完璧主義者が映画を撮ると・・・。スタンリー・キューブリック監督の情報です。
データ
Stanley Kubrick
生年月日:1928年07月26日
没年月日:1999年03月07日
出生地:
アメリカ合衆国・ニューヨーク
死没地:
イギリス・ハートフォードシャー
● ヴェネチア国際映画祭
第54回(1997年)
金獅子賞・特別功労賞
NY批評家協会賞 第37回(1971年)
監督賞(時計じかけのオレンジ)
NY批評家協会賞 第30回(1964年)
監督賞(博士の異常な愛情)
アカデミー賞 第41回(1968年)
特殊視覚効果賞(2001年宇宙の旅)
エピソード
開業医を営むオーストリア=ハンガリー帝国に起源を持つユダヤ人の両親の長男としてニューヨークのマンハッタンで生まれる。
少年時代にキューブリックの興味を引いたものの中にカメラ、チェス、ジャズがあり、その中のカメラが彼の経歴の出発点となる。
ハイスクール時代はIQは平均以上だったが、成績は平均以下だった。
フランクリン・ルーズベルトの死を報じる一連の写真が写真雑誌『ルック』誌に売れ、見習いカメラマンとして在籍するようになる。
SF三部作と呼ばれる『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』、『2001年宇宙の旅』、『時計じかけのオレンジ』の成功で世界の批評家から映像作家としての才能を認知される。
■ Stanley Kubrick – a filmography ■
映画監督を目指した理由として「今の奴ら(現役の監督たち)よりは上手く撮れる自信があったからだ」と発言している。
初期のころより、監督のみならず映画製作全般にわたり、すべてを掌握する姿勢をとり続けた。
「完全主義者」といわれ、特に晩年は映画製作に時間がかかることでも有名だった。
よく動くカメラ、大画面で深い奥行きの出る広角レンズの使用、自然光を利用した、あるいは自然光を模した照明が特徴。
並みの映画撮影者より遥かに安定した手持ち撮影ができた。
作品中の恐怖演出として陰影を強く演出した上で、上目遣いで画面を睨み付けるという演技を役者に要求することが多い。この手法はロジャー・エバートら評論家からは「キューブリックの凝視(Kubrick stare)」と呼ばれる。
The Kubrick Stare – Supercut from Stas Dimos on Vimeo.
■ The Kubrick Stare – Supercut ■
一点透視図法(奥行き方向の線が全て消失点という一点に収束するように放射状になっている構図)を用いて撮られたカット集
■ Kubrick // One-Point Perspective ■
プラクティカル・ライティングとは、光源が映像の中に視覚的に現れている状態のこと。
■ Stanley Kubrick: Practical Lighting ■
仕事以外では自宅を一歩も出ない引篭もり人生。
動物好き、特に猫が好きだった。
自身は飛行機の免許を持ち操縦経験もあったが、操縦中に事故を起こしかけた経験と、墜落事故に巻き込まれた知人のカメラマンの焼け焦げたカメラを見て以来、ジェット機の旅行を極度に嫌ったため、プロモーションなどでの来日経験はなく、カンヌなどの映画祭に出席したという記録もない。
イギリス・ハートフォードシャーの自宅で心臓発作で息を引きとったとされるが、正式な死因は明らかにされていない。
監督作品
■ 拳闘試合の日 Day of the Fight (1951年)
■ 空飛ぶ牧師 Flying Padre (1951年)
■ 海の旅人たち The Seafarers (1952年)
■ 恐怖と欲望 Fear and Desire (1953年)
■ 非情の罠 Killer’s Kiss (1955年)
● 監督:スタンリー・キューブリック
● 脚本:スタンリー・キューブリック
ハワード・サックラー
● 製作:スタンリー・キューブリック
モリス・ブーゼル
● 出演者:ジェイミー・スミス
フランク・シルヴェラ
● 配給:
ユナイテッド・アーティスツ、ユナイト映画
● 公開:1960年9月17日
● 上映時間:67分
● 製作国:アメリカ合衆国
● 言語:英語
● 製作費:$75,000
● 『非情の罠』は、1955年制作のアメリカ合衆国のフィルム・ノワール。スタンリー・キューブリック監督。
● キューブリックはほかに、脚本、製作、撮影、編集と1人5役をこなしている。
