボ風味がたっぷり。基本パターンが完成されています。むしろ本シリーズより脂がのっているのでは。これが2作品目とは思えない出来です。
● 犯人は女流弁護士。仕事のウサは自家用セスナを飛ばして晴らすレスリー・ウィリアムス(リー・グラント)、吹き替えは山東昭子さん。殺したのは同じ弁護士の夫、ポール・ウィリアムス。またも夫婦間の事件。それも金銭・地位目当てで結婚した相手の殺害。子供の頃は愛情なしの結婚なんて考えられない!と思っていた私ですが、実際はそうでもないんだなぁ。大人になるにつれていろいろわかりました。詳細は自粛ですが・・・。
zzz(ーー;
● レスリーが夫を殺すシーン。手抜きのストップモーションアニメのような演出。また車で運んだ死体を崖から落とすシーン。無表情にその行方を見ているレスリー。その目から十字の光が。次の自宅に帰るシーンのヘッドライト(クロスフィルター使用)の合成です。こういう演出は斬新ですが、視聴者に受け入れられるかは微妙。いまだテレビ局にクレームを言う人がいるかも。
こんな試みが行われていた70年代のテレビ。テレビもまた若かったんだなぁ。
● 夫が誘拐されたかのように見せかけるレスリー。さっき自分で殺したのに。冒頭の新聞の切り貼り、やっぱり脅迫状だったのね。友人に時間指定で電話するように頼んだのも。捕まるリスクを高めてまで、なぜそんなことを。犯行、動機が明らかなのに、その後謎の行動をとる犯人。その理由が徐々に明らかになるという展開が巧みです。
でもおそらく脅迫状はレスリーの指紋だらけ。友人からの電話を犯人からと装っても、録音テープを使って夫からの電話に見せかけても、通話記録を見られれば万事休す。いろいろ穴だらけのような、物証が多過ぎ。
● ポールの娘、マーガレット。歳の近い継母(ままはは)とは始終対立しているもよう。父が誘拐されたとの知らせに、スイスの学校から戻った彼女にレスリーが一言。「あら、あなた帰ってきたの?」。・・・普通戻ってくるだろう。
m(==;
● コロンボの登場は12分過ぎくらい。玄関先でボールペンがないとお騒がせ。殺人処方箋では借りたボールペンをそのまま持っていって、返すのを会う口実にしてた。ボールペンにはこんな使い方があるんだな。
● 誘拐事件はFBIの管轄らしい。コロンボは地元の案内係。(ロス市警は所轄で、FBIは本店?)。のらりくらりと捜査に参加します。FBIに取り入るレスリー。レスリーの挙動に不振を覚えるコロンボ。夫からの電話、身代金の受け渡し。口をはさむコロンボにカールソン捜査官はイライラ。カールソン、あなた疲れているのよ。夫の死体がまたまたレスリーを疑うコロンボに「君がもしあの人を疑っているのなら、下衆(げず)の勘繰りもいいところだぞ。これはFBIの事件だ。田舎の警察の君が口出しすべきことじゃない。」と怒りを爆発させます。難しい日本語知っているなぁ。
しかし、コロンボも負けてません。「これは単なる誘拐事件じゃなく、殺しと決まったんですよ。つまりこの事件は私の畑だ。後へは引けませんなぁ」と釘を刺します。言うべきことは言う。コロンボかっこいい。
● るんるんるん♪ お悔やみの一同、FBIも帰り、芝居から開放されたレスリー。鼻歌交じりでステップを踏みます。その姿を見て唖然とするマーガレット。「こうなればいいと思っていたのね」葬儀の場でレスリーを平手打ち。・・・すげぇ。
その夜、レスリーはマーガレットを呼び、伝えます。身代金のため全財産を処分したので、払う学費がないとのこと。なるほど、そうか。ただ夫を殺したのでは、遺産の多くがマーガレットに渡る。でも財産がなければ・・・。それでこんな狂言というわけか。頭がいいといろいろと考えるんだなぁ。
● 残された空の鞄、撃たれた弾の角度。根掘り葉掘り聞き出すコロンボに、イライラし始めるレスリー。突然、マイケルに「今からコロンボさんと二人で飛んでくるわ」と電話。「飛んでくる!?」慌てるコロンボ。「同じ話するにしても広い方がいいでしょ」。あぁ、このシーンは覚えてる。www
垂直上昇、宙返り、錐揉み飛行。無口になるコロンボ、挙句の果てに操縦桿(かん)を渡されます。
えっ~~~!(^。^;
これはこの番組で数少ないアクションシーンの1つです。
● バーニーの店にコロンボを訪ねるマーガレット。よく店がわかったなぁ。コロンボにレスリーの悪女ぶりを訴え、彼女が犯人だと主張します。彼女の話を聞きながら、自分の推理を仄(ほの)めかすコロンボ。これは彼女を利用するつもりでは。あ~ぁ、その気になったマーガレットは証拠をでっち上げちゃった。
(=。=;
● コロンボ警部、またも担当替えになったとの報告。でもレスリーは何もしていないような。ひっとしてこれは犯人を安心させるための嘘!?

