テレビや雑誌で度々紹介されている超有名店です。
案内
皮の中に餡と餡の中から出るスープを閉じ込める秘伝の製法。
清の皇帝から絶賛された由緒ある逸品。
170年間、味も形も変えず、頑なまでに伝統を守りつづけている。
製法は門外不出、味わえるのは中国藩陽と東京新宿の老辺餃子館の2店だけ。
焼き餃子はなし、蒸し餃子のみ。
地図
感想
本社で打合せの帰り、新宿の老辺餃子に寄りました。南口に来るといつも気になっていた老辺餃子。テレビや雑誌で度々紹介されている有名店です。
老辺餃子の歴史は古く、清の時代にさかのぼります。河北省出身の料理人、辺幅(へんぷく)が都・瀋陽(しんよう)に上り完成させたのが老辺餃子。皇帝に献上され「当代随一」と絶賛されたと言われています。餡(アン)が18種類もあり、その包み方も7種類。
でも店は中国の藩陽と新宿の2店しかないそうです。
食べたのは昼のランチ。ランチは日替り(土日祝はなし)で、料理1品のAコースと麺1品のBコースがありました。今回はAコースを選択。平日の12時を少し過ぎた時間、でも店内は空いていました。店内は思ったより広く、席は150席もあるそうです。
まず出てきたのは大き目の冷やの豆腐。それに漬物が3種類。お茶が大きな土瓶で、ご飯はおひつで出てきました。そしてその日の一品料理は回鍋肉(ホイコーロー)です。ピリッとした辛さがあり、味は中の上。量が多いのもありがたいです。
老辺餃子は最後に出てきました。小さな蒸篭(せいろ)に2つ入っています。各々別の包み方で、一方は結び口が冠のようになっていました。タレをつけないで食べるのが老辺餃子の流儀。
厚めの皮はモチモチ、一口かじると口の中に肉汁が溢れてきました。餡はミンチされた肉だけ。肉は蒸かされて綺麗なピンク色になっています。まるで小龍包(ショーロンポー)のよう。美味しいです。
最後はデザートの杏仁豆腐。かまぼこを真四角にした位の大きさの杏仁豆腐が2枚。小さな小皿に盛られています。杏仁豆腐のイメージは真っ白な杏仁豆腐に蜜柑などのフルーツが映えて、甘い汁がたっぷり。でもここのは杏仁豆腐だけ。ちょっとザラザラした食感で余り甘くありません。でもこれが美味しい!餃子よりこちらに感心してしまいました。
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リンク集
[食べログ]老辺餃子館 新宿別館 (ロウベンギョウザカン)
[ホットペッパーグルメ]老辺餃子舘 新宿別館
[ぐるなび]老辺餃子舘 新宿別館(新宿/中華料理) – ぐるなび
[オズモール]-
[公式]老辺餃子舘 新宿別館(新宿/中華料理) – ぐるなび
[一般]老辺餃子館の蒸し餃子と焼き餃子 – シロクマクリーム
この記事は 2003年04月28日に 東京つまみ食い にアップしたものです。
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