■ 現金に体を張れ The Killing (1956年)
● 監督:スタンリー・キューブリック
● 脚本:スタンリー・キューブリック
ジム・トンプスン
● 原作:ライオネル・ホワイト『逃走と死と』
● 製作:ジェームス・B・ハリス
● 音楽:ジェラルド・フリード
● 撮影:ルシエン・バラード
● 編集:ベティ・ステインバーグ
● 公開:1957年12月10日
● 上映時間:85分
● 製作国:アメリカ合衆国
● 言語:英語
● 製作費:$320,000
●『現金に体を張れ』は、スタンリー・キューブリック監督のハリウッド映画第1作となった、1956年製作のアメリカ映画である。
● 一滴の血も流すことなく、大金獲得のための犯罪計画を立案した主人公が破綻に至るさまを描いたフィルム・ノワールの1作である。
● 1970年11月7日、テレビ朝日「土曜映画劇場」で『華麗なる完全犯罪 競馬場現金強奪作戦』の題名でTV放送されたことがある。
■ 突撃 Paths of Glory (1957年)
● 監督:スタンリー・キューブリック
● 原作:ハンフリー・コッブ
● 出演者:カーク・ダグラス
ラルフ・ミーカー
アドルフ・マンジュウ
● 音楽:ジェラルド・フリード
● 配給:
ユナイテッド・アーティスツ、松竹
● 公開:1958年2月19日
● 上映時間:87分
● 製作国:アメリカ合衆国
● 言語:英語、ドイツ語
● 製作費 $935,000
● 『突撃』(とつげき、Paths of Glory)は、1957年のアメリカ映画。第一次世界大戦のフランス軍を舞台にした物語である。
● のちにキューブリックの妻となるクリスティアーヌ・ハーランが出演している。
● 主演のカーク・ダグラスは、自伝『クズ屋の息子』によればキューブリックの上梓した脚本に惚れ込んで主演を快諾したという。しかし本番近くに渡された台本は、キューブリック曰く「客のウケを狙って」の安易な登場人物の妥協を描くラストに改稿されていた。激昂したダグラスは脚本を元に戻させ、無事完成に漕ぎ着けたものの、ふたりの不仲はその後も続いたとのことである。
● 《 突撃 》・《 スパルタカス 》の製作者としてキューブリックに活躍の場を与えたダグラスは、手腕を買っていたのに完成後、自分を貶める発言を繰り返すキューブリックに我慢ならず、自伝の中で「キューブリックは才能のあるクソッタレだ(a talented shit)」と、その監督手腕は認めつつも、人柄には疑問を投げ掛けている。
■ スパルタカス Spartacus (1960年)
● 監督:スタンリー・キューブリック
● 製作総指揮:カーク・ダグラス
● 出演者:
カーク・ダグラス、ローレンス・オリヴィエ
ジーン・シモンズ、チャールズ・ロートン
● 配給:ユニバーサル・ピクチャーズ
● 公開:1960年12月15日
● 上映時間:184分
● 製作国:アメリカ合衆国
● 言語:英語
● 製作費:$12,000,000
● キューブリックはあくまで監督として「雇われた」だけだと言い張り、死ぬまでこの映画を自分の作品とは認めず、「あの映画には失望した」とまで言っていた。これは製作者カーク・ダグラスが大物俳優であったことにより、キューブリックの思惑どおりになかなかことが進まなかったことが理由とされている。
● キューブリックは不満のあったダルトン・トランボの脚本を現場で書き換え、撮影終了後、脚本家クレジットの問題が持ち上がった際、キューブリックが自分の名前を表記するよう主張した。
● かつて赤狩りで追放歴のあるダルトン・トランボ(ハリウッド・テンの一人)が13年ぶりに実名で脚本を担当したことから、公開当時は右派や軍人を中心に非難や上映反対運動が起こった。これに対し、ジョン・F・ケネディ大統領(当時)が事前通知なしで劇場を訪れて同作品を観賞し、好意的な感想を述べたことで、大ヒットにつながった。
■ ロリータ Lolita (1962年)
● 監督:スタンリー・キューブリック
● 脚本、原作:ウラジーミル・ナボコフ
● 出演者:
ジェームズ・メイソン、スー・リオン
● 配給:
メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
● 公開:1962年9月22日
● 上映時間:152分
● 製作国:イギリス、アメリカ合衆国
● 言語:英語、フランス語
● 製作費:$2,000,000
