★[感想]映画 ビリギャル

 感想記事の抜粋


原題 映画 ビリギャル
惹句 この奇跡は、あなたにも起こる――
監督 土井裕泰
女優 工藤さやか / 有村架純
俳優 坪田義孝 / 伊藤淳史
女優 工藤あかり / 吉田羊
俳優 工藤徹 / 田中哲司
受験は人生ゲーム、ビリギャルの感想です。

 

 

紹介

学年ビリの金髪ギャルが慶応に現役合格! ミリオンセラーとなった「ビリギャル」を映画化。監督 土井裕泰、主演 有村架純。2015年5月公開。
制服が気に入って入学した一貫校。初めてできた友達はみんなギャル。髪を染め、スカートは短く、遊び回る毎日のさやか。担任からはクズ呼ばわりされ、父親は弟をプロ野球選手にすることに夢中で家庭を省みず。そんな彼女の前に現れた1人の塾講師。彼がさやかの人生を一変させることとなる。
 

 

 

感想

今の若い人も、受験は人生を左右する大きな関門と思っているのでしょうか?
私の学生時代はユトリ前。受験戦争という言葉が普通に使われてた頃。勉強のし過ぎで体や心を病む人もいる、勉強ばかりしている若者はガリ勉と揶揄される風潮。むしろ盗んだバイクで夜の帳(とば)りに走り出したりする方が、人気がありました。
(*_*)

自分はというとガリ勉になるでなし、ましてや不良になるでなし。この点については覚めた学生でした。多くの学生の中から、優秀な人を選ぶ。そのためには何らかの物差しが必要。計り方に問題はあるだろうけど、向こうも人間。仕方がないんじゃないかなぁ~と。

それが今や若者不足の時代。学校も会社もお店も若者不足。日本語を流暢に話せれば、選んでもらえるんだから、受験離れがあってもいいようなもの。それを確かめようというわけではありませんが、dテレビでビリギャルを配信していたので、観てみました。

原作は2013年、塾の講師、坪田信貴さんが書き下ろしたノンフィクション『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』。話題になったのを覚えています。表紙の女の子(石川恋)が、いかにもという感じだったこと。実は本人ではなかったこと。私の中ではそこで終了してました。

しかし話は後に映画化され、ドラマ化され、本人たちか書いたと触れ込みのスピンオフ書籍も多々。その中で今回は有村架純主演の映画版を観たというわけです。

工藤さやかは落ちこぼれ。名門校に入るも勉強しなくても進学できるエスカレーター式。遊び呆けた結果、偏差値30の学年ビリに。論理的な考えはできるものの、圧倒的な知識の無さが邪魔をして、正解にたどり着きません。

しかし、父親や学校への反発、熱心な塾講師との出会いから、慶応大学を目指すことに。さやかの猛勉強が始まります。
有村架純がちょいワルギャルから、ジャージのガリ勉女子へ。引き込まれる演技を見せてくれます。

昔みたいに、貧乏から抜け出すためとかの理由はなく、どちらかと言えばスポ根風、そしてゲーム感覚。慶応を目指すのもカッコいいからです。
挫折しそうになって、本音がでて、最終的には勝利する王道ストーリー。必殺技とかないので小技がパラパラ炸裂します。
でも根っ子はホームドラマ。弟ばかりを優先する父親、いつも姉の見方の母親、幼い妹の家族のドラマという感じです。

有村架純は真面目なのか? ギャル姿では石川恋に軍配が上がります。ひよっこが1番の当たり役?個人的には雅(SPEC)役が好きですが。

熱心な塾講師役の伊藤淳史。いい役回りだなぁと思いました。原作を書いた人らしい、自分の事をそう書くか 。
私も大学時代、アルバイトで自分の通っていた塾の先生になりました。
先生をするとわかりますが、生徒というのは実に個性的。バラエティー豊かなのに驚きます。普通の近所の塾だったので、優秀と出来の悪いのは少なく、普通が多い正規分布。それでもいろいろありました。
さやかみたいな生徒がいたら、面白かったろうなぁ。

受験のテクニックをバンバン繰り出しますが、みな理にかなったもの。受験生には参考になるかも。
始まったばかりの共通一次試験で、日本史と世界史、物理と科学を選んでしまった高校時代の私に、教えてあげたいくらいです。

