★[感想]グレートウォール

 感想記事の抜粋


原題 長城
惹句 誇り高き仲間を信じて、“伝説”に立ち向かえ。
監督 チャン・イーモウ
俳優 マット・デイモン
女優 ジン・ティエン
俳優 ペドロ・パスカル
俳優 ウィレム・デフォー
歴史映画ではなく、SF映画。グレートウォールの感想です。

  

 

感想

中国は宋の時代。黒色火薬を求めた旅の果て、ウィリアムとトバールは万里の長城にたどり着く。囚われの身となった二人は、この壁(グレートウォール)が、饕餮(とうてつ)と呼ばれる怪物から、国を守るためのものと知る。弓の名手ウィリアムは共に戦う事を決意するが・・・。

万里の長城は、北方の異民族(匈奴など)から、国を守るための始皇帝が建てた長城。しかし、この映画では饕餮から、守るためにとアレンジされてます。
この怪物が所謂、ハリウッド型CGモンスター。あまり深みがありません。映画の主流がアメコミの今、仕方がないかもしれませんが。

むしろ、西洋人二人が中国の宋時代を旅する設定、長身の美人、リン将軍のキャスティングなど、プロデューサーの企画に力を感じました。なんか、もったいない。

CGにも金かけてる。先が読めない展開。万里の長城と言う舞台が目新しい・・・。しかし、目がいくのは、いつもリン隊長(後に将軍)。この美人は一体 誰!? 思わず見惚れ、話の展開がわからなくなるほど。涼しげな瞳、スレンダーな肢体。演じているのは景甜(ジン・ティエン)さん。ツウィより美人だなぁ、中国恐るべしです。

終わり

 

蘊蓄

2015年3月30日から青島市で撮影が開始された。本作は中国で撮影が行われた映画の中で最高額の予算で製作された映画となっている。
万里の長城での撮影は許可されなかったため、スタジオ内に三つの壁のセットが組まれて撮影が行われた。撮影現場には出演者やスタッフの意思疎通のために通訳が100人以上雇われていたという。

 

 

 

資料

原題 長城
英題 The Great Wall
惹句 誇り高き仲間を信じて、“伝説”に立ち向かえ。
脚本 カルロ・バーナード、ダグ・ミロ、トニー・ギルロイ
原作

監督 チャン・イーモウ
制作 トーマス・タル、チャールズ・ローヴェン、ジョン・ジャシュニ、ピーター・ロア
指揮 ジリアン・シェア、アレックス・ガートナー、E・ベネット・ウォルシュ
音楽 ラミン・ジャヴァディ
主題
撮影 スチュアート・ドライバーグ、チャオ・シャオティン
編集 メアリー・ジョー・マーキー、クレイグ・ウッド
美術 ジョン・マイヤー
殺陣

俳優 ウィリアム・ガリン / マット・デイモン
女優 リン・メイ隊長 / ジン・ティエン
俳優 ペロ・トバール / ペドロ・パスカル
俳優 バラード / ウィレム・デフォー
俳優 ワン軍師 / アンディ・ラウ
俳優 ポン・ヨン / ルハン
俳優 シャオ将軍 / チャン・ハンユー

会社 レジェンダリー・ピクチャーズ、アトラス・エンターテインメント、楽視影業、中国電影集団
配給 東宝東和
公開 2017年4月14日
上映 103分
国旗 中国、アメリカ合衆国
言語 英語、中国語

費用 $150,000,000
収入 $334,933,831

 

 
 

本編を観るには・・・

 

参考・引用

グレートウォール (映画) – Wikipedia
万里の長城 – Wikipedia
『グレートウォール』に見るアメリカ・中国の親和力 – Blog of SAKATE
グレートウォール | akaneの鑑賞記録
振り返りup「グレート・ウォール」 万里の長城の伝説 | 悪食のシネ満漢全席

  

更新履歴

初出)2020/04/02、シネマドローム
Translate »