神田駅から数分、室町砂場のレポートです。
感想
盆休みを利用した蕎麦屋巡り。なかなか行けなかった室町砂場へやっと行くことができました。
砂場という屋号は本当によく見かけます。日本一古い蕎麦屋の屋号として有名なのだそうです。そのルーツは大阪市西区新町にあった和泉屋と津国屋という2軒の蕎麦屋。その辺りは豊臣秀吉が大阪城築城の時に資材の砂を置いたので、砂場という愛称で呼ばれたのが始まりだそうです。蕎麦は江戸と言われているのにちょっと意外です。
さて室町砂場です。店は神田駅から東京駅方面へ数分、高いビルの合間にありました。外観はちょっと高級な料亭のよう。でも広い店内は見渡すことができ、内装もアッサリ、さっぱりとした雰囲気です。開店間もない11時過ぎに店に入りましたが、既に数名の客が来てました。
別製ざるそばを注文。濃いタレに少な目の蕎麦でした。さっとつけてそばを口に含みます。噛んだ時にそばの香りが広がって、なんともいい気分。噂どおりの名店です。量が少ないのであっというまになくなってしまいました。ぱっと入ってぱっと食べる。そばの食べ方はそれが一番なのかも。でも天麩羅で一杯やっている奥の座敷がどうしても気になる…。蕎麦湯も美味しかったですが、つゆが濃いので注ぎ足ししてしまいました。しょうがないのだけれど、何かマナー違反のような後ろめたさを感じてしまいました。
この記事は 2001年08月19日に 東京つまみ食い にアップしたものです。
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