神田のカレー屋さん、トプカで野菜カレーを食べました。
案内
コンセプト
欧風カリーと印度風カリーの2種類はどちらも勿論オリジナル。
マイルドな欧風カリーは、バターや白ワインなどを使ってあめ色になるまで炒めたタマネギに、20種類以上のスパイスと鶏スープを加え12時間煮込んで作っています。
刺激的な印度風カリーは、シナモンやカルダモン、クミンなどで香りや辛さを引き立てて作ります。当店の心は「手間と時間をおしまない」まさしく2種類とも手を抜いておりません!
具に合わせたルーへのこだわり
いくらどんなに旨くたって、どのメニューも全部同じルーを使っているカレー屋は、お客様を馬鹿にしていると思います。
トプカのカレーは、注文があってから、一皿一皿、フライパンで調理します。ベースのルーはありますが、具によって全てのルーを使い分けています。
例えば、きのこを使ったカレーなら、具とは別枠で、きのこのエキスを導き出す方法を考えるわけです。そしてルーにきのこの風味をつける。またエビの場合は、ダシをとるとエビ自体の風味が薄れてしまいます。だからエビの甘味が凝縮されたルーから、逆にエビに風味を呼び戻すようなカレーを作っているのです。
客に順応せず、自分の味を貫く
インドカレーが一般的でなかったオープン当初は、お客さんのウケは必ずしもよいとは言えませんでした。
旨いカレーを出している自信はありましたが、味覚は人それぞれ違います。
自分が旨いと思う味も、結局は独断と偏見で、すべての人に満足してもらうのは無理です。
だから、こんなにおいしいカレーを食べたのは初めてです、と言ってくれるお客様がいた時は本当にうれしかったです。売上は散々でしたが、その笑顔を励みに、また明日もがんばろうって思いました。
地図
感想
神田のカレー店、トプカ。インドカレーと欧州カレーが食べれるらしい。カレー好きの方のブログを読んで、行ってみたくなりました。
たどり着けるかなぁ、いつも新しい店に行くときは心配になります。方向音痴というわけではないのですが、たどり着く確率は50%以下。不思議です。街歩きの場合は着いたところが目的地なのですいいですが、グルメはそうは行きません。でも、今回は大丈夫か。何しろ、神田まつやの並び、これなら大丈夫でしょう。なおかつ今回はGoogleMapで目的地を設定するという掟破りまで。う~ん、楽しみの半分を捨ててしまったような気もする。
(~_~;)
無事、お店に到着。時間はぴったり正午です。引き戸を開けると店内すべてが見渡せます。土曜とは言え、こんでるだろうという予想はズバリ、ほぼ満席でした。(コロナ対策あり)
左手すぐにレジが。食券制とは聞いてましたが自販機じゃないんだ、券が手書きの紙とは知りませんでした。
(^_^;)
何にしますかと聞かれ、「野菜カレー(欧州)」と答えます。予習しておいてよかった。
カウンター席の1番奥を指定されました。
すぐに玉子スープと水が出てきました。カレーが辛いらしいので水は有難い。心地好く冷えてます。ピッチャーにもたっぷり入っているし。
野菜カレー、来ました。
カレー、かけちゃお。1度では無理そうなので、少しずつ。
具が大きい!それでいて味が染み込んでます。ドロリとしたカレーは、初めは少し甘み(玉ねぎ?)を感じますが、遅れて辛さがやってきます。といっても2カラ程度(CoCo壱換算)で、私には丁度です。でもこちらの方が、味に深みがあるみたい。
お店のホームページによると、ここのカレーは「北インドの伝統的なカレーにフランス料理の要素を加え、数々のスパイスを調和」とあります。カレー激戦区を生き抜いているだけあるなぁ。
インドカレーも食べてみたい。
チーズカレーも食べてみたい。
インド風ポークカリーも食べてみたい。
あっという間に食べれますが、カレーが少しグレイビーボート(魔法のランプみたいなの)に残る感じ。お客さんの何人かが、半ライスを注文してた理由がわかりました。
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