★[人形劇]サンダーバードの感想(第9話 ペネロープの危機、第10話 ニューヨークの恐怖)


● いよいよペネロープが大活躍、パーカーって頼りになるなぁ。執事はイギリスに限る。


★ 作品全体の情報、感想はこちら( サンダーバードのすべて )をご覧ください

● 1966年06月12日【009】ペネロープの危機 The Perils of Penelope
● 1966年06月19日【010】ニューヨークの恐怖 Terror in New York City


 

◆【009】ペネロープの危機 The Perils of Penelope

● いよいよペネロープが大活躍、パーカーって頼りになるなぁ。執事はイギリスに限る。

【 データ 】
● 初放映:1966年06月12日
● ゲスト声優:中村正、笹本幸夫、森山周一郎、吉田一男

【 感想 】ネタバレ注意!
● 太陽号の打上げ中継。今回はうまくいくのかな。前回も打上げはうまくいっていたか。これは「歴史的な打上げ」と説明するアナウンサー。特に代わり映えはしないようだけど・・・使いまわし? 打上げ成功。
ファイヤーフラッシュもそうだけど、模型の出来がいいので1回しか登場しないのはもったいない。使いまわさなきゃ損々、視聴者も見たがっています。
成功称え合うボレンダー博士とジェレミー卿。二人の会話からこのロケットが海水から取り出した燃料使っていることがわかります。原子炉の危機の回では海水から真水を取り出していましたが、それより凄い。もっともバック・トゥ・ザ・フューチャーではゴミを燃料にしてたので、そっちの方がもっと凄いですが。
● パリへ向うペネロープ。サンダーバード創設時にお世話になったジェレミー卿から相談と受けたと言う。さっきの卿だな。エッフェル塔、凱旋門、ルーブル美術館、賑わう酒場。そういった描写はまったく登場しませんが、それでもここはパリです。こんな夜遅くに会うのはそのためか。
郊外のカフェでくつろぐペネロープとジェレミー卿。ペルノーを飲むのを楽しみにしていたとペネロープ。ペルノー? 調べてみるとペルノーはアブサンのこと。アルコール度数が高く70%前後のものが多く、低いものでも40%程度、製品によっては89%を超えるものもあるらしい。ペネロープ、やっぱり酒豪だったか。新聞を読む振りをして二人を伺う怪しげな男。他に客がいないので目立ちます。www
ジェレミー卿の頼みとはボレンダー博士のこと。国際会議以来、行方不明になっているらしい。太陽号が博士の発明した海水燃料を使っていた聞き驚くペネロープ。ジェレミー卿の声は中村正。奥様は魔女のオープニングナレーションや巨人の星の川上哲治役。懐かしいなぁ。
● 乾杯と上げたグラスが銃声と共にバキンと割れます。新聞男と思いきや、既に彼の姿はなし。
「申し訳ありません、毒が入っておりましたので・・・」とパーカー。ピンクのロールスロイス、ペネロープ号。装備された銃から発射したもよう。・・・なにも撃たなくても。それにしても凄い射撃の腕前。パーカーには過去があるけど、その話は別の回か。
● 毒を仕込んだのは新聞男。男の忘れた紙マッチ、そこに描かれた家紋が手がかり。ペネロープはジェレミー卿とともに家紋記録保管所(どんな商売だ)へ。でもこれは罠。二人は家紋記録保管所の地下室に閉じ込められてしまいます。しかしペネロープ、その時少しも慌てず。またもパーカー。ペネロープ号で扉を根こそぎ破壊。難を逃れます。パーカーって便利。
● ボレンダー博士が消えたという高速モノレールに乗り込むペネロープとジェレミー卿。この辺りでそろそろトレーシー一家も出動の準備です。ココアが飲みたいというペネロープに無線で「そんなことだろうとバックに入れておきました」とパーカー。パーカーやさしい、ペネロープ(以降ペネ)、そんなことも気が付かないのか。www
● 今回の目玉模型は完全自動制御・高速モノレール。懸垂式。上野の動物園にある形、いまでは珍しいなぁ。チューブの中を走る車や地面から浮いて走る自動車、結局実現しなかったな。
● ネグリジェ姿が悩ましいペネ。物音を聞きつけ荷物室へ。ひとりで行っちゃ、危ないよぉ~。案の定敵に捕まってしまいます。ジェレミー卿いたのか。敵のアジトでボレンダー博士と再会。敵の正体はゴッドバー博士(声は森山周一郎)、名乗っても誰も知らない哀しさ。海水燃料で一儲けしたいらしい。秘密を話さないボレンダー博士、ペネを使った脅すらしい。ボレンダー博士の身内の方が脅しやすそうだが・・・。というわけでペネを梯子に縛りつけ、モノレールの通路に掲げるゴットバー博士。蟀谷(こめかみ、テンプル)に銃を突きつけた方が簡単そうだけど・・・。
● 敵陣に乗り込むアラン、大立ち回り。いろいろハラハラあって、間一髪、ペネを救出する(梯子のワイヤーを鉄砲で撃つ)バージル。ペネの頬に乗せるバージルの手が男らしい。その上を通過する高速モノレール。結局、ゴッドバー博士はどうなった。
● 一転、賑わうパリの街。なんと実写できました。でもなんかパリって、五反田みたいだなぁ。再びレストラン。ご機嫌斜めなアラン、せっかく初めてのパリなのに、このカフェはなんだ。気に入らない模様。でもミンミンが現れて、ご機嫌に。
ペネは乾杯の踏ん切りがつかない。この事件は乾杯にケチが付いたのが始まり。また何か起きたら・・・。グラスを上げるとまた爆発音。また誰が・・と思ったら花火でした。今日はお祭りなのかな。

 


