★[感想]キャスト・アウェイ【ネタバレ】

 感想記事の抜粋


原題 Cast Away
惹句 世界の果てで彼の旅が始まった…
監督 ロバート・ゼメキス
俳優 トム・ハンクス
女優 ヘレン・ハント
俳優 ニック・サーシー
蘊蓄 トム・ハンクスは本作の役作りのため22.7kg減量し、第58回ゴールデングローブ賞では主演男優賞(ドラマ部門)を受賞した。
チャックとウィルソンWww。キャスト・アウェイの感想です。

 


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作品紹介

ある日突然の飛行機事故で無人島に流されたサラリーマン。時間に追われていた生活が一変し、あり余る時間に自分ひとりの力で生きることを強いられる。1500日後、彼は意を決してイカダに乗り海原に乗り出すが・・。
 

 

感想

< ネタバレ注意 >

星は4つにしましたが、正確には4.5ぐらいまでいってます。最近見た中では一番いいかな。

よかったところを何点かあげると、まずバレーボールのウイルソン。チャック(トムハンクス)の勤めるfedEx(国際宅急便)の運んでいた荷物のひとつで、チャックといっしょに無人島に流されます。顔を書いて友達代わりにしているのですが、最後別れのシーンは不覚にも涙してしまいました。大した事ではないのに、波のリズムとかチャックの声とかに感情が揺さぶられます。ここだけでも見れてよかったです。

それから無人島のシーンの見せ方がよかった。普通はその頃恋人はチャックを探してといったカットが入るんですが、この映画では無人島にいったら無人島だけ。全然もとの世界の話が出てきません。自然と無人島だけに注意がいってより現実味がでてました。

最後は帰還してからのシーンの何点か。歓迎パーティの後一人部屋に残されたチャックが、沢山余った料理を見つめるシーン。それにあれだけ無人島で感情をあらわにしていたチャックが、無表情になってるところ。ウィルソンとの別れには叫んでいたチャックなのに。

全体を通してはとても静かな映画でした。むかしこんな静かな映画があったなと考えていたら「2001年宇宙の旅」でした。ハイテク/ローテクの差はあれど、孤独という点で同じですね。

この話のエンディングはどうなるのだろうと、最後の20分間考えていました。恋人は既に別の男と子供を作っているし、突然生きて帰ってきた自分が悪い様。だんだん辛くなって来たところで新しい出会い? 結局人生自体が漂流(castaway)って事なんでしょうか?

終わり

蘊蓄

ロバート・ゼメキス監督、トム・ハンクス主演作品。両者がタッグを組むのは1994年の『フォレスト・ガンプ/一期一会』以来2度目である。無人島に流れ着いた男性のサバイバル生活を描いており、シーンのほとんどをトム・ハンクス1人で演じた。

トム・ハンクスは本作の役作りのため22.7kg減量し、第58回ゴールデングローブ賞では主演男優賞(ドラマ部門)を受賞した。第73回アカデミー賞では主演男優賞と録音賞にノミネートされたが受賞には至らなかった。

作内にて「ウィルソーン!」と叫ぶ場面が強く印象に残る。ジョン・ムーア監督がエネミー・ラインにて空母から落ちたラグビーボールに対し、脈絡もなく「ウィルソーン!」と叫ぶ場面があり「観客から笑いが起きていた。よく分かったね」とムーア監督がメイキング映像の中で述べている。

 

資料

原題 Cast Away
英題 Cast Away
惹句 世界の果てで彼の旅が始まった…
脚本 ウィリアム・ブロイルズ・ジュニア
原作

監督 ロバート・ゼメキス
制作
製作 スティーヴ・スターキー、トム・ハンクス、ロバート・ゼメキス、ジャック・ラプケ
指揮 ジョーン・ブラッドショウ
音楽 アラン・シルヴェストリ
主題
撮影 ドン・バージェス
編集 アーサー・シュミット
美術 リック・カーター

俳優 チャック・ノーランド / トム・ハンクス
女優 ケリー・フレアーズ / ヘレン・ハント
俳優 スタン / ニック・サーシー
女優 ベッカ・トウィグ / ジェニファー・ルイス
俳優 ユーリ / ピーター・フォン・バーグ
俳優 ジェリー・ロベット / クリス・ノース

会社 イメージムーバーズ、プレイトーン
会社
配給 アメリカ合衆国の旗 20世紀フォックス/ドリームワークス、UIP
公開
上映 144分
国旗 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語

費用 $90,000,000
収入 $429,632,142


 

本編を観るには・・・

参考・引用

キャスト・アウェイ – Wikipedia
映画「キャストアウェイ」 感想 – やりやすいことから少しずつ
映画『キャスト・アウェイ』のネタバレあらすじ結末と感想。動画フルを無料視聴できる配信は? | MIHOシネマ

 

更新履歴

5稿)2021年07月19日、シネマドローム
4稿)2017年07月17日、シネマドローム
3稿)2015年12月25日、シネマドローム
2稿)2010年11月16日、シネマパレード~隼
初出)2001年03月18日、東京つまみ食い
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