● 脚本のクレジットはナボコフになっているが、最初、ナボコフの脚本が長過ぎて映画にすると7時間以上にもなることから、一度短く書き直したが、結局キューブリックはその2割ほどを使ったにすぎず、ほとんどを自分の脚本で撮影した[2]。ナボコフはそのことを試写で知り、のちに不満を述べている。
● 未婚の男女が同じ平面上で横たわらない、といったハリウッドの自主規制コードやカトリック団体からの抗議により、小説の主題を明確に描けず、「主人公たちの関係のエロティックな面を強調できなかった」とキューブリックは述べている。
■ 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか Dr. Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb (1964年)
Dr. Strangelove or: How I Learned
to Stop Worrying and Love the Bomb
● 監督:スタンリー・キューブリック
● 原作:
ピーター・ジョージ『破滅への二時間』
● 出演者:ピーター・セラーズ
ジョージ・C・スコット
● 配給:コロンビア映画
● 公開:1964年10月6日
● 上映時間:93分
● 製作国:イギリス、アメリカ合衆国
● 言語:英語、ロシア語
● 《 博士の異常な愛情 》。キューブリック監督と主演のピータ・セラーズは共に大のジャズファンであり、両者とも映画界入りする以前は演奏家としても実力があった。完璧主義で絶対に指示通りでなければ許さないキューブリックも、本作ではジャズのリフ奏法・アドリブ奏法を映画の演技としてセラーズに許し、それが成功の一因だったと映画評論家アレクサンダー・ウォーカーは後に語っている。
● ピーター・セラーズが大統領とマンドレイク大佐とストレンジラヴ博士の、1人3役を演じた。当初はコング少佐も演じて、4役になる予定もあったが、撮影中の事故でセラーズが脚に怪我をしてコックピット内を出入りすることが不可能になったため、代役がたてられた。
● 本作については、俳優の演技や物語そのものよりキューブリックの演出に対する評価が極めて高い。
●上映直前のケネディ大統領暗殺事件に起因すると見られる変更箇所が、完成版には少なくとも2つ有る。劇中コング少佐による荷物の点検シーンの最後は「これならダラスでたっぷり遊べるよ」という台詞が「ベガスで」に置き換えられた。プレビュー時、作品のラストは作戦室でのパイ投げシーンだった。キューブリックはスニークプレビューの反応と、それはコメディではなくファース(笑劇)だという理由でカットしたと述べているが、ジョージ・C・スコットは「ケネディ暗殺で全部カットされた」と言及している。
■ 2001年宇宙の旅 2001:A Space Odyssey (1968年)
● 監督:スタンリー・キューブリック
● 出演者:
キア・デュリア、
ゲイリー・ロックウッド
● 配給:
メトロ・ゴールドウィン・メイヤー
● 公開:1968年4月11日
● 上映時間:141 分(途中休憩含まず)
● 製作国 :イギリス、アメリカ合衆国
● 言語:英語
● 製作費:$10,500,000
● 《 2001年宇宙の旅 》。当初キューブリックは美術担当として漫画家の手塚治虫の協力を仰いだが、当時の手塚は連載漫画の他に、テレビアニメ番組を多数抱え、日本国外での映画製作に携わることは物理的に不可能であったため、オファーを断った。「200名もの人間を食わせなければならないので」云々と云う主旨の返信を送ると、キューブリックは「家族が200人もいるのか?!」と驚嘆したという。手紙自体は紛失してしまったが、封筒の写真は手塚のエッセイ本に掲載されている。
● 製作は1965年に開始し、イギリスのメトロ・ゴールドウィン・メイヤー BRITISH STUDIO で撮影された。翌1966年5月までに俳優の演技シーンを撮り終えたが、SFXシーンの完成までさらに1年半以上を費やした。
● 映画は70mmシネラマ規格で製作された。キューブリックは映像表現にシネラマスクリーンでの上映効果を最大限に狙っている。シネラマスクリーン以外の映画館やビデオでの鑑賞は監督の意図にないため、2012年現在の日本においてはキューブリックの意図した映像表現を存分に感じられる環境にない。
