★[感想]ザ・セル【ネタバレ】

 感想記事の抜粋


原題 The Cell
惹句
監督 ターセム・シン
女優 ジェニファー・ロペス
俳優 ヴィンス・ヴォーン
俳優 ヴィンセント・ドノフリオ
女優 マリアンヌ・ジャン=バプティスト
蘊蓄


あれから15年。ジェニファー・ロペスは今何処。ザ・セルの感想です。

 


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作品紹介

監禁された女性の居場所を探すために、昏睡状態の犯罪者の精神世界の中に。
MTVやナイキCMのターセム監督と衣装デザインを担当した石岡瑛子が作る精神世界のビジュカル化に圧倒されます。

あらすじ

<ネタばれ注意>

自閉症の少年。大富豪の両親はその息子のために今までとはまったく違う治療法を研究させていた。それは患者の精神世界に入り込み治療を行うというもの。心理学者キャサリンは何度か少年の心に入り込むが、まだ少年の心を解きほぐす事はできていない。

その頃連続殺人が逮捕される。誘拐した女性を水槽(セル)に閉じ込め、徐々に水を入れる。恐怖で泣き叫ぶ様をビデオに収集していた犯人は今は昏睡状態。最後の被害者はまだ生きている可能性が高い。しかし水槽はどこに?ノバックFBI捜査官はキャサリン達の治療法を聞きつけ、犯人の脳の中へ進入し被害者の居場所を聞き出すよう依頼する。キャサリンはなくなく承知し、犯人の頭の中へ足を踏み入れる。

初めその異様な世界にキャサリンは驚くが、やがて一人の少年に会う。犯人の子供時代だ。虐待を受ける少年をかばうキャサリンだったが、やがて犯人に囚われ取り込まれてしまう。キャサリン救出のため、今度はノバックが犯人の脳の中に。やはり犯人に囚われてしまうが、正気に戻ったキャサリンによって助けられる。ノバックは誘拐された女性の手ががりを掴み、キャサリンと共に現実世界に戻る。水槽の捜索に急ぐノバック。しかしキャサリンはケント博士の制止も振り切り、今度は自分の頭の中に犯人を呼び込む。犯人の少年時代を助けるために・・・。

感想

● テンポよく話が進み、緊張の連続です。クレジットが出始めた時にあちこちから「フゥ~」というため息が漏れました。緊張感から解かれた時出るアレです。それほどドキドキでした。
● それになんと言っても犯人の精神世界の映像が圧巻です。馬が輪切りにされるシーンや、壁までを被うマントなどとても現実とは思えないものが映像化されています。ちょっと痛いので気の弱い人は無理ですね。

 

ワンシーン

● ノバックが犯人に捕まって拷問を受けるのですが、それが超痛そう!小腸を取り出され棒に巻き取られてしまいます。しかしこの拷問、実際に中世にあった事である事が、後の犯人の家の捜索でわかります。

資料

原題 The Cell
英題 The Cell
惹句
脚本 マーク・プロトセヴィッチ
原作

監督 マーク・プロトセヴィッチ
製作 フリオ・カロ、エリック・マクレオド
指揮 ドナ・ラングレー、キャロリン・マネッティ
音楽 ハワード・ショア
主題
撮影 ポール・ローファー
編集 ロバート・ダフィ
美術 トム・フォーデン

女優 キャサリン・ディーン/ジェニファー・ロペス
俳優 ピーター・ノヴァク/ヴィンス・ヴォーン
俳優 カール・スターガー/ヴィンセント・ドノフリオ
女優 ミリアム・ケント博士/マリアンヌ・ジャン=バプティスト
俳優 ゴードン・ラムジー/ジェイク・ウェバー
俳優 ヘンリー・ウエスト/ディラン・ベイカー

会社 ニュー・ライン・シネマ、Avery Pix、Caro-McLeod、Katira Productions GmbH & Co. KG、Radical Media
配給 ギャガ
公開 2001年3月24日
上映 107分
国旗 アメリカ合衆国
言語 英語

費用 $33,000,000
収入 $104,155,843


 

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更新履歴

3稿)2022年10月26日、シネマドローム
2稿)2015年10月30日、シネマドローム
初出)2001年04月08日、東京つまみ食い
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