★[バラエティ]探偵!ナイトスクープの感想(恐怖のグルグル公園、史上最高に怖い映画、背中に現れた謎の手!?)
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ちょっと怖い? どうして? 小技の利いてる小作品。探偵!ナイトスクープから3エピソード。
【007】恐怖のグルグル公園
依頼内容
弟達がグルグル公園と呼んで恐れていたその場所は私も何度も前を通ったことがあるのに公園とは気付かないほど地味なところでガラ~ンとだだっ広い草原にポツンポツンとグルグル遊具が点在していました。弟の案内で初級編というコーヒーカップのようなものから
もっとも手強いというパラボラアンテナ風のものまで数種類を試してみました。死ぬかと思いました。すきっ腹で行ったにもかかわらず、何かこみ上げてくるものが・・。しかも腹のたつことに周りから見ているとそんなに早くも苦しくも見えないのです。
そこで探偵様。どうかあのグルグルで楽しく遊べるものなら遊んでみせてください。
データ
探偵:田村裕
ロケ地:浜松市浜北区竜南緑地公園(通称:ぐるぐる公園)
感想(ネタバレ注意!)
まずは大きな地球儀を半分にしたような遊具。縦半分で中身をくり抜いた感じ。少し暗いけど雨風がしのげそうです。コーヒーカップのように回転、これが初級編か。すぐに田村の悲鳴が。見た目は大したこと無いような・・・。依頼者はまだ余裕。でもダメージを受けている二人。なんか笑える。
m(^。^)
続いて地面に円盤(大き目のフリスビーぐらいの大きさ)を棒で刺したような遊具。乗り方がわからない。イヤイヤ手本を見せる依頼者。勢いをつけて乗り、その力で回転させるもよう。乗るのが難しそう。回り始めると結構早く回ります。中心の棒に体を近づけると加速、これは辛い。「助けて~!!」と叫ぶ依頼者、自分では止められないらしい。完全にダウンの主婦麻紀子さん、ビニールシートにうつぶせ「後はよろしく・・・」www
田村、再挑戦。コケる。足でかいなぁ。依頼者再挑戦。なにやら解説を始めるも自爆。吐きそうになりながらまだ解説を続ける依頼者www。
自分そっくりのアシスタントに自分の身代わりをさせる田村。ほとんど吐きそうになりながら回るアシスタント堀田。降りた後も変な動きで公園をさ迷う。
見た目は大したことないように見えるのが悔しいという一同。私ももう若くないので、こんなのに乗ったらカタツムリ管が元にもどらなくなって一生メニエール病かも。
最後は最高難度、パラボラアンテナ型に挑戦。大きな円盤は4人が川の字に並べる程の大きさ。ポイントは傾斜、回転にあわせ、頭が上下する構造、これはきつそう。
(^^;
悲鳴をあげる4人。・・・4人目って誰? 生気を失う田村、これは拷問の器具か? 静岡県は浜松市にある正式名、竜南緑地公園だそうです。
正式名称は竜南緑地公園。
場所は浜北クリーンセンターの南側。
二番目に出てきたフリスビーはクネプフェ、ドイツ発祥の遊具。「世界の果てまでイッテQ!」でも紹介されたもよう。
参考
【008】史上最高に怖い映画
依頼内容
データ
探偵:竹山 隆範
感想(ネタバレ注意!)
依頼者に電話で依頼内容を確認、まずは朝日放送の映画に詳しいスタッフに当たる田村探偵。しかし知らないと答えるスタッフ平野さん。代わりに関西で有名なホラーコレクターを紹介してもらいます。誰だろ?
紹介されたのは役者の芦屋小雁さん。しかしまた知らないという答え。場面の切り替え、カメラアングル、効果音がちょっとホラー調。なかなか巧い。
依頼者が読んだという本「三才ブックス 実録放送禁止映像全真相」を入手。出版社を訪ね東京へ。ここで依頼者と合流。向かった先はライター植地毅さんの書斎。この人が本を書いたの? ホラービデオで埋まる部屋、しかし映画を見たことはないという。しかし新情報が。フィルムはアメリカでお蔵入りになったので、日本に渡ったとのこと。映画館では上映されなかったが、テレビで放映されたとの話。なんとあの淀川長治さんの「日曜洋画劇場」です。
つづいてテレ朝に。映画センター担当副部長の説明では、確かに放映され、なんとそれまでの最高視聴率を記憶したらしい。凄い。契約が切れたので当然、テレ朝にフィルムはなし。なるほど。
こういう番組って、どこまで下調べしてからロケに入るんだろう? まさかぶっつけ? もしそうならお蔵入り映像がたくさん、この番組のお蔵入り映像の方を見てみたい。
ここで小雁さんから電話。映画を見た人がいるとのこと。古沢監督、・・・って誰だろう?
