感染の感想、感染の感想、感染の感想、・・・・。現実にありそうで怖い、感染 (映画)の感想です。


感染―J‐HORROR THEATER (角川ホラー文庫)
( オムニセブン )

 

作品紹介

ジャパニーズ・ホラーの新レーベル《 Jホラーシアター 》、その第一弾。
経営が逼迫した病院、その救急口に放置さえていた患者。患者の様態急変とともに、次々と錯乱していく医師、看護婦。幽霊や呪いとは違った形の恐怖を。
 

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★[感想]輪廻

感想

在庫が少なくてレンタルできなかった《 感染 》が正月、深夜の地上波放送でオンエア。私にとっては、ちょっとしたお年玉。ホラーを観ると元気になるのは、そこに死の影があるから? 生きていると死んでるの間に引かれる輪郭線。観るとその線が少し太くなる気がします。

ナースコールに気が付かない看護婦。トイレに行きたくて、仕方なく自力で歩き、骨折してしまう老人。血管の場所が分からず、腕のあちこちに力いっぱい針を射す見習いナース。火傷で体中に包帯、されるがままに耐える若者。家庭の揉め事で頭が一杯の内科医、勝手に傷の縫合をはじめる小児科医。
古い設備は電圧が安定せず、給料の支払いは延び延び、次々と辞める研修医。注射器や薬品すら買えない程、逼迫した経営。行方不明の医院長。
他の患者のためにと隠蔽される医療ミス。ホラーというより現実にありそう設定、そっちの方がずっと怖い。

不平を言わぬ入院患者。鏡に話しかける老婆、その眼に映るものは。狐のお面を子供、彼が最後に見たものは。全身火傷の若者、生と死の違いとは。追い詰められた弱者が見せる悲しい抵抗。運んでくる救急車のパテライトが冷たい。

謎の飛沫伝染病。現れた医院長は第一発見者の名誉のチャンスと公表を遅れさせる。ひとり、またひとりと感染してゆく看護婦、そして医師。飛び散る緑の血液、流れ落ちる器官、みなが正気を失っていく。
視覚効果が特撮レベルなのと、夢落ちモドキなのが残念。ハリウッドでのリメイクは内容が日本的過ぎて難しいかも。
  


 

薀蓄

《世にも奇妙な物語》の1991年、エピソード《 急患 》の映画版。
医院長だけ白衣の色が違うのは、撮影時の衣装の調達の都合。
 
「急患」 近藤真彦 – YouTube
 
 

資料

コピー:こっち来ないで。
監督:落合正幸
脚本:落合正幸
原案:君塚良一
制作:一瀬隆重
製作総指揮:濱名一哉、小谷靖
音楽:配島邦明
主題歌:奥田美和子「夢」
撮影:増井初明
編集:深沢佳文

秋葉清一(外科医)/ 佐藤浩市
魚住晴哉(内科医)/ 高嶋政伸
安積まどか(新人看護婦)/ 星野真里
桐野優子(看護婦)/ 真木よう子
立花七恵(看護婦)/ 木村多江
中園雪乃(精神科医)/ 羽田美智子
岸田考(外科医)/ モロ師岡
平田俊一(新人外科医)/ 山崎樹範
老女 / 草村礼子
赤井潔(院長)/ 佐野史郎
塩崎君江(婦長)/ 南果歩

配給:東宝
公開:2004年10月2日
上映時間:98分
製作国:日本
言語:日本語

興行収入:8.2億円

感染(Infection) 予告
 
 


 

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参考・引用

Jホラーシアター – Wikipedia
映画「感染」【ホラーというかエイリアンぽい】ネタバレ感想 – ジャパニマフランス
第5959回「感染 落合正幸監督 佐藤浩市主演 病院ホラー映画 感想、ストーリー、ネタバレ」|新稀少堂日記
感染

更新履歴

3稿)2017年08月23日、シネマドローム
2稿)2015年10月21日、シネマドローム
初出)2006年01月09日、東京つまみ食い