★[特撮ドラマ]ウルトラQの感想(第09話 クモ男爵、第10話 地底超特急西へ、第11話 バルンガ、第12話 鳥を見た)再作成版

登場はバルンガ、M1号と地味目。でもそこに味がある第9、10、11、12話をどうぞ。


★ 作品全体の情報、感想はこちら( ウルトラQのすべて )をご覧ください

 
    

 

◆【009】クモ男爵

 

ストーリー

夜のドライブで道に迷った万城目たち。古びた洋館にたどり着くが・・・。

データ

初回放映:1966年02月27日
製作順:13
怪獣:大グモ タランチュラ
スーツアクター:操演のみ
監督:円谷一
英文タイトル:The Spider Baron
ゲスト:
  若林映子(今日子)
  鶴賀二郎(竹原)
  永井柳太郎(灯台長)
  岩本弘司(灯台職員・竹井)
  滝田裕介(葉山)
 
 
 

感想(ネタバレ注意!)

今回は巨大な蜘蛛、タランチュラ登場。蜘蛛は大きくするだけで十分怪獣になれます、こわ~。1cmの蜘蛛でも嫌なのに、こんなの出てきた日にゃ、あんた、もう。鳴くのがまた不気味。
(=。=)

オープンカーでドライブ、この頃の青春って楽しそう。でも車の性能は悪いし、道路インフラも整備出来てないから、沼に落ちゃうんだなぁ。

「銭の花の色は清らかに白い。だが蕾は血がにじんだように赤く、その香りは汗の匂いがする」。加代の駄目旦那、滝田裕介登場。大西館の主人(神山繁)はどこだ。

ダリ的な絵って、どんな絵だったんだろう? 気味の悪い絵に違いはないけど。ダリはこの頃はまだ60歳くらいか・・・。

今日子役の若林映子さんは1967年、「007は二度死ぬ」で浜美枝と共にボンドガールを演じたらしい。

勝手に洋館に侵入、あれこれ物色して、ワインは飲み放題。クレームをつけてくるやつは車で轢き殺す。挙句の果てはローソクにつけた火が原因で洋館焼失。大きな蜘蛛に見える演出で本当は館の主人だったとしたら・・・。万城目一家の極悪クライムドラマとしても楽しめます。
(^。^;

■ 本編を観たい方は・・・
 
クモ男爵
ウルトラQ 第09話 クモ男爵
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ナレーション

オープニング
夜の蜘蛛は悪魔の使いとして恐れられています。今夜は闇の中から突然姿を現し、人を襲う蜘蛛の物語です。
エンディング
悪魔の使いとして恐れられている夜のクモにも人間に変身したという悲しい物語があります。人を襲うのは人間に返りたい一心だったのかもしれません。あなたの庭先で夜、クモに出会っても、どうぞそっとしておいてください。
  

薀蓄(うんちく)

ロケ地:観音崎灯台
タランチュラの登場シーンは全て操演で行われた。劇中の所々で操演用の糸が映ってしまっている。
ラストで崩壊する洋館のシーンでセットを崩すスタッフの手が映っている。

 

◆【010】地底超特急西へ

 

ストーリー

舞台は地下を時速450㎞で走る超特急、中で暴れるのは人工生命M1号。

データ

初回放映:1966年03月06日
製作順:28
怪獣:人工生命M1号
スーツアクター:中村晴吉
監督:飯島敏宏
英文タイトル:
ゲスト:The Underground
Super Express to the West
  石川進(新東京駅・西岡主任)
  塚本信夫(相川教授)
  山村哲夫(イタチ)
  青柳直人(イタチの相棒・ヘチマ)
  奥村公延(いなづま号・小山運転士)
  松山照夫(川田記者)
  大塚周夫(靴磨きの客A)
  和久井節緒(靴磨きの客B)
  岡田光広(乗務員D)
  由木光(乗務員B)
  済藤真理(乗務員C)
  毛利幸子(乗務員A)
  矢野陽子(いなづま号・ガイド)
  長沢隆光(マスター)
  金城哲夫(いなづま号車掌)
  中曽根雅夫(新聞記事場面アナウンスの声)
  中曽根雅夫(M1号(ラストの台詞))

感想(ネタバレ注意!)

時速450Km、まさに夢の超特急。4/5を地底を走るとは良い線行ってます。でも駅に靴磨きがいるところが60年代。当時の人が今の新幹線をみたら速度より、その過密ダイヤに驚くと思います。

蓮っ葉、ツラ、姉御、べらぼう、へぇんな。靴磨き小僧、イタチが発する言葉が一々泣けます。

「ピョコン、ペタン、ペッタンコ♪」今度は石川進がでてきたか・・・。
(ノ゚ο゚)ノ オオオオォォォォォォ-

M1号・・・。もしかして、浜田雅功のお父様?

