パックマン、次のステージはニューヨーク5番街? ピクセルの感想です。

 

紹介

パックマン、ドンキーコング、ギャラガ。昔懐かしいアーケードゲームのキャラたちが大挙して地球に攻めてきた!? 向かえ打つのはゲームに青春をかけた、今はおじさんアーケーダーズ!!
平面、8bitキャラが最新CGで3D化。昔のテイストをちゃんと残しているところが凄い。この映画の主役はなんと言ってもゲームキャラたちです。
 
 

あらすじ

1980年代。初のアーケードゲーム世界大会。ドンキーコングの決勝戦でプラントに負けたブレナー。それから人生に負け癖が、今はしがないホームセンターの配線工。
ある日、ゲーム機の取り付けに訪れた家で、夫の心変わりに嘆く美女と出会う。心躍らすブレナーであったが、それもつかの間、喧嘩を始める二人。そこに昔からのゲーム仲間、ウィル(なんと今はアメリカ大統領)から電話が。

「ブレナー、君の出番だ。ギャラガが地球を攻めてきた!」
 
 


 

感想

見所はなんといってもアーケードのキャラたち。これがよく出来てます。アーケード(ゲームセンター)では8ビットのドット絵だった彼ら。この映画ではサイコロのような正六面体(キューブ)の集合体にグレードアップ。1つ1つがカラフルに光って綺麗。やられるとバラバラに崩れ落ちる様も見せてくれます。
ギャラガ、アルカノイド、パックマン、スペースインベーダー、テトリス、フロッガー、ドンキーコング。’80年代、日本を席巻したキャラたち。100円玉を湯水のように使わされました。
(^^;
その他のキャラはアメリカ版? センチピート、ミサイルコマンド、ロボトロン2084、・・・。知らないなぁ。新聞を配る自転車少年は(ペーパーボーイ)は見たことがあるような。

ゲームキャラを操るのはヴォルーラ星人。アーケードゲーム大会のビデオをNASAが宇宙に打上げ、それを果たし状と勘違いしたという設定。・・・苦しいwww。
地球人へのメッセージはテレビをジャック、レーガン大統領、マドンナ、マックスヘッドルームの姿を借り伝えます。その中で・・・。この人は誰だっけ? どこかで見たことがあるんだけど・・・。そうか、007/黄金銃を持つ男だ。でも一緒に写っているのはクリストファー・リーじゃなさそう。ファンタジー・アイランドというドラマらしい。
 
 

 
 
アーケードキャラ V.S.アーケーダーズ。1回戦はセンチピード。龍のような怪物が空から攻めてきます。攻撃を邪魔するのはキノコ。頭を撃たないと龍は分裂、もたつく軍人たちを尻目に、次々と敵を撃破するブレナー。こんなシューティング、大空を舞台にプレイしてみたいものです。

2回戦はパックマン。ニューヨークの網の目のような道路をステージに見立ててます。逃げる巨大パックマン。追うゴーストは4色のミニクーパー。www
4人目のドライバーとして岩谷教授登場。パックマンの生みの親、岩崎徹さんがモデルらしい。でも戦う前にパックマンに腕を噛まれ、カプセル化、戦う前に逃走となりました。

結構、真面目にカーアクション。謎の技で次々をパックマンを倒すエディ。しかし川に転落。人類の命運はブレナーの手に。パワークッキーを食べたパックマンを相手に、ちょっとした裏技を。無事クリアとなりました。

勝利に酔うブレナーたちでしたがプラントがイカサマをしていたことが発覚。ヴォルーラ星人は怒り、総攻撃に。そして最後のボス、ドンキーコングとの対決となります。

プラントのイカサマはチートコード。映画ではこのコードがサングラスに書いてあり、それをプラントが見てたということのようだけど。なんでそれでゲームを改造できる? 表現するのが難しいのでこうしたのか? せめてスマホぐらいいじらせればいいのに。インディペンデンスデイのウィルス注入ぐらい違和感がありました。

プラントにはモデルとなった人がいるらしい。実在する『パックマン』と『ドンキーコング』の世界チャンピオン、ビリー・ミッチェル。容姿と性格を似せてるって・・・、この人どんな人?

