2000年公開 イギリス発のクライムコメディ、スナッチの感想です。
作品紹介
宝石泥棒によって盗まれた89カラットのダイヤ。そのダイヤを巡り、マフィアのボス、元KGB、ボクサーのプロモーター、賭けボクシングの胴元、賭けの上がりを狙う質屋、パイキー(流浪民)達が絡み合います。
あらすじ
登場人物が多い、テンポが早い、ストーリーが複雑に絡み合ってると、1回観ただけではとても憶えられませんでした。ビデオで見直したらアップ予定。
(^^;
感想
面白かったです。
まず宣伝コピーで「スタイリッシュ」と呼ばれる映像。シーンがストップして回転したり、ズームイン/ズームアウトしたり、ワンカットの切り替えが早く、実にテンポがいいです。映画が始まると間も無くこの手法で次々と登場人物が紹介されます。ファイトシーンにも迫力がでました。
先がどうなるかわからないストーリーで、どんどんと話が進んでいきます。そして、さほど重要に扱われてなかった流浪民ボクサー(ブラット・ピット)が最後をシメてくれました。
適度なギャグにも笑わされました。
ワンシーン
ボリスの家に車で向かうターキッシュ、アビー、ビニーの各チーム。ターキッシュの投げ捨てた牛乳がアビーの車に、アビーの車は壁に激突しトランクに閉じ込めていたボリスが逃げ出し、逃げ出したボリスをビニーの車が跳ね飛ばす。各々の視点でこの場面が3回繰り返されます。ここが判り易かった。みんなが集まってくるので何かあると予想されられましたが、3回アッといってしまいました。
薀蓄
ガイ・リッチー監督のデビュー作である前作『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』と同じスタイル、アイディア、モチーフを踏襲しており、一部出演者も前作と重複する。
主演のジェイソン・ステイサムが、公開当時それほど有名でなかったためポスターにはブラッド・ピットをメインに使っている。ブラッド・ピットは『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』に感動して仕事を引き受けたため、破格の出演料となっている。
資料
原題:Snatch
コピー:アタマ使ってる?
監督:ガイ・リッチー
脚本:ガイ・リッチー
原作:ー
制作:マシュー・ヴォーン
製作総指揮:スティーヴン・マークス、ピーター・モートン、アンガッド・ポール、トルーディ・スタイラー、スティーヴ・ティッシュ
音楽:ジョン・マーフィ
主題歌:ー
撮影:ティム・モーリス=ジョーンズ
編集:ジョン・ハリス
ターキッシュ(プロモーター) / ジェイソン・ステイサム
弾丸歯のトニー / スティーヴン・グレアム
パイキーのミッキー(ミッキー・オニール) / ブラッド・ピット
フランキー・”フォー・フィンガー”(宝石泥棒) / ベニチオ・デル・トロ
ソル / レニー・ジェームズ
質屋のヴィニー / ロビー・ギー
タイロン / エイド
配給:SPE
公開:2001年3月10日
上映時間:104分
製作国:アメリカ合衆国
言語:英語
制作費:$10,000,000
Snatch (2000) Official Trailer 1 – Brad Pitt Movie – YouTube
本編を観るには・・・
参考・引用
スナッチ – Wikipedia
【ブラッド・ピット来日記念】ブラピが演じた「男が惚れる最強キャラクター」6選 – AOLニュース
ブラッド・ピットの映画【スナッチ】やっぱガイ・リッチーは最高だ! | 美しき見聞録~ ザ!鉄腕!DASH! を愛するブログ~
更新履歴
初出)2001年04月22日、東京つまみ食い