~ここからオチ、まだ見てない人は見てから読むことをお勧めします~

【 オチの感想 】ネタバレ注意!
● 残りは10分ほど。思い出してきた。
● 夜。家に戻ったレスリー。突然、彼女に向かって銃声が。飛び上がって驚くレスリー。椅子に座って銃を構えているマーガレット。あの晩、レスリーがそうしたように。次は空砲じゃないかも、凄むマーガレット。しかし結局最後はレスリーに捕まり詰め寄られ、今すぐ出て行けと怒鳴られます。財産をせしめた上に今度は叩き出すのか?虫が良すぎると訴えるマーガレット。レスリーはマーガレットが取引するつもりであると察し、5年間、毎年20,000ドルの振込みを提示。マーガレットは毎年25,000ドル。今年の分はキャッシュで明日手渡すことを要求します。金の力って凄いなぁ。25,000ドルっていくらだろう?1ドル360円の時代だから900万円位か。大金だね。
川 ̄∠ ̄川 フフフ
● 残り3分。空港のロビー、マーガレットと分かれたレスリー。ふと気が付くとコロンボの姿が。元気のないコロンボに、何かおごるというレスリー。今日はやさしいとコロンボ。空港のレストランで乾杯です。
「私も一時は諦めかけましたよ」とコロンボ。その前に届いたのは、マーガレットに渡したはずの現金。これが動かぬ物騒。「マーガレットは私に頼まれてやったんですよ」、すべてを察したレスリーは「頭いいのね」と敗北を認めます。
・・・なるほど。マーガレットとコロンボが対立するところを見せる。自分が担当を離れたと告げる。夜中に900万の現金を用意させる。こうなると用心深いレスリーも引っかかりそうです。
● これはおとり捜査?ちょっと違うか。どのみち違法のような気はしますが。弁護士なのにその辺のことクドクド言わず、ぱっと敗北をみとめるレスリーの気風(きっぷ)の良さがいいです。
● 最後、大金が目の前にあるのに、ツケで支払いをしようとするコロンボwww。あ、またボールペン借りてる。
(^^;

【 出演 】
● コロンボ警部 / ピーター・フォーク( 小池朝雄 )
● レスリー・ウィリアム / リー・グラント( 山東昭子 )
● マーガレット・ウィリアム / パトリシア・マティック( 上田みゆき )
● カールソンFBI主任 / ハロルド・グールド( 北村弘一 )
● ポール・ウィリアムス / ハーラン・ウォード( 水島晋 ) 

【 薀蓄 】
● ハスラー、コロンボ登場。バーニーの店のシーンで、ビリヤードをするシーンが。実はピーター・フォークのビリヤードの腕前は有名なのだとか。そう聞くと3打目で手玉を落とすのも、シナリオ通りにやってるように見えます。
● コロンボの好物はチリ、早速出てきました。正確にはチリコンカン。メキシコ風のアメリカ料理だそうです。挽肉とタマネギを炒め、そこにトマト、チリパウダー、水煮したインゲンマメ(金時豆、赤いんげん豆やピントビーンズなど)などを加えて煮込んだものらしい。一度だけ食べたことがありますが、あまり美味しくなかったな。店が悪かったのかな~ぁ。
●「バーニーの店」(BERNY’S BEANARY)は、ロサンゼルスに実在する店だそうです。
 Welcome to Barney's Beanery – Barney's Beanery
● 空港のレストランでコロンボが頼んだのは吹き替えではグレープジュースとなっている。しかし英語ではルートビア(root beer)。アルコールを含まない炭酸飲料の一種だそうです。