● ディスカバリー号の乗員達が食べる宇宙食は、NASAが実際に開発して本作のために提供したものである。また本作に登場するコンピュータの設定や画面はIBMが協力しており、当初は随所にIBMのロゴがあしらわれていたとされる。しかしながら製作中に「コンピュータが人間を殺害する」というストーリーであることが判明したため、IBMは手を引き、ロゴもすべて除去された。取り残されたIBMロゴが、アリエス1B型の計器盤およびディスカバリー号乗員が着用する宇宙服の左腕コンソールについている。
● 作中の各所にワイヤーフレームCGが登場するが、当時のCGはまだ大学研究レベルの段階であり、電卓すら黎明期で一般に普及していない時代だったため、これらの画像は計算尺で計算し、手描きにより作図された。
● 公開当時、日本のSF作家の反応はかなり冷淡だった。[要出典]筒井康隆は「大愚作」と断じた後、星新一から「退屈だったなあ(シネラマの一部を切り抜いて、のべつCMを流しておけば)もっとおもしろくなっただろうなあ」と言われたとエッセイ『欠陥大百科』に記している。興行的にはヒット作とは言えなかったが、その年の暮れ、多くの新聞・雑誌の年間ベスト10で高評価された。
■ 時計じかけのオレンジ A Clockwork Orange (1971年)
● 監督:スタンリー・キューブリック
● 出演者:マルコム・マクダウェル
● 配給:ワーナー・ブラザーズ
● 公開:1972年4月29日
● 上映時間:137分
● 製作国:イギリス、アメリカ合衆国
● 言語:英語
● 製作費:$2,200,000
● 《 時計じかけのオレンジ 》。まぶたを固定されるシーンで、事故が起きたが撮影を強行し、俳優が失明しかけた。装置でまぶたを固定される場面の撮影中に、装置の位置がずれて目の中に直接入ってしまうが撮影を強行した。
● 主演のマルコム・マクダウェルはこの作品について「アレックスを演じた後の10年間、あの役を嫌っていた。作品を観ようとも思わなかったし、人前で語ることさえも嫌だった。それは、人にいつもあの映画の話をされ、与えられた新しい映画でわたしが演じるキャラクターは、すべてアレックスをイメージして作られたものばかりだったからね。だが、今となっては自分もそれを受け入れて感謝しなければならないと思えるようになった。あの作品は誰がどう観たって傑作だからね」と語っている。
● アレックスが二度目に作家の家を訪れたときに登場するマッチョな男は、ダース・ベイダーの中身を演じたデヴィッド・プラウズである。
■ バリー・リンドン Barry Lyndon (1975年)
● 監督:スタンリー・キューブリック
● 製作総指揮:ヤン・ハーラン
● 出演者:
ライアン・オニール、マリサ・ベレンスン
● 配給:ワーナー・ブラザーズ
● 公開:1976年7月3日
● 上映時間:185分
● 製作国:イギリス、アメリカ合衆国
● 言語:英語、ドイツ語、フランス語
● 製作費:$11,000,000
■ シャイニング The Shining (1980年)
● 監督:スタンリー・キューブリック
● 製作総指揮:ヤン・ハーラン
● 出演者:ジャック・ニコルソン
● 配給:ワーナー・ブラザーズ
● 公開:1980年12月13日
● 上映時間:143分(通常公開版)、
146分(プレミア上映)
● 製作国:イギリス、アメリカ合衆国
● 言語:英語
● 製作費:$12,000,000
● キューブリック作品は1957年《 突撃 》など早くから移動撮影で知られていたが、《 シャイニング 》では開発されたばかりの「ステディカム」を導入。用法は効果的で、この撮影装置の知名度を飛躍的に高めた。
● ジャケットにも採用された、この映画の象徴ともいえるジャック・ニコルソンの狂気に満ち満ちた顔を撮るためにキューブリックはわずか2秒程度のシーンを2週間かけ、190以上のテイクを費やした。
● 本公開に先立つプレミア上映では146分の映画として公開されたが、現在は見ることが出来ない。これには逃げ延びたウェンディとダニーが病院でホテルの支配人アルマンと再会するエピソードがあった。支配人はダニーに黄色のボールを投げ、そのボールはダニーがホテルの廊下で遊んでいる時に、どこからともなく転がってきたボールと同じだったというエピソードであり、アルマンがホテルの事情を知っていたと暗示するシーンであった。このラストはすぐに削除され、143分となり、アメリカで一般公開された。さらに国際版用に再編集した119分のコンチネンタル版と3バージョン存在する。
