● 感染の感想、感染の感想、感染の感想、・・・・。

 

作品紹介

● ジャパニーズ・ホラーの新レーベル《 Jホラーシアター 》、その第一弾。
● 経営が逼迫した病院、その救急口に放置さえていた患者。患者の様態急変とともに、次々と錯乱していく医師、看護婦。幽霊や呪いとは違った形の恐怖を。

感想

● 在庫が少なくてレンタルできなかった《 感染 》が正月、深夜の地上波放送でオンエア。私にとっては、ちょっとしたお年玉。ホラーを観ると元気になるのは、そこに死の影があるから? 生きていると死んでるの間に引かれる輪郭線。観るとその線が少し太くなる気がします。

● ナースコールに気が付かない看護婦。トイレに行きたくて、仕方なく自力で歩き、骨折してしまう老人。血管の場所が分からず、腕のあちこちに力いっぱい針を射すナース。火傷で体中に包帯、されるがままに耐える若者。家庭の揉め事で頭が一杯の内科医、勝手に傷の縫合をはじめる小児科医。
古い設備は電圧が安定せず、給料の支払いは延び延び、次々と辞める研修医。注射器や薬品すら買えない程、逼迫した経営。行方不明の医院長。
他の患者のためにと隠蔽される医療ミス。ホラーというより現実にありそう設定、そっちの方がずっと怖い。

● 不平を言わぬ入院患者。鏡に話しかける老婆、その眼に映るものは。狐のお面を子供、彼が最後に見たものは。全身火傷の若者、生と死の違いとは。追い詰められた弱者が見せる悲しい抵抗。運んでくる救急車のパテライトが冷たい。

● 謎の飛沫伝染病。現れた医院長は第一発見者の名誉のチャンスと公表を遅れさせる。ひとり、またひとりと感染してゆく看護婦、そして医師。飛び散る緑の血液、流れ落ちる器官、みなが正気を失っていく。
視覚効果が特撮レベルなのと、夢落ちモドキなのが残念。ハリウッドでのリメイクは内容が日本的過ぎて難しいかも。

薀蓄

●《世にも奇妙な物語》の1991年、エピソード《 急患 》の映画版。
● 医院長だけ白衣の色が違うのは、撮影時の衣装の調達の都合。

資料

● Copy / こっち来ないで。
● 原案 / 君塚良一
● 監督 / 落合正幸
● 製作 / 一瀬隆重
● 総指揮 / 濱名一哉、小谷靖
● 脚本 / 落合正幸
● 撮影 / 増井初明
● 音楽 / 配島邦明

♂ 秋葉清一(外科医)/ 佐藤浩市
♂ 魚住晴哉(内科医)/ 高嶋政伸
♀ 安積まどか(新人看護婦)/ 星野真里
♀ 桐野優子(看護婦)/ 真木よう子
♀ 立花七恵(看護婦)/ 木村多江
♀ 中園雪乃(精神科医)/ 羽田美智子
♂ 岸田考(外科医)/ モロ師岡
♂ 平田俊一(新人外科医)/ 山崎樹範
♀ 老女 / 草村礼子
♂ 赤井潔(院長)/ 佐野史郎
♀ 塩崎君江(婦長)/ 南果歩

1h38 2004年 東宝

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参考

Jホラーシアター – Wikipedia

更新履歴

2稿)2015年10月21日、シネマドローム
初出)2006年01月09日、東京つまみ食い