天王寺のたこやき屋さん。
案内
鶏ガラと10種類の野菜、布とカツオを4時間煮込んだ特製スープが生地。
地図
感想
通天閣の周辺その3
フェスティバル・ゲートの前。大阪環状線の高架下で信号待ちをしている時のこと。小さな女の子が泣いています。その子を叱る若いお母さん。泣き止まない女の子をその人は突然突き飛ばしました。『あああ、うるさい!』その顔にはイライラだけ、愛情のかけらもありません。赤ん坊を抱えた若いお父さんが、女の子を引き起こしてました。
高架下を抜けると大通りに出ました。浮浪者が歩道に大の字になって寝ています。食い散らかしたカスが、無造作に道路に散らかってました。
成功してる個性
近鉄百貨店の横、あべの橋駅の細い道を行ったはずれに、やまちゃんはあります。マンションと住宅街の通りに現れる長い行列。小さな店は窓がレジ代りです。並んでいたのは10人程度。鉄板にペンキで、道路にはみ出さないで並ぶようにとの注意書き。所々錆びているところをみると、そんな昔から人気店なの?
ここのたこやきは生地が決め手。10種類の野菜、鶏ガラ、昆布、カツオを使い、3~4時間煮込んで作るとか。生地に味があるのでタレがいらないそうです。どんなのだろう?
バリエーションも変ってます。ベスト、レギュラー、ヤング、ヤングB、辛口。たこやきはすべて同じで、つけるタレが違うそうです。
ベストはタレなし。これが店のお勧め。レギュラーはソースと青海苔。ヤングとヤングBはソースか醤油とマヨネーズ。辛口は醤油と青海苔かかってます。青ネギのせは別料金で50円。すばらしいい。
(^^;
タコ焼きを買った人は、通りを渡りマンションの下へ移動。お持ち帰り専門店なので、こちらがテーブル代りのようです。立ちながら食べているカップル。ぺたんと歩道に座って食べてる女の子。通りに沿って数個、やまちゃんと書かれた大きなごみ箱が並んでいます。
熱っついシュークリーム
私の頼んだベストができあがりました。10個で300円。形は随分と凸凹、歪(いびつ)です。表面の生地はパリパリに焼けていて、けっこうな固さ。でも齧(かじ)ると中はトロトロで、タコ以外は形すらがありません。まるでシュークリームのようです。まろやかですらあります。確かにうまい。
それにしても、ものすごく熱い!
(O_o)
時間帯(作る人)によっては、随分と味が変るそうですが、(ビジャビジャの時があったとか)、どうやら今回は当りだったようです。お陰様で、大阪の出張も締まりました。
リンク集
本店あべの たこ焼きやまちゃん
やまちゃん 本店 – 天王寺/たこ焼き [食べログ]
やまちゃん本店(地図/写真/天王寺・阿倍野/たこ焼き) – ぐるなび
この記事は 2004年04月12日 東京つまみ食い にアップしたものです。