結局、見殺しにされるイタチ。時速600キロで北九州駅、車止めに衝突。「あ~、保管ロッカーがあった~!!」って、それで済むのか石川進。
(--;

最後はよくわからないですが、ふたりは地球の軌道に乗った模様。(いたちは保管ロッカーに入っていた?)
「私はカモメ」って、研ナオコ? あれは「カモメはカモメ」か。テレシコワね。

■ 本編を観たい方は・・・
 
地底超特急西へ
ウルトラQ 第10話 地底超特急西へ
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ナレーション

オープニング
あと十五分で発車します。地底超特急、いなずま号に乗って、最高時速450キロの旅が始まるまで、あと15分です。そうです、事件はこの十五分間に起こったのです。
エンディング
なし 
 

薀蓄(うんちく)

大塚周夫が靴みがきの客で出演している。
最後のM1号の台詞は後にウルトラマンの声を担当する中曽根雅夫氏によるものである。
ロケ地:東京交通会館、こどもの国、東京駅八重洲口構内

◆【011】バルンガ

 

ストーリー

東京に風船の化け物がでたってさぁ。東京も大変だねぇ、どういうことなんのかしらぁ

データ

初回放映:1966年03月13日
製作順:16
怪獣:風船怪獣バルンガ
スーツアクター:ー
監督:野長瀬三摩地
英文タイトル:Balloonga
ゲスト:
  青野平義(奈良丸明彦)
  草川直也(医者A)
  田中志幸(対策本部長)
  鈴木治夫(調査部係員)
  永井玄哉(警官)
  井上千枝子(老人ホームの老婆)
  小沢憬子(家政婦)
  記平佳枝(看護婦)
  中江隆介(院長)
  高橋征郎(サタン1号パイロット)
  橘正晃(記者A)
  大塚秀男(医者B)
  勝部義夫(東都新聞記者)
  清野幸弘(通信員)
  新野悟(通信員)
  増岡弘(病院の見舞い客の声)

感想(ネタバレ注意!)

宇宙では風船ってどうなるんだろう?

今度は黄門様(西村晃)の登場かと思ったら、全然別の人(青野平義)でした。

「今日は詩人ねぇ」(今日子)、「腹がへっているものでねえ」(淳)wwww

エネルギーを食べて成長するバルンガ。どんどん大きくなっていきます。・・・そういえば最近、アドバルーンって見ないなぁ。

走ってる車が全部レトロ。なんであんなにハンドルが細いんだ。

バルンガ対策で都内全域に送電停止を発表する対策本部長。そんなことしたら大変なことになるとマスコミは大騒ぎ。計画停電なんて言葉、まだなかったんだろうなぁ。バルンガより怖い原子力発電所事故。

神の警告、バルンガ。なぜ初めから太陽にいかなかったのだろう?

特撮とはいえ、台風の洪水被害が凄すぎる。

御茶ノ水の聖橋。あんまり変わっていないのに驚き。

はっと気が付きましたが、ネオウルトラQの9話、「東京プロトコル」に登場する吸引怪獣プラーナって、バルンガのことなのか?


 
■ 本編を観たい方は・・・
 
バルンガ
ウルトラQ 第11話 バルンガ
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ナレーション

オープニング
着陸直前の宇宙船を襲った事故。宇宙空間に無数の星間物質が漂っています。大きさも大小様々。だがなぜそこに風船が。

エンディング
明日の朝、晴れていたらまず空を見上げてください。そこに輝いているのは太陽ではなく、バルンガなのかもしれません。
  

薀蓄(うんちく)

名称はバルーン(風船)に由来。
ロバート・シェクリィ「ひる」に登場する宇宙生物が元ネタといわれる。
ロケ地:国立科学博物館、世田谷通り(世田谷区大蔵3丁目)、御茶ノ水 聖橋、真名瀬海岸、豊洲、道玄坂上交差点付近、東宝スタジオ、水野ビル、晴海埠頭

 

◆【012】鳥を見た

 

ストーリー

鳥を見た。・・・ヒッチコックの、鳥を見た。(^。^;

データ

初回放映:1966年03月20日
製作順:6
怪獣:古代怪鳥ラルゲユウス
スーツアクター:
監督:中川晴之助
英文タイトル:I Saw A Bird
ゲスト:
  中山豊(漁師)
  日方一夫(港市警・警部補)
  勝本圭一郎(漁師(古代船発見者)B)
  安芸津広(年配の漁師)
  坪野鎌之(漁師(古代船発見者)C)
  神田正夫(漁師(三郎の叔父)A)
  津沢彰秀(三郎少年)
  馬渕功(動物園守衛A)
  伊原徳(飼育係)
  満田かずほ(警官)

感想(ネタバレ注意!)

深夜の動物園で何が起きたのか、飼育員が死ぬ前に発した言葉は「鳥を見た」。漁村に流れ着いた古代船、航海日誌の最後に書かれていた一言もまた「鳥を見た」。その正体は古代怪鳥ラルゲユウスでした。

特撮シーンはラドンからの流用、カラーだったはずだけど、白黒に焼き直したのかな?

三郎少年の境遇がよくわからないので、いまひとつ共感できないなぁ。

文鳥がラルゲユウス化したかと思ったら、少年の上空を飛んでさようなら。ここから物語があると思ったのに。

■ 本編を観たい方は・・・
 
鳥を見た
ウルトラQ 第12話 鳥を見た
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ナレーション

オープニング
その朝静かに眠る動物園を襲った恐怖はいったい何か。そして倒れていた男はどんな鳥を見たのだろうか?
エンディング
なし 
 

薀蓄(うんちく)

突風による破壊シーンのフィルムは殆どが東宝映画『空の大怪獣ラドン』からの流用
放送当時の出版物では「ラルギュウス」、「ラルゲリュース」、「ラルギュース」と書かれていた。
三郎少年役の津沢彰秀は後のホシノ少年(ウルトラマン)
ロケ地:福浦港、弓ヶ浜、真鶴港

 

◆本編を観るには・・・

 

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2稿:2017年10月26日、テレビの悪足掻き
初出:2015年03月03日、テレビの悪足掻き