● スタンリー・キューブリックによる映画化で世界的に著名となった同作だが、キューブリックはスティーヴン・キングの原作を大幅に変更しており(原作改変)、殆ど別作品に近い趣になっている。これは原作の著者であるキングがキューブリックへの批判を繰り返し、後に「映画版へのバッシングを自重する」事を引き換えにドラマ版で再映像化を試みた程であった。
■ フルメタル・ジャケット Full Metal Jacket (1987年)
● 監督:スタンリー・キューブリック
● 原作:グスタフ・ハスフォード
● 製作総指揮:ヤン・ハーラン
● 出演者:マシュー・モディーン
ヴィンセント・ドノフリオ
● 配給:ワーナー・ブラザーズ
● 公開:1988年3月19日
● 上映時間:116分
● 製作国:イギリス、アメリカ合衆国
● 言語:英語
● 製作費:$30,000,000
● 1957年の『突撃』と並び「反戦映画」と称される事があるが、キューブリック監督自身には本作と『突撃』いずれにも「反戦映画」という意識はなく、本作の脚本家マイケル・ハーはキューブリックから「戦争そのものを映画にしたい」という企画意図と『突撃』が「反戦映画」と見なされていることに対する落胆を聞いている。
■ アイズ ワイド シャット Eyes Wide Shut (1999年)
● 監督:スタンリー・キューブリック
● 製作総指揮:ヤン・ハーラン
● 出演者:
トム・クルーズ、ニコール・キッドマン
● 配給:ワーナー・ブラザーズ
● 公開:1999年7月31日
● 上映時間:159分
● 製作国:アメリカ合衆国、イギリス
● 言語:英語
● 製作費:$65,000,000
● 《 アイズ ワイド シャット 》。公開当初はキューブリックが自ら語ったという「この作品が私の最高傑作だ」との言葉が広く流布され、ビデオソフトの解説などにも引用された。一方で、死の2週間前にキューブリックからの電話を受けたという友人で俳優のリー・アーメイが、その電話でキューブリックは「《 アイズ ワイド シャット 》は、クルーズとキッドマンが滅茶苦茶にした完全な矢敗作だ」と語っていたと2006年に発言している
● 《 アイズ ワイド シャット 》。本作品は撮影期間が46週=休暇を含めて400日(1年以上)。その長さはギネスブックにも「撮影期間最長の映画」という部門で認定されている。
参考記事
スタンリー・キューブリック – Wikipedia
これが原点。「天才少年」と謳われた若きスタンリー・キューブリックの写真作品 | ARTIST DATABASE
キューブリック作品がいかに一点透視図法を使っているかがわかるムービー – GIGAZINE
圧倒的な映像美…「スタンリー・キューブリック監督」オススメ映画6選 – NAVER まとめ
キューブリックの娘が「2001年宇宙の旅」「時計じかけのオレンジ」現場写真を公開 : 映画ニュース – 映画.com
【貴重画像】ヴェールに包まれた「父・キューブリックとの生活」27年間の写真を、愛娘・ヴィヴィアンが公開:DDN JAPAN
キューブリック作品の一度見たら忘れられない印象的なシーンをGIFアニメ化 – GIGAZINE
非情の罠 – Wikipedia
現金に体を張れ – Wikipedia
突撃 (映画) – Wikipedia
スパルタカス (映画) – Wikipedia
ロリータ (1962年の映画) – Wikipedia
博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか – Wikipedia
2001年宇宙の旅 – Wikipedia
時計じかけのオレンジ – Wikipedia
バリー・リンドン – Wikipedia
シャイニング (映画) – Wikipedia
フルメタル・ジャケット – Wikipedia
アイズ ワイド シャット – Wikipedia
Red: A Kubrick Supercut on Vimeo
【知識・雑学】愛猫家スタンリー・キューブリック : KUBRICK.blog.jp|スタンリー・キューブリック
17歳でこのセンス。スタンリー・キューブリックが撮った1946年のニューヨーク地下鉄内の光景 : カラパイア
【 更新履歴 】
3稿)2015年04月18日、シネマドローム
2稿)2012年09月21日、シネマパレード~隼
初出)2011年05月14日、シネマパレード~隼