響き渡る銅鑼(どら)の音 ♪
案内
皮の中に餡と餡の中から出るスープを閉じ込める秘伝の製法。
清の皇帝から絶賛された由緒ある逸品。
170年間、味も形も変えず、頑なまでに伝統を守りつづけている。
製法は門外不出、味わえるのは中国藩陽と東京新宿の老辺餃子館の2店だけ。
焼き餃子はなし、蒸し餃子のみ。
地図
感想
◆ 金色の刺繍
水餃子を目当てに餃子館へ。焼き餃子の方が好きですが、ここのは他のと違う気がします。前回はランチでしたが、今回はディナー。店は前回と比べものにならない程、混んでました。
空いてる席は2、3席。チャイナドレスのお姉さん(本物)が席の間を走りまわってます。なぜかみんな掛けてる《歓迎》のタスキ。金の刺繍のそれは、赤いチャイナドレスをいっそう派手に。
お客は中国の人が多いみたい、変わった形のジョッキでビールを飲んでます。お店の人はほとんどが中国人、新宿っぽいといえば新宿っぽい。
◆ トマト餡入り蒸し餃子
まず蒸し餃子のセットとチャーハンを注文。蒸し餃子は4個のセット、具は海老や蟹肉、白身魚、トマトなどから選べます。なんとか店員さんを捕まえて注文。
餃子はセイロに入って出てきました。中の具によって皮の包み方が変わるのが老辺餃子流。食べて見ると確かにトマトや海老の風味はあるものの、ほんのり味がする程度。齧(かじ)って、中身を見てみると、具が練上(ねりあげ)られて団子のようになっていました。
以前宇都宮で食べた変わり種餃子は、具がそのままの形で入ってました。だから皿に盛られた時から、中身がボロボロ出てました。こちらの方が正しい変わり種の気がします。
厚めの皮もモチモチしてて、美味しい!チャーハンもくどくなく合格点でした。
◆ 水餃子はあわてずに
次に水餃子、エビのチリソースを注文。水餃子は鍋の中、固形燃料の台にのって出てきました。5分ほど待ってから食べて下さいとのこと。でも3分過ぎた頃に、再び現れた店員さん。もう食べれますと言います。まだ早いと思うのだが…。
食べて見るとやっぱり生煮え。鍋に戻す訳にもいかず、そのまま食べました。一個損した感じ。あぁ、流される性格が情けない。
(ーー;
具はエビ、白身魚、鴨、干し貝柱に薺(ナズナ)。蒸し餃子と同じで、独自の包み方、具はペースト状。でもやっぱり水餃子、皮がすべすべして心地よい口当たりです。エビチリのエビは小さな剥きエビがたくさん。一度に2つ食べれる程なので、ありがたみも感じず、パクパク食べてしまいました。
ここの料理は淮揚(わいやん)料理。上海料理の名で知られる、揚子江流域(江南地方)の料理だとか。塩味ベースのさっぱりとした味付けが特徴だそうです。ごもっとも。
◆ 銅鑼の音の正体は?
突然、店内に銅鑼の音が響きました。吃驚するような大きな音(ね)。どうやら入り口近くからの模様。何かイベントでも始まるのかな?しかしいつまで経っても何も起こりません。
後で判ったのですが、これは皇帝鍋が出る合図。その昔、餃子を皇帝に献上したのを記念?してこの鍋が出る時は銅鑼を鳴らすのだそうです。鍋にはミニ餃子と野菜がたっぷりだとか。刀削麺もあるみたいだし、鍋も食べてみたい。やっぱりまた来ようっと。
◆餃子三昧メニュー
[上弦型]
1)黄磨(椎茸)
2)豆芽(もやし)
3)口磨(マッシュルーム)
[鶏冠型]
4)冬瓜(とうがん)
5)西紅柿(トマト)
6)鶏肉(鶏肉)
[鳳眼型]
7)碗豆(グリンピース)
8)黄瓜(胡瓜)
9)白菜(白菜)
[猫耳型]
10)干貝(干し貝柱)
11)蟹肉(かに)
[金花型]
12)素蛋(炒り玉子)
13)芸豆(いんげん)
[菜花型]
14)青椒(ピーマン)
15)芹菜(セロリ)
[馬蹄型]
16)三鮮(なまこ)
17)魚肉(白身魚)
18)蝦肉(えび)
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