勉強自体の面白さに触れてたのにも好感が持てました。

 

<ここからはネタバレ、できれば映画を観てから読んで下さい>

こんなところに冷泉俊明(田中哲司、SPEC:予知能力者)が。息子をプロ野球の選手にするため、妻もむすめたちも省みず。息子が挫折することを予知できなかったのか、やっぱりレモンが足りなかったか。
(^_^)

現実のお父さんがどんな人なのか、本当はどんな状況なのか、気になりました。調べると弟が野球をやってたのは本当、ぐれちゃったのも本当。父親は野球チームのコーチまでやってたらしい。稼いだ金はみな弟に、というのも本当。お父さんは「巨人の星」世代なのか。

さやかは最後に父親と和解。この時の笑顔が印象的。合格より嬉しかったのかも。

講師にもらった合格コーヒー。それを飲んで、お腹を壊すさやか。本試験中、何度もトイレに行きます。緊張感を和らげるための演出かと思いきや、ここも実話らしい。そんなことあるのか!?

実は先生は合格させたくなかったのか。どこの缶コーヒーだったのが1番気になる?
 
  

 
 
無事、慶応に合格。わかっていても、結果判明までドキドキします。総合政策学部って偏差値はどのくらいなんでしょう? 国家や地方公共団体における政策立案って、やっぱり政治家を目指す人が行くのでしょうか? イケメンが多いようには思えないなぁ。

チア☆ダンに続いてのアオハル映画。元気をもらった気分です。

まぁ、何事も一生懸命にやらないと、その面白さがわからない。せっかく埋まれたんだから、ひとつぐらい打ち込めるものを見つけて、のめり込んでてみる。それが悔いのない人生を送るコツだということか。

終わり

 

蘊蓄

さやかは名古屋で椙山女学園、金城学院と並び「SSK」と称される名門校・愛知淑徳中学校に入学するも、家庭の不和などが原因で非行に走ります。本人曰く、一番荒れたのは中学3年生のとき。タバコ、男女交際といった素行不良で無期停学を繰り返したとNIKKEI STYLEのインタビューで語っています。
坪田はモデルのさやか自身に、「慶応に受かったら本になる!映画になる!」と言っていたそうで、後の”ビリギャル”が誕生しました。

(『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』は)夏には、夏限定の夏服姿の表紙もあった。

 

 

 

資料

原題 映画 ビリギャル
英題 Flying Colors
惹句 この奇跡は、あなたにも起こる――
脚本 橋本裕志
原作 『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(株式会社KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊)

監督 土井裕泰
制作 那須田淳、進藤淳一
指揮
音楽 瀬川英史
主題 サンボマスター「可能性」
撮影 花村也寸志
編集 穂垣順之助、山本清香
美術 五辻圭

女優 工藤さやか / 有村架純(ビリギャル、突如慶応大学を目指す)
俳優 坪田義孝 / 伊藤淳史(さやかの人生を変える教育熱心な塾教師)
俳優 森玲司 / 野村周平(塾の生徒、弁護士となって父親に復讐したいと思っている)
女優 本田美果 / 松井愛莉(高校の同級生)
女優 宮下久美 / 金子海音(塾の同級生)
俳優 西村隆 / 安田顕(高校の担任。さやかが合格したら全裸で逆立ちして校庭一周を約束)
俳優 工藤龍太 / 大内田悠平(弟)
俳優 工藤徹 / 田中哲司(さやかの父、龍太をプロ野球選手にするのが夢)
女優 工藤あかり / 吉田羊(さやかの母、常にさやかの味方)

会社 フィルムフェイス、映画「ビリギャル」製作委員会
配給 東宝
公開 2015年5月1日
上映 117分
国旗 日本
言語 日本語

費用
収入 28.4億円

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映画 ビリギャル

 

 
 
 

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参考・引用

ビリギャル公式サイト|『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話 – Wikipedia
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更新履歴

3稿)2019年12月06日、シネマドローム ネタバレ感想追加
2稿)2019年12月04日、シネマドローム 感想追加
初出)2019年12月04日、シネマドローム
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