ブレナーの弟分、レイモンソフ。ゲームが好き過ぎで友人もいない偏屈。ドージョークエストというゲーム(架空のゲーム)に出てくるレディ・リサにぞっこん。ゲームキャラとの戦いの中、彼女が現れ、3Dどころが人間化。この人のスタイルの良さといったら・・。ローラも裸足で逃げ出します。本当に同じ人類なのでしょうか?
オオーw(*゚o゚*)w

演じているのはアシュレイ・ベンソンというモデルさんだそうです。
 
 


 
 
ブレナーの少年時代から今の時代への切り替わり。これがちょっと面白かった。エディに負け、落ち込むブレナーに、クーパーが。
「(おまえは大金持ちになって)オリビア・ニュートンジョンと結婚できるかも」
「おれはサマンサ・フォックスを考えていたけど」とブレナー。
「いいけど、シーナ・イーストンには負ける」
「じゃあ、やっぱマドンナかな」

 ここで突然、現在の二人に。

「スカーレット・ヨハンソンはどうだ?」
「すごくいい、ハルベリーほどではないけど」
「ケイティー・ベリーを忘れるな」

あれから年月が過ぎたこと、それでも二人の性格や関係が変わらないことが一瞬でわかる巧い場面展開でした。
  
 

 
 
パックマンの勝負に勝ち、祝杯。ウィル大統領はその嬉しさをステップで表します。レイモンソフはバンドを従え熱唱。どちらも巧い。映画に出るって役者にとっては最大のチャンス。このシーンにここぞという二人の意気込みを感じました。

主役ブレナーの声が変。この声はだれなのか、柳沢慎吾さんでした。ゲームオタクのイメージないなぁ。

ドンキーコング、その舞台はギャラガの形をした母艦の中。2次元ではわからなかったけど、実際はこうなっていたのか。妙なところで感心してしまいました。

バイオレットの息子とテレビゲームをするブレナー。銃で殺しまくるゲームに、むかしはこんなゲームはなかったと嘆きます。いまやアーケードも古き良きアメリカの思い出か。

ゲームキャラの攻撃、その正体がわかる前、大統領のもとで始まる緊急対策会議。これはひょっとしたらグーグルが黒幕ではという話になるとこに大笑いしてしまいました。Www
 
 

薀蓄

完成された脚本に書かれていた「万里の長城がエイリアンに破壊される」「アメリカ大統領がエイリアンの侵略を中国の陰謀と疑う」「中国がメールサーバをハッキングする」などのシーンに関して、「中国での公開に好ましくない影響を与える」というソニー・ピクチャーズ中国支社幹部の意見や中国当局による検閲に配慮したため、2014年には中国に関するシーンは全てカットされた。

制作に際して『パックマン』『フロッガー』『ドンキーコング』などを登場させるためライセンスを取得した際、『パックマン』の生みの親である岩谷徹は「残虐じゃなかったらいいよ」と許諾しており、また、制作陣は「パックマンは正義の味方」というアメリカ人の一般的な認識に基づき、パックマンが人間を食べないように意識して制作している。

岩谷徹本人も、1982年に幼いサムたちが通っていたゲームセンターでアーケードゲームの修理をするナムコのエンジニア役として、一瞬だけ登場した。

資料

原題:Pixels
コピー:ゲームクリアか、全滅か。
監督:クリス・コロンバス
脚本:ティム・ハーリヒー、ティモシー・ダウリング
原作:-
制作:アダム・サンドラー、クリス・コロンバス、アレン・コヴァート、マーク・ラドクリフ
出演:アダム・サンドラー、ケヴィン・ジェームズ、ミシェル・モナハン、ピーター・ディンクレイジ、ジョシュ・ギャッド、ブライアン・コックス、アシュレイ・ベンソン、ジェーン・クラコウスキー
音楽:ヘンリー・ジャックマン
主題歌:-
撮影:アミール・モクリ
編集:ヒューズ・ウィンボーン

サム・ブレナー(アダム・サンドラー)- 柳沢慎吾
ウィル・クーパー(ケヴィン・ジェームズ)- 木村雅史
ヴァイオレット・ヴァン・パッテン中佐(シェル・モナハン)- 本田貴子
エディ・プラント(ピーター・ディンクレイジ)- 神谷明
ラドロー・レイモンソフ(ジョシュ・ギャッド)- かぬか光明
ポーター大将(ブライアン・コックス)- 浦山迅
岩谷教授(デニス・アキヤマ)- 原康義

配給:コロンビア映画(アメリカ)
公開:2015年9月12日(日本)
上映時間:105分
製作国:アメリカ合衆国
言語:英語

制作費:$90,000,000

懐かしのパックマンやドンキーコング、ギャラガまで登場! 映画「ピクセル」予告編 – YouTube
 


 

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ピクセル
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参考・引用

ピクセル (2015年の映画) – Wikipedia
エルヴェ・ヴィルシェーズ – Wikipedia
センチピード Centipede (Atari)1981 retro game ピクセル? – YouTube
ギャラガ – YouTube
パックマン 1面~リンゴの2面まで – YouTube
(Arcade) Frogger – YouTube
Arcade Longplay [270] Arkanoid – YouTube
ペーパーボーイAC版 PAPERBOY – YouTube
Ashley Benson Cute Moments . – YouTube

更新履歴

2稿)2018年05月01日、シネマドローム
初出)2016年02月24日、シネマドローム