本当に近況報告3
なんとか西口大通りへ。あとはこの狭い一通の商店街を進めばいいだけ。子供が飛び出してこないといいなぁ、歩きスマホの人危ないなぁ。東京は便利だけどこの狭さ。徐々に精神を蝕(むしば)まれそう。あっ! しまった駐車場のことを忘れてた。空いてないだろうなぁ・・・。
病院前に到着、おまけ程度に設けられた駐車場はやはり満車。でも対面にあるコインバーキングにはわずかに空きがありました。よかった。
(^^;
空いてなかったら、振出しに戻るところだった。自分自身にも老いの影が忍び寄っているもよう、ふぅ。
「 お父さん、ちょっとここにつかまっていて 」
駐車場はとてもせまいので、車を入れちゃうと父は外に出れません。手前で父を下し、車を入れる間、柱に捕まっていてもらいます。素直に従ってくれる父。ありがたいです。
病院とか施設にいくと、時々怒鳴り散らしているお爺さん、お婆さんを見るけど、うちはそうではないので助かります。父が病院や施設で人気があるのは、そのせいだなぁきっと。
Googleストリートビューで見ると廃墟のようなU病院。でも中は掃除が行き届いていて、むしろ古さに味わいがでています。絶対的にスペースが少ないので、どう工夫しても窮屈ですが、反対に連携が密になってるように感じます。連絡が届いているようで、受付するとすぐに検査を開始、2時間もかからずに検査は終了、結果まで聞くことができました。
特に大きな問題はなし、やっぱり。歳なりの脳梗塞や、若い時に吸っていたタバコの影響が出ているらしいですが、それは致し方がないこと、そうか。ただ心電図の波形の初めピョコ(P波?)がない時が稀にあり、いつ心臓が止まってもおかしくない状態らしい、なるほど・・・って、
「 えぇ~~~~っ!? 」
いつ心臓が止まってもおかしくないって、いつ死んでもおかしくないということではないのか。先生に話を聞くとそこまで深刻ではないらしいが。とりあえず、予定通り父を施設に戻し、家に帰って母に昼食を作りました。もう診療は終わってしまっているので、母は家に残し、今度は母の病院へ。薬をもらいに行きました。
歳を取った父と母をみていると、静かに死ぬ準備をしているんだなぁと感じます。頭がはっきりしなくなるのも、自然の摂理。もし頭がはっきりしたまま手足だけ動かなくなってきたら、精神的にキツそう。頭にも麻酔をかけて、死ぬことを受け入れやすくしているの違いありません。これも神の思いやりということか。いずれにしても、そろそろ覚悟はしておいた方がいいんだなぁと思いました。
終わり
更新記録
(2018年11月18日 ~ 2018年12月02日 )
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フレッシュネスバーガー 湯島店 ~ クラシックバーガー
香港屋台 ~ かた揚げ焼きそばセット
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タイトルの言葉
「 ベンジャミン・フランクリン効果 」という言葉を知りました。自分を嫌っている相手に好意を持たせるという、魔法のような心理操作のことだそうです。やり方は簡単。嫌われている相手に頼み事をすればよいとのこと。えっ!? たったそれだけ? 人は誰かを助けると、だんだんその人に好意を持つようになるらしい。
心理学的にはこういう仕組みらしい。嫌いな人に頼み事をされ、それに渋々でも応えると、その人の心の中に認知的不協和(矛盾する認知を同時に抱えた時に生じる不快感、この場合嫌いな相手なのに助けたという矛盾)が生じ、それを解消したいがために、嫌いだを好きだに変えるらしい。ベンジャミン・フランクリンはこの効果を政治活動に利用していたため、この名前が付いたらしい。昔の人は頭がいいなぁ。ビジネスには使えそう、男女の仲には難しそうだけど。そっちは吊り橋効果か。
タイトルはそのベンジャミン・フランクリンの言葉。そういう背景を知っていると、なるほどと思える言葉です。