 
【 ペネロープ・クレイトン=ワード(Lady Penelope Creighton-Ward) 】
● 声:シルヴィア・アンダーソン / 黒柳徹子
● 2039年12月24日生まれ(26歳)。
● 通称レディ・ペネロープ。
● 国際救助隊の理念に共感し、専属諜報員として協力している。
● 貴族の子女で、ロンドン郊外の彼女の邸宅が救助隊のロンドン支部である。
【 薀蓄 】
● 本国イギリスでは、「レディ・ペネロープのティーセット」、「ペネロープのドレッサーセット」、「ペネロープのジュエリーセット」などの女の子向けおもちゃが存在していた。


【 アロイシャス・パーカー(Aloysius Parker)】
● 声 – デビット・グラハム / 今橋恒
● 2013年5月30日生まれ(52歳)。
● ワード家(ペネロープ)のバトラーでFAB-1の運転手。
● 元は金庫破りで、ペネロープに逮捕された。この縁で、出所後に彼女の執事となった。
● 裏社会では『ノージー(鼻)』と呼ばれていた。常に金庫破りの七つ道具を持ち歩いている。
● ロンドン出身で強いコックニー訛りを話す。シチューが大好物。
● 一説では、ワード家(ペネロープ)の料理人リルと夫婦であるとされている。

 

 


 

◆【010】ニューヨークの恐怖 Terror in New York City

● 2号がアメリカ海軍からミサイル攻撃。エンパイヤーステートビルの引越し中に事故発生!

【 データ 】
● 初放映:1966年06月19日
● ゲスト声優:宮田光、富山敬、富田耕吉、石森達幸、高橋英夫、安田隆久、篠原大作、平野昇

【 感想 】ネタバレ注意!
● 今回はニューヨークが舞台が・・。石油コンビナート(?)の火災を消火した1号、2号。それを遠巻きに見ていたテレビキャスター ネットとカメラマン ジョー。サンダーバード1号をこっそり撮影。カメラ探知機作動。
「撮らない約束でしょ!」「そんなん知らん」「いけず」
というようなことを英語で話すスコットとネッド。言うこと聞かないんだったらこうしてやる! とスコットは電磁気でビデオテープを消去。「本当に消えた」と驚くジョー。ドヤ顔のスコット(見えないけど)。生放送じゃないのか、今だったらマスコミの数が多すぎて、対応できないだろうなぁ。
● 帰路。2号が最新鋭ミサイル巡洋艦センチネル号(アメリカ軍)に遭遇。未確認機ということで攻撃を受けます。1回目の攻撃は何とかかわすも、2回目で被弾し、急降下するサンダーバード2号、火災を起こし、気を失うバージル。どうした!バージル大丈夫か!!
このシーンは結構迫力があります。海面スレスレでなんとか持ち直す2号。満身創痍で島に向います。滑走路の消火設備を起動、ゆっくり降下する2号、車輪が壊れ胴体着陸。火達磨になる2号。あぁ~ぶつかる!! 見応えのある、緊迫のシーン。アニメでは真似ができないかも。
● テレビ中継を見つめるトレーシー一家。レポーターはネッド、1号を撮影しようとやつだと呟くスコット。あいつならやりかねんとパパトレーシー。今日の世紀の一瞬はエンパイヤーステートビルの引越し。なんとそのままの状態での移動です。ビルの1.5倍はある超巨大トロッコ。トップをねらえ!2で地球を運んでいるのを思い出しました。
別に1棟建てたほうが安上がりなんじゃないかと思う引越し。そして案の定運送途中で事故、ネッドもジョーも穴の中に落ちてしまします。ネッドの服ってドラゴンボールの胴着みたいだなぁ。
穴に落ちたネッド。眼球が飛び出し、首は辛うじてつながっているも、明らかに変な角度に曲がってます。土を握り締めた手に生への執着を感じます。人形と思えない形相でこちらを睨むネッド・・・と言うシーンが60年代にあるわけもなく、あっさり生きているネッド。国際救助隊に救援を求めるネッド。ケンカ売ってたのにこれか。
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● ブレインズの説明によるとエンパイヤーステートビルの下には河が流れているらしい。そうだわ、きっとそうだというミンミン。だったらそうに違いない。河を伝ってネッドの救出に向う作戦に決定。2号が壊れたので4号が単独走行、途中でセンチネル号に運んでもらう段取りに。さっきのお返しね。
水かさが増し、息もできなくなっているネッドとジョー。もうジョーは動きません。ジョーの声は富山敬。ただでさえ出番が少ないのに・・・。ジョーを殴ってもいいから連れ出せというスコット。鬼だ。
救助に時間がかかるサンダーバード。でも実際はこうなんだろうなぁ、むしろ今の番組よりリアルです。待ってられないネッドは配給された潜水着で河に入り、4号との合流にかけます。途中商工会館が崩れ出すスペクタクルシーンがありますが、無事2人を救助。めでたし、めでたし。テレビショーに復活したネッド。まだ車椅子姿。その会場には正装したトレーシーファミリーがありました。

 


【 オープニング 】
● オリジナル版では、バリー・グレイ作曲によるメインテーマ(インストゥルメンタル)が使用された。
● 1966年のNHK本放送版(日本での初放送)でもオリジナル版同様に、バリー・グレイ作曲によるメインテーマ(インストゥルメンタル)が使用された。
● 1967年のTBSでの放送から、メインテーマに歌詞をつけた日本オリジナルのボーカル曲として、ロイヤル・ナイツとビクター少年合唱隊による「サンダーバードの歌」(日本ビクター)が使用され、これが一番有名である。
● 1967年には、ハニー・ナイツによるカバーが発売された(東芝EMI)が、これはテレビ放送では使用されていない。

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初出:2015年11月19日、テレビの悪足掻き