うかい鳥山、2002年当時のレポートです。
案内
奥高尾、合掌造り先に幽玄の地が広がります
地図
感想
※2002年に書いた記事なので写真はありません。変わりにオフィシャルページから、写真をおかりしました。料理の美味しさだけでない、とても印象的なお店でした。
~ うかい鳥山 ~
八王子I.Cを抜け20号を暫く走る。目印は黄色の点滅信号です。以前から評判のうかい亭鳥山に行ってみました。奥高尾、店に近づくにつれ木々が鬱蒼としてきます。地形に合わせた不規則な形の駐車場。その前にまるで山の一部のような合掌造りの建物がありました。
予約はしてない旨を伝えると、奥の待合所で待つことに。既に外国人の家族が2組待っていました。部屋にはお土産の漬物やお酒、他に民芸品が置いてあります。15分ほど待つと、案内の人が来ました。六千坪あるという敷地に点在する38の離室。その間を小道が縫うように続いています。かがり火、清流に水車、飛び石、打ち水。とても涼しげな雰囲気、伊豆や箱根の高級旅館にきたみたい。確かにこれでは案内の人がいないと辿り付けないな・・・。
通されたのは2階建ての白川亭。2階の畳の部屋にはテーブルが3つ。都会では考えられないゆとりのスペースです。動く度に少し床が鳴って時代は大正という雰囲気。窓の下の小さな建て屋で、魚を焼いているのが見えます。
メニューはコースのみ。牛肉か鶏肉。どちらも3コース用意されてます。自在焼(鶏肉、5500円)を注文。
内訳は
・ とろめん豆腐
・ 加茂茄子味噌田楽
・ 夏鴨の吸物
・ 鮎糸造り
・ 若鮎塩焼
・ 地鶏炭火焼
・ 麦とろ
・ 味噌汁
・ 香のもの
・ わらび餅
・ 甘味
一番はやはり地鶏の炭火焼。テーブルの中央は四角く切り取られていて、灰が敷き詰められています。そこに鉄鍋に入った炭火が置き、その上に網をのせます。1串に2切れ刺してある鶏肉が2串。
~ 自在焼 ~
専用の牧場で100日間放し飼いされたという鶏肉は、ボリュームがたっぷりでぷりぷり。裏返すだけでなく、縦方向にもよく焼いてとの説明がありました。焼きあがった鶏はパンパンでジューシー。鶏のどこにこんなに肉があるのでしょう。食べ応えがありました。プリンのようなとろめん豆腐も感激。茄子の味噌田楽、大きさと甘さが茄子とは思えませんでした。
でもなんといってもここは雰囲気。ゆったり感と貸切り気分、よく手の入った庭、それに丁寧な接客です。
ただちょっと受付の人が忙しすぎかな。受付と会計に結構時間がかかってしまいました。誰か急の休みでも入っちゃったのかな。
~ 和牛炭火焼 ~
リンク集
東京・高尾 いろり炭火焼料理「うかい鳥山」
うかい鳥山 (うかいとりやま) – 高尾山口/懐石・会席料理 [食べログ]
うかい鳥山(八王子/鳥料理(鶏料理)) – ぐるなび
八王子 うかい鳥山(高尾山/和食) | ホットペッパーグルメ
この記事は 2002年05月20日に 東京つまみ食い にアップしたものです。