● ハリウッド版リング、呪いも貞子もパワーアップ。ザ・リングの感想です。
作品紹介
● 98年、日本で一大ブームを起こした「リング」のハリウットリメイク版
● 主演ナオミ・ワッツ、監督ゴア・ヴァービンスキー
● ビデオを見た人は、ちょうど7日後に死ぬ。取材を重ねるレイチェルは、ついにそのビデオを発見、意味不明の映像を見る。見終わった直後、突然電話が鳴り・・・。
感想
● 時間が空いてたのでオンエアをチェック。意外と面白い。前半の展開は驚くほど日本語版と同じ。違うのは子供のキャラ。冷静になんでもこなすレイチェルの息子エイダン。子供の体に大人の顔、こ・こ・怖い。
(ノД\lll)コワイヨー
● 呪のビデオに収められた映像が美しく、一層不気味に感じる。ビデオを見てしまった人の写真を撮ると顔が歪んでいるとか、蝿が現実化するなど小さなエピソードが物語を盛り上げます。
● 念写実験と馬の伝染病、貞子とサマラ。ハリウッドの解釈はどろどろ感が少ない。精神的なものと物質的なもの。同じリングという映画を見て、ウケるシーンは同じ、でも受け止め方が異なっているみたい。子を守るために親を殺す選択がハリウッド版ではボヤけてます。
● ちょっと前にテレビで《 ダウン 》を見たばかり。ナオミ・ワッツってこんな映画ばかり出てるんだろうか。《 マルホランド・ドライブ 》ってどんな映画?
薀蓄
● ストーリーや作風は鈴木光司の原作小説ではなく、1998年に日本の角川映画が製作した映画版を踏襲したものとなっている。
● 人物設定も角川版を引き継いで、主人公の浅川和行に相当するレイチェルは女性、高山竜司に相当するノアもレイチェルの元夫となっているほか、「井戸から這い出しテレビ画面を抜け出て実体化するサマラ(山村貞子)」など、角川版のみで見られた印象的なシーンもそのままリメイクされている。
資料
● Copy / まだ誰も知らない恐怖があった その衝撃は全てを超越し、やがて全世界が震え上がる。全世界が震え上がる
● 原題 / The Ring
● 原作 / 鈴木光司
● 監督 / ゴア・ヴァービンスキー
● 脚本 / スコット・フランク、アーレン・クルーガー
● 撮影 / ボジャン・バゼリ
♀ レイチェル・ケラー / ナオミ・ワッツ
♂ エイダン・ケラー(レイチェルの息子)/ デヴィッド・ドーフマン
♂ ノア(エイダンの父)/ マーティン・ヘンダーソン
♀ ケイティ(レイチェルの姪)/ アンバー・タンブリン
♀ ベッカ(ケイティの友人)/ レイチェル・ベラ
♀ サマラ / デイヴィー・チェイス
♂ リチャード・モーガン(サマラの父)/ ブライアン・コックス
1h56 2002年
【 Youtube 】The Ring – Trailer (2002) – YouTube
本編を観るには・・・
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参考
● ザ・リング – Wikipedia
● 『ザ・リング』新作は13年後が舞台! – シネマトゥデイ
● 【映画】アメリカ版「ザ・リング」の貞子役の子が可愛くなった!|Let's easily go!気楽に☆行こう!
● 『ザ・リング』ナオミ・ワッツ インタビュー – シネマトゥデイ
更新履歴
初出)2005年07月04日、東京つまみ食い