★[感想]千と千尋の神隠し

 感想記事の抜粋


原題 千と千尋の神隠し
惹句 トンネルのむこうは、不思議の町でした。
監督 宮崎駿
声優 荻野千尋 / 柊瑠美
声優 ハク / 入野自由
声優 荻野 明夫 / 内藤剛志
声優 荻野 悠子 / 沢口靖子
声優 湯婆婆・銭婆 / 夏木マリ
なぜか、ジジの縫ぐるみを持ってきてたなぁ~( ¨)。千と千尋の神隠しの感想です。

 

 

作品紹介

もののけ姫から4年。スタジオジブリと宮崎駿監督の最新作。
生きている不思議 死んでいく不思議 花も風も街も みんなおなじ♪
 

 

物語

道に迷い不思議の街に迷い込んだ千尋。両親は豚に変えられ、自分の名前も千に変えられ、湯屋で働く羽目に。八百万(やおよろず)の神が疲れを取りに来る湯屋は、湯婆婆という魔女が仕切っています。いつかこの世界から抜け出し、両親との再会を願う千。なぜか千尋を知っていて、千を助けるハク。千をじっと見つめるカオナシ。そのカオナシを千が中に入れてしまったため、湯屋は大変な事になってしまいます。

 

感想

う~ん惜しい。ストーリー展開が全然読めなし、登場人物も個性がでてます。宮崎監督の感性の成せる業か、見た事ない不思議な世界が広がってます。でもやっぱり後半の山場のなさがちょっと残念。悪人が出てこないのでしょうがないですが。しかし全体的にいい出来なので★は4つです。よかったところを順にあげると・・・

まず軸となる湯屋の描写がすばらしい。お湯につかりゆったりしている奇妙な神様、それを持て成すに大忙しの下男、下女。湯屋がとても和風(洋風?)で見てて和みます。銭湯か健康ランドにでも行きたくなりました。
それからカオナシの変貌。大人しかったカオナシが徐々に本性を表し、巨大に凶暴になっていきます。ここはテレビの予告で見てしまってたんですが、もう一度見ても迫力がありました。最期に龍の姿のハクが紙で出来た人形に追われるシーン。(ワンシーン参照)

他にもおくされ様の登場に大慌ての顛末や、釜爺とススワタリの動き、湯婆婆の顔とか見せ所が多いです。千が何回転ぶかは、途中まで数えて止めてしまいました。
映画は超混雑の大人気で、歌舞伎町では座れないというので、三丁目に回ったくらいでした。でもそこでも、あまりの人気に地下の小さな劇場から3階の大きな劇場へと上映を変更してました。座れるというのでチケットを買ったのですが、3階に行ってみると行列が。最後尾を探して屋上の一歩手前まで登ってしまいました。クーラーもない非常階段で、列の初めの人はどれだけまっていたんだろう。ぎりぎり最前列中央に座れたのでよかったです。
 

ワンシーン

竜に変化したハクが白い鳥に追われています。しかしよく見ると鳥ではなく紙で象られた人形です。逃げ惑う竜とそれを追い詰める紙人形。実は湯婆婆の姉(銭婆)の差し金。このシーンが迫力ありました。紙を♀型に切り取っただけの人形ですが、まるで生き物のようでした。
千は竜がハクであることに気が付き、なんとか助けようとします。そんな騒ぎの中、バックの海は凪いでいて綺麗でした。
 

薀蓄

油屋のデザインについて宮崎は「色々な温泉が入っていて特定のモデルはない」と発言しているが、武重は江戸東京たてもの園の子宝湯、道後温泉本館や日光東照宮は参考になった場所であると発言している。
油屋内部の宴会場は目黒雅叙園を参考に描かれており、釜爺の仕事場にあった薬草箱は江戸東京たてもの園の武居三省堂内部の引出しがモデルになっている。
油屋周辺の飲食店街は、新橋の烏森口や有楽町ガード下の歓楽街を想起して描かれている。
台湾の台北近郊の町九份がモデルになったという噂があり、そのことがガイドブックや旅番組等で紹介されることがあるが、スタジオジブリ、宮崎駿本人はこれを否定している。また、一部の商店主が宮崎駿が訪れスケッチをしたと主張しているが「宮崎駿が九份を訪ね、舞台の参考にした」と記す公式資料も存在しない。
宮崎駿はこの作品の制作に取り掛かる前、柏葉幸子の『霧のむこうのふしぎな町』(1975年)をアニメ化しようと考えていたが叶わなかったことや、その影響を受けていることを劇場用パンフレットで明らかにしている。
興行収入304億円、観客動員数2300万人越えという、『タイタニック』や『東京オリンピック』を追い抜いた日本国内の映画興行成績における歴代トップの記録を打ち立て、2013年現在も『千と千尋の神隠し』(1位)・『ハウルの動く城』(2位・196億円)・『もののけ姫』(3位・193億円)と、トップの座を維持している。
夏休み公開映画であるにもかかわらず、翌年の春休みまで上映が続くという異例のロングラン興行となった。

 

資料

原題 千と千尋の神隠し
英題 Spirited Away
惹句 トンネルのむこうは、不思議の町でした。
脚本 宮崎駿
原作 宮崎駿

監督 トンネルのむこうは、不思議の町でした。
制作 鈴木敏夫
指揮
音楽 久石譲
主題 木村弓「いつも何度でも」
撮影 奥井敦
編集 瀬山武司
美術

声優 荻野千尋、千 / 柊瑠美
声優 ハク(ニギハヤミコハクヌシ)/ 入野自由
声優 荻野 明夫 / 内藤剛志
声優 荻野 悠子 / 沢口靖子
声優 湯婆婆(ゆばーば)・銭婆(ぜにーば)/ 夏木マリ
声優 釜爺(かまじい)/ 菅原文太
声優 坊(ぼう)、坊ネズミ/ 神木隆之介
声優 リン / 玉井夕海
声優 青蛙(あおがえる)/ 我修院達也

会社 スタジオジブリ
会社 「千と千尋の神隠し」 製作委員会
配給 東宝
公開 2001年7月20日
上映 125分
国旗 日本
言語 日本語

費用
収入 316億8,000万円


 

本編を観るには・・・


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参考・引用

千と千尋の神隠し – Wikipedia
ここが知りたかった!「千と千尋の神隠し」の疑問と謎 – NAVER まとめ
千と千尋の神隠しの都市伝説が怖い!リンの正体と電車の女の子は誰? | 映画Hack
都市伝説 アニメ「千と千尋の神隠し」③入り口の色が変わっているのはなぜ? – YouTube
【マニアも知らない】"千と千尋の神隠し"の都市伝説集【ジブリ】 – NAVER まとめ
千と千尋の神隠し、舞台になった神秘的な温泉旅館まとめ – NAVER まとめ
千と千尋の神隠しその後…本当のラストシーンをご覧ください… : NEWSまとめもりー|2chまとめブログ
千と千尋の神隠し – 裏話,考察まとめ – Togetterまとめ
千と千尋の神隠し興行収入301億円(歴代1位)←これwwwwwwwwww:哲学ニュースnwk
 

 
 

更新履歴

4稿)2017年07月13日、シネマドローム
3稿)2015年09月16日、シネマドローム
2稿)2011年07月20日、シネマパレード~隼
初出)2001年07月29日、東京つまみ食い

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