案内
● 鹿児島のセイカ食品が製造、販売する飴菓子
● 1931年発売開始。毛利正直著作の「大石兵六夢物語」から命名
● ボンタンアメが好評だったため、発売された姉妹品
感想
● 会社の売店。他のお菓子と肩を並べ、普通に置かれてた《 ボンタンアメ 》。
なんだこれは!?
パッケージからは昭和の匂いがプンプン。南国風、ザボンのイラストは見ただけで口の中が酸っぱく、ひとりでに唾が出てきます。でもどこかで見た事あるなぁ、これ。
~ ボンタンアメ ~
好奇心に負け買ってしまいました。
● 箱を開けると、中にはオブラートに包まれた飴が。小箱の中にギッシリ、整然と並んでいます。なぜかモバイルという言葉が頭に浮かびました。
食べてると意外、体と心に優しい低刺激。餅のようにズッシリ、濃厚な飴は食べ応えがあります。気が付くと口に残るボンタン(ザボンの一種らしい)の香り。
う~ん、いまどきのお菓子の様にオシャレではないれけど、これは美味しい。私の中では簡単和菓子という分類でファイリングされました。
Kさんにこの話をすると、これは鹿児島のお菓子とのこと。同じシリーズに《 兵六餅 》というのがあるらしい。すぐさまSH-04A(ケータイ)で調べると、浪人(飛脚の人みたいな着物)が刀に手をかけてるという物騒なパッケージ。
これは何!?。
そんな話をしたのが半年ほど前でした。
● そして先週末。Kさんの手に小さな紙袋。はいと渡された袋の中を見ると、入っていたのがこれ。おぉ!これが兵六餅の実物か
~ 兵六餅揃い踏み ~
● 店で売ってるのを見掛けたて、買って来てくれたのでした。ありがと~。
(*^ー^*)
写真右側が標準のパッケージ。写真左側はお得用パッケージか?なぜかお得用の方が安かったらしい。一体なぜ?
お得用のジャンボパッケージの中には、標準よりちょっと小さな箱(写真中央)がいくつか入ってました。我慢ができないので、その場で箱を開け、歩きながら食べてみました。
~ いただきます ~
まず口の中には広がるのは抹茶の味、それもかなり濃いめ。次にきな粉餅のきな粉が宙に舞ってる味がします。
渋い!渋過ぎる!!
熱いお茶が飲みたくなりました。歯応えはボンタンアメと同じ。確かにこれは兵六《餅》だ。
硬くもなく、柔らかくもなく。子供からお年寄りにまで好かれそう。すぐにねっとりとなるのに、歯に付かないのが不思議。三つ目に手を出すと、さすがに呆れ顔のKさん。
ひょっとしてお腹空いてる?
確かに。でも3つ食べたら、少し治まりました。これは便利。映画館とかで、突然お腹が鳴り出した時とかいいかも。ミニミニ携帯食になりそうです。鞄に入れておこうっと。
~ 残り少なし ~
リンク集
この記事は 2010年02月08日 に 東京つまみ食いにアップしたものです。