★[感想]インファナル・アフェアⅢ 終極無間

 感想記事の抜粋


原題 無間道III:終極無間
惹句 その謎は、まだ解かれていない
監督 アンドリュー・ラウ、アラン・マック
俳優 トニー・レオン
俳優 アンディ・ラウ
俳優 レオン・ライ
女優 ケリー・チャン
蘊蓄


三部作最終作、インファナル・アフェアⅢ 終極無間の感想です。

 

 

作品紹介

インファナル・アフェア、三部作最終章。
ラウは警察官として生きることを決意、他の潜入マフィアの始末を始める。その前に保安部のエリート警官ヨンが現れる。

感想

Ⅰ、Ⅱが面白かったので期待してたのに、なんとも残念。過去と未来とラウの妄想が細(こま)切れ交錯、理解するのに疲れました。Ⅰ、Ⅱの場面の透き間を縫うように登場するヨン。始めから考えられてた話だとしたら、ちょっと不自然。後で考えたとしたら、随分とトリッキー。警察内部に残ったラウとそれを追うヨンという基本線を、素直に全面に出した方がよかったのでは。
語られてなかった過去とは、サムが本土と武器取引をしようとしてたこと、ヤンとリーの関係、ヤンのお陰で主席で卒業した警官がいたことなのか。Ⅰでヤンが道であった女の人とその娘の話はどうなったんだろう・・・。
マフィア側が弱い。サム、ヤン、キョン亡き後、誰か新キャラを立ててほしかった。警察に紛れ込んでたマフィアの一人が組織に戻り、新ボスになり、ラウを利用しようとするとか・・・。
サムやウォン警部も登場するが、ん?と言う感じ。なぜか前作までと違う人(雰囲気)を感じました。出番が少なかったからかなぁ。
ラスト近く、錯乱するラウ。自分とサムの会話のテープを証拠に、ヨンの逮捕に向かいます。いくら頭がおかしくなったとはいえ、こんなことするのだろうか?撃ち合いの末、自殺を図るラウ。死なさせてあげないところが、まさに無間地獄。

資料

原題 無間道III:終極無間
英題 Infernal Affairs III
惹句 その謎は、まだ解かれていない
脚本 フェリックス・チョン、アラン・マック
原作

監督 アンドリュー・ラウ、アラン・マック
製作 アンドリュー・ラウ
指揮
音楽 コンフォート・チャン
主題
撮影 アンドリュー・ラウ、ン・マンチン
編集 ダニー・パン、カラン・パン
美術 ビル・ルイ

俳優 ラウ(潜入マフィア)/ アンディ・ラウ
俳優 ヤン(潜入捜査官)/ トニー・レオン
俳優 ヨン(保安部)/ レオン・ライ
女優 リー(精神科医)/ ケリー・チャン
俳優 ウォン(警部)/ アンソニー・ウォン
俳優 サム(マフィアのボス)/ エリック・ツァン
俳優 キョン(マフィア)/ チャップマン・トウ
俳優 シェン(中国マフィア)/ チェン・ダオミン

会社 寰亜電影、天津電影製片廠、東方神龍影業、中環集団、基本映画
配給 コムストック
公開 2005年04月16日
上映 118分
国旗 香港
言語 広東語 (主要)、中国語

費用
収入 HKD 30,225,661


 

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更新履歴

3稿)2022年11月30日、シネマドローム
3稿)2015年06月11日、シネマドローム
2稿)????年??月??日、シネマパレード~隼
初出)2005年11月07日、東京つまみ食い
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