古沢監督に聞き込み、樫原監督が見たとのこと。映画評論家の添野さんが持っているらしい。と言うことで関係者一同集まって上映会を。いいなぁ。麒麟の川島、突然登場。ちゃっかり上映会に参加。いいなぁ。
権利の問題で作品のテレビ放映はなし。
見ている一同の顔、感想は微妙。まぁ半世紀前の映画だしなぁ。日本的なホラーというコメントが気になる。
『シェラ・デ・コブレの幽霊』(シェラ・デ・コブレのゆうれい、原題:The Ghost of Sierra de Cobre、別題:The Haunted)は、1964年に公開される予定であったアメリカ合衆国製作のホラー映画作品。
モノクロ作品。
「サイコ」のシナリオや「アウターリミッツ」のプロデューサーとして知られるジョゼフ・ステファーノが、企画した新シリーズ「Haunted」のパイロット版として制作されたもの。
日本では、映画としての公開はなかったものの、テレビでは1967年に一度だけNETテレビ(現テレビ朝日)の日曜洋画劇場で放送されている。
『怪奇映画集』の番組名で『ミイラ男の呪い』のダイジェスト版との2本立てという形で放送された。
当時の新聞のラテ欄では『シエラデゴブレの幽霊』となっている。
20パーセント近い高視聴率を記録したが、全国放送されたのはこれ1回きり。
以前からホラー映画関係者の間では伝説的な存在であったが、テレビ番組『探偵!ナイトスクープ』の2009年8月28日放送分において本作を探して欲しいという依頼があり、この番組をきっかけにして一般にも存在が広く知られることとなった。
2010年2月6日にはホラー映画向上委員会の主催により、添野が所持するフィルムが神戸映画資料館で上映された。このほか2010年8月8日には、東京都江戸川区で開催された「日本SF大会2010」にて本作の上映が行われた。2010年9月17日には、金沢市で開催された「カナザワ映画祭2010 世界怪談大会」の会場である本多の森公園にて野外上映が行なわれた。
Google画像検索でシェラ・デ・コブレの幽霊を検索すると、映画のポスターやカットと思われる画像が見れます。
参考
【009】背中に現れた謎の手!?
依頼内容
データ
探偵:長原 成樹
感想(ネタバレ注意!)
ソファの上に長原探偵と依頼者、奥には友達。当時の状況を聞いてます。蕁麻疹かなんかかなぁ、たまたま手形みたくなったとか。実物を見せてもらおうと長原探偵、依頼者が背中を向き、シャツをめくったのをみて、驚きの声を上げます。一緒に私も声を上げました。「ぅわぁゎっ!!」。すかさずXファイルの音楽。これはくっきり人間の手形、依頼者の体をつかもうとしているように見えます。これはマジやばい。
ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ
でも特にその後、心霊現象が起きたと言うことはないらしい。ロケ中に死んだりしたら伝説になるけど、特にニュースになったりしてないから、それはないか。
病院にも行っていないという依頼者、ナイトスクープの医学担当という谷先生登場。背中を見て呆然。女性と抱き合ったまま、日に焼けたのではいう推理。病院は行かなくていいが、お祓いんはいった方がいいという結論www。
当時と同じ格好で同じ海岸に、現場検証開始。海草が張り付いていたのではという推理。海の専門家に相談することに。海洋生物研究家の新野さんに電話。あっさり否定される。次に科学担当の山田先生がネクタイ姿で登場。ナイトスクープ、顔が広い。しかし先生もお手上げ、しばし海をみて考えることに。気を取り直して、海に入る直前の動作を確認、先生がひらめきました。それは日焼け止めオイル。手についている状態で、腰に手を。その部分が焼けずに残ったので、このような手形の跡がついたのでは? なるほど。凄いな先生、面白いなこの番組。日差しが弱いので沖縄に移動、実験により見事に再現、証明されました。
人の肌もいろいろ、焼け易く、日焼け止めクリームも効きやすい人はこうなるんだろうなぁ。今まで心霊現象と思われてた極々一部はこれと類似したパターンかも。すっきり、解決。面白かった。
参考
2稿:2017年10月12日、テレビの悪足掻き
初出:2015年09月26日、テレビの悪足掻き