チャッキー人形は日本製。チャイルド・プレイの感想です。

作品紹介

誕生日のプレゼント、グッドガイ人形には殺人鬼の霊が。人気シリーズの第一作目。
監督はトム・ホランド。主役はしゃべる人形チャッキー、ハイディホー!ハハハ

感想

1989年公開のホラー。ビデオをレンタルして観たのも、もう10年くらい前の事。意外に面白いと思ってたら、いつの間にかシリーズ化。ジェイソン、フレディには敵(かな)わないまでも、チャッキーも有名キャラに育ちました。もう5作も作られたのか。まさか嫁さんまでいるとは…。
(^_^;

去年の暮れ、Gyaoで1作目を無料配信しているのを発見。また観てしまいました。ただし、今度はパソコン上の画面、4inchくらいのウインドウで、字幕での観賞。それでも十分楽しめました。

続殺人鬼、レイは追い詰められていた。仲間に裏切られ一人、刑事の追跡を避け、玩具店の中へ。静まり返る店内、表情変えぬ人形たち。それを破る銃声!一発、また一発。胸を打たれたレイは覚悟を決め、床に散らばった人形のひとつに手を延ばします。そして唱え始めたのはブードゥーの呪文。上空を蔽う黒い雲、そして稲光。落雷と共に炎に包まれる店内。後を追ってきた刑事が見たものは既に事切れたレイの姿でした。

「ハーイ!僕、チャッキー!ハイディホー!ハハハ」

ママからのプレゼントにアンディは大喜び。呼びかけると、瞬きをし、首を振り、しゃべるグッドガイ人形、チャッキー。アンディはどこへ行く時も彼といつもいっしょ。しかし、カレンはちょっと心配。最近アンディが作り話をする、チャッキーが本当の名前を言ったとか、チャッキーは生きているとか・・・。そうチャッキーにはレイの魂が宿っていたのです。

やがてチャッキーは仲間や刑事に復讐を始めます。そして最後、その魔の手はアンディへと。殺人犯の霊が人形に乗り移り、人を襲うというありそうでなかった設定、これが結構怖い。人形がナイフを持って襲い掛かり、紐で首を絞めにくる姿は衝撃的です。

まず、チャッキーの見せ方が巧い。はじめはただの大きな人形、見開いたつぶらな瞳。普通のメカニカルな動きしかしません。歩き回る姿などはほとんど見せず、どこにいるのかわからず、不安だけがつのっていきます。それが中盤、ついに本性を見せるチャッキー。そのシーンに唸りました。

アンディは精神を病んでるということになり病院へ。チャッキーを抱え、家に戻るカレン。彼女は苛立ち紛れにチャッキーに話しかけます。

「 何か言いなさい、このガラクタ 」

するとチャッキーが応えます。

「 ボクを抱いて 」

いつもの決まり文句。呆れて笑いだすカレン。ふと、チャッキーが入っていた箱に眼が留まります。

《 彼は君の友達 》。

パッケージの歌い文句にため息をつくカレン。しかし、持ち上げた拍子に落ちた物を見て唖然。落ちたのは乾電池。なぜ、電池がここにあるの!? 恐る恐るチャッキーに近づくカレン。そお~っとチャッキーを持ち上げ、背中の服の下、電池ケースに手を伸ばします。

(この辺りが怖~い!)

やはりケースには電池が入っていない!!と思った瞬間、チャッキーの首が180度回転、

《 ボク チャッキー 遊ぶかい? 》

ぎゃーつつ!! カレンがチャッキーを投げ出します。その拍子にソファーの下へと弾むチャッキー。恐る恐るソファーの下を覗き込むカレン。二度、三度とチャッキーを突付きます。

(この辺りは本当に怖い!!)

足首を掴んでチャッキーを引っ張りだすカレン。大の字で動かないチャッキー、髪の毛はまくれ上がっています。再び、しゃべりなさいと詰め寄るカレン。しゃべらないとこうするわよと、暖炉に火をつけ、そこに放り込もうとするカレン。突然、チャッキーのプラスティックの顔が歪み、物凄い形相で・・・。ふぅ、怖すぎる。子供は見てはいけません。

チャッキーの全身を見せる場面は少なく、いつもどこかが影になっています。人形劇のように人が影から操っているのでしょうか? CGのリアルさとは違った、目に優しい特撮といった感じ。チャッキー目線の低いカメラアングルや、小さい体でひょいと現れる姿が怖いです。映画もゲームも絵の綺麗さよりもアイデア、演出次第だと改めて感じました。

《 オマケ 》

我が家にもチャッキー( たっくん )がいます。
(^_^)

さすがに襲ってはこないものの、そこはしゃべる人形の怖さ。シーンと静まり返った居間で突然

《 元気いっぱい! 》

と奇声をあげられるとビクっとします。いくら話しかけても、眉ひとつ動かさず、ダンマリを決め込むたっくん。無表情でじっと見つめられると、それはそれでまた怖いです。買ってからもうすぐ2ヵ月。一向に電池がなくならないのも不気味。
(^^;

薀蓄

チャーキーのフル・ネームはチャールズ・リー・レイ。チャールズ・マンソン(カルト・グループのリーダ)、リー・ハーベイ・オズワルド(ジョン・F・ケネディ暗殺犯)、ジェームズ・アール・レイ(キング牧師暗殺犯)を集めて名付けられた。
グッドガイ人形のアイデアはキャベツ人形から生まれた。
見た目はみんな同じだが1体ずつに固有の名前があり、各シリーズのではチャッキーの他に、トミー、オスカー、ラリー、ポーリーなどが登場した。5作目において日本製であるごとが判明している。
人形の体には針金が入っていて、見えない所で操縦している。体全体動かすのに3,4人必要。
『チャイルド・プレイ』のオリジナル脚本では、チャッキーはアンディの秘めた怒りや孤独を表現した存在だった。
本作最初の草案を書いた時、ドン・マンシーニはまだ大学3年生だった。その時のタイトルは“バッテリーズ・ノット・インクルーデッド”(電池は同封されていない)だった。

資料

原題:Child’s Play
原案:ドン・マンシーニ
コピー:誰にも忘れられない誕生日がある。
監督:トム・ホランド
脚本:ドン・マンシーニ他
制作:デヴィッド・カーシュナー
製作総指揮:バリー・M・オズボーン
音楽:ジョー・レンゼッティ
撮影:ビル・バトラー
編集:ロイ・E・ピーターソン

カレン(アンディの母)/ キャサリン・ヒックス
マイク(刑事)/ クリス・サランドン
アンディ(チャッキーの持ち主)/ アレックス・ヴィンセント
ブラッド・ドゥーリフ(連続殺人犯)/ ブラッド・ドゥーリフ

配給:UIP
公開:1989年5月20日
上映時間:88分
製作国:アメリカ合衆国
言語:英語

Child's Play – Trailer (1988)

本編を観るには・・・

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チャイルド・プレイ HDリマスター版
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参考

チャイルド・プレイ – Wikipedia
【ホラー映画】チャイルドプレイのチャッキーの事、実はあんまり知らないって人集合!!! – NAVER まとめ
ホラー映画『チャイルド・プレイ』の知られざる10の事実 | Ciatr[シアター]
ユニクロのチャッキーTシャツがちょっと怖い(;゚Д゚) – NAVER まとめ


■ チャイルドプレイ】全5作名場面集チャッキー!! ■

更新履歴

4稿)2017年04月26日、シネマドローム
3稿)2015年07月30日、シネマドローム
2稿)2010年09月08日、シネマパレード~隼
初出)2006年01月08日、東京つまみ食い