バッドエンディングは突然やってくる。ミストの感想です。
 

 

作品紹介

見なきゃよかった!!(|||ノ`□´)ノオオオォォォー!! バッドエンディングが語り継がれるSFホラー。
原作スティーブン・キング、監督フランク・ダラボン。
 
 
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感想 ~ ネタバレ注意

ネットで映画の話を読んでいると、時々名の上がる「ミスト」。どれも「救いようがない」「嫌な気分になる」「鬱になる」という評価。いったいどんな話なの? ということで見てみました。原作はスティーブン・キング、監督はフランク・ダラボン。「ショーシャンクの夜」や「グリーンマイル」を手がけたコンビらしい。なるほど。

嵐の去った後、街を包む霧(ミスト)。スーパーマーケットに足止めされたデヴィットと息子ビリー、8歳。行き交うパトカーや救急車、街にサイレンの音が鳴り響く。突然現れた血まみれの男は「霧の中に何かいる!」と告げる。閉鎖された空間、閉じ込められた客と店員。目に見えぬ怪物。「これはハルマゲドンの始まり」と語り始めるミセス・カーモディ。巨大昆虫がスーパーを覆い始めると、初めはバカにしていた人々も、ひとりまたひとり、彼女の話に耳を傾け始める。そして大勢の信者を従えたカーモディは、デヴィットに生贄として息子を差し出すように命令する。

・・・ちょっとスプラッタなSFホラー。特に普通と思っていたら、最後、道で犬のウンコを踏んづけたようなオチが待ってました。
(; ̄Д ̄)なんじゃと?

仲間を連れスーパーマーケットを後にするデヴィット。なんとか家にたどり着くも、妻は既に殺された後。助けがくる可能性はゼロ。そしてガソリンも底をついた。万事休す。デヴィッドは目覚めた息子、仲間を銃で撃ち殺し、自らは怪物に食われるため霧の奥へ。「かかってこい!」
そこに救助隊が到着。デヴィットは取り返しの付かないことをしたと絶叫。その前を軍のトラックが、救助したスーパーの客たちを乗せ、通り過ぎていく。装甲車が火炎放射器で森を焼いていく・・・。
・・・そうゆうことか。これは相当なバッドエンド。主人公に感情移入していたらダメージが大きいかも。

映画を見てるとトンデモないシーンに出くわすことがあります。目の玉をナイフで切り裂かれたり(アンダルシアの犬)、道に落ちている犬の糞を食べたり(ピンクフラミンゴ)、殺人鬼に妻の生首をプレゼントされたり(セブン)。特にステーブンキング原作は危険で、別途に括り付けられ、足首を木槌で折られたり(ミザリー)、息子がトラックに轢かれたことを義理の父親から責められ続けたり(ペットセメタリー)、導通の悪い電気椅子で死刑執行されたり(グリーンマイル)・・・。
こいつは凄い!面白い!という映画が作れなかったら、嫌なシーンを盛り込み、観客の気を引くのも1つの手。見終わった後、すぐに忘れられる映画よりは、その方がいいかも。この映画もそこを狙ったのか?
でもこの映画の場合、デヴィットが息子を殺すというのには無理があるような。たとえば怪物に捕まると苦しみもがく悲惨な死が避けられないとか、そういったシーンが散々流れたあとならば納得できるのですが・・。これだとデヴィットがただの馬鹿に思えます。この後4人を殺した罪で裁判にかけられ、電気椅子行きになるのだからなおさらです。
(--;

最近頻繁に起きる悲惨な事件、事故。一寸先は闇。自分がそんな目にあわないように注意深く生きよう。そう自分を戒めるのが、この映画の正しい見方なのかもしれません。
 
 


 

薀蓄

ダラボンは映画化の際に新しい結末を考案した。原作者のキングはダラボンの新しい結末を賞賛し、「この結末は衝撃。恐ろしい。だがホラー映画を見に行く人々は必ずしもポリアンナ・エンディングを望んでいるわけではない」と述べた。
原作小説ではデヴィッドはアマンダと性的関係を持つ展開があるが、ダラボンは不倫要素を映画に盛り込もうとは思わなかった。デヴィッドを演じたトーマス・ジェーンは、自分と息子、そしてアマンダで一種の家族が形成されていると説明した。
オープニングは、主人公のデヴィッド・ドレイトンがスティーヴン・キングの長編小説シリーズ『ダーク・タワー』のポスターを描く場面であった。

 
ミセス・カーモディが撃ち殺された瞬間、アメリカの劇場では盛大な拍手が湧き起こった。
当初、ダラボン監督の意向でモノクロ版での製作・上映が検討されていた。「原作の不気味な雰囲気を再現するには、カラーよりもモノクロの方が相応しい」と考えた監督は映画会社に提案するものの、「今の時代にモノクロ映画なんて作っても客が来ないだろ!」と却下されてしまった。
プロダクションノートによるとオリーが2発撃ちこんだのは、1発目で観客を歓迎させ、2発目で観客を我に返らせて自分の攻撃性に気が付かせる意図があった。
キングが街で知らないオバサンから「あんたの小説はグロくて嫌い」というような事をいわれ、「ではどんな本がすきなの?」ときいたら「私は「ショーシャンクの空に」や「グリーンマイル」が好きなのよ」と答えた。

資料

原題:The Mist
コピー:ラスト15分の衝撃的な展開
監督:フランク・ダラボン
脚本:フランク・ダラボン
原作:スティーヴン・キング『霧』
制作:フランク・ダラボン、リズ・グロッツァー
製作総指揮:リチャード・サパースタイン、ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン
音楽:マーク・アイシャム
主題歌:-
撮影:ロン・シュミット
編集:ハンター・M・ヴィア

デヴィッド・ドレイトン / トーマス・ジェーン(堀内賢雄)
ミセス・カーモディ / マーシャ・ゲイ・ハーデン(宮寺智子)
アマンダ・ダンフリー / ローリー・ホールデン(日野由利加)
ブレント・ノートン / アンドレ・ブラウアー(古澤徹)
オリー・ウィークス / トビー・ジョーンズ(茶風林)
ジム・グロンディン / ウィリアム・サドラー(辻親八)
ダン・ミラー / ジェフリー・デマン(佐々木敏)
アイリーン・レプラー / フランシス・スターンハーゲン(羽鳥靖子)

配給:MGM / ワインスタイン・カンパニー(アメリカ)
公開:2008年5月10日
上映時間:125分
製作国:アメリカ合衆国
言語:英語

制作費:$18,000,000

映画 ミスト 予告編 – YouTube


 

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参考・引用

ミスト (映画) – Wikipedia
【ネタバレ注意】やっとミストって映画観たんだけど、ラストが納得いかない! | 映画.net
『ミスト』ネタバレ感想: 私がこの結末を衝撃的だとは思わなかった理由 < 映画 – マーズコネクタ
ミスト(感想&考察) 衝撃のラストを考察する | 映画と雑学の館 Last Note. 完全ネタバレ考察サイト
<悲惨すぎる結末> 映画「ミスト」の壮絶な恐怖 – NAVER まとめ
映画ミストと原作との違いはなんですか? – ネタバレです。見てな… – Yahoo!知恵袋

更新履歴

2稿)2018年01月18日、シネマドローム
初出)2016年01月15日、シネマドローム