うかい竹亭、これも2002年当時のレポートです。
案内
竹林の中、山里の懐石料理。
地図
感想
うかい竹亭(ちくてい)。うかい鳥山を経営している、うかいグループの1店です。鳥山の支店ぐらいに思っていましたが、なんとサービス、料理ともこちらの方が一クラス上でした。
例えば駐車場。ここでは一台々々に案内が付き、駐車位置まで誘導。停車するやいなやドアを開けてくれます。
例えば献立表。注文するとまず初めにコースの献立表がでてきます。和紙に印刷された献立表。次に何がでてくるかがわかり、楽しみも何割か増しになります。季節の花の描かれた布巾と供に記念に持ち帰ることができます。
竹林の中の建て屋も一段と豪華。あちこちに点る提灯に大正時代にでもタイムスリップしたよう。手入れの行き届いた庭。大きな石が敷きしめられた道を行くと、これでもかと大きい鯉が大きな口を開けています。
通されたのは8畳ほどの個室。子供程ある花瓶と、それいっぱいに生けてある花。ここは全て個室なのでしょうか?政治家にでもなったみたい。
宗和流懐石料理は3種類のコース。8,300円の「月」を選択。
内訳は
・前八寸/焼き栗、鯖ずし、小芋けしの実揚げ、塩炒り銀杏
カールスモーキー石井も唸ったという鯖ずし。個人的には小芋の甘さに驚きました。
・吸い物/土びん蒸し 松茸、鱧、三つ葉
小さな急須に入った土びん蒸し。本当の松茸の香りってこうゆうのなんだ。
・造り/タイ、ヒラマサ
ざるの中に細かく砕いた氷の粒。その上に2切れづつチョコンと載っていました。ヒラマサが肉厚でうまかった。給仕の人に魚の名前を確認してしまいました。
・焚合せ/小蕪、鴨、そぼろあん掛け
鴨の焼き具合に文句無し。
・焼肴/岩魚塩焼き
魚篭のようなものの中で葉っぱが焚かれています。蓋の部分で岩魚が暖められています。見せてくれます。岩魚自体は鳥山のものと同じかな。
・強肴/特撰牛、朴葉焼き
大きな葉の上に味噌が敷かれ、その上にネギの微塵切りと牛肉がのってます。小さな七輪(炭火)で焼きながら食べます。
・飯/松茸ご飯
・汁/揚げ豆腐、なめこ
・香の物/沢庵、青菜漬け、ごぼう
ごぼうが一番美味しい。ご飯はちょっと柔め。
・水菓子/抹茶羹
抹茶のプリンに小豆がかかってました。締めにぴったり。
洗いざらしのカラーワイシャツ1枚で行くようなところではありませんでした。満足一杯ですが、これではお金が続きません。明日から働くぞ~。
リンク集
東京・高尾 懐石料理「うかい竹亭」
うかい竹亭 (うかいちくてい) – 高尾山口/懐石・会席料理 [食べログ]
うかい竹亭(八王子/懐石(懐石料理)) – ぐるなび
うかい竹亭(高尾山/和食) | ホットペッパーグルメ
この記事は 2002年10月07日に 東京つまみ食い に、2010年10月09日に グルメ、なんでも噛んでも にアップしたものです。