薮そばの長男、かんだやぶそば、2011年のレポートです。
案内
創業明治13年、百余年変わることのない味と技。
不慮の火災を乗り越え、平成26年10月再開。
地図
感想
これはグルメのレポートと言っていいのか・・・。2010年、年末のお話です。
早いもので2010年も終わり。年越し蕎麦はどこにしよう? そういう時期になりました。2008年、2009年と続けて、室町の砂場に行った私。でも去年は店が改装されて味も変化。今ひとつだったというKさん。それじゃ今年は・・・。
悩んだ挙げ句決めたのが神田の薮。普段から行列の絶えない店です。大晦日は避け、30日の昼に行きましたが、今まで見たこともないほどの行列。交通整理のお巡りさんまで出てました。店の外、塀沿い続く長い列。素直に1番後ろに並びます。これは軽く1時間は待つなぁ~
写真を撮りましたが変なものが写っていたので、やむなく削除、お供養しました。
~年越し行列~
《 かんだやぶそば 》は今回が5回め。以前はどんな感想を書いたのか。SH-04A(ケータイ)で《 東京つまみ食い(旧)》を確認。でもレポートはありません。下書きはしたけど、アップまでたどり着けなかったかも。こんな有名店を紹介してないなんて!
ついでなので、Wikipediaで薮そばを調べます。東京の蕎麦の老舗といえば、薮・砂場・更科。これを《 江戸三大蕎麦 》というらしい。そして薮は
かんだやぶそば(神田)
並木薮蕎麦(浅草)
池之端薮蕎麦(上野)
が御三家。
かんだやぶそばは1880年(明治13年)の創業。その主人の三男が並木薮蕎麦を、そのまた主人の次男が池之端を、それぞれ創業したそうです。技の継承の店なんだな。そういえば正式な暖簾分けはこの三軒だけと、お店のメニューで読んだ気がします。みな行ったことがありますが、やはり神田が1番貫禄があります。
~ かんだやぶ、4回めに行った時撮影 ~
30分が経過。もうすぐ店の敷地内に入れそう。道路には簡易火鉢が、でもあまり効果がありません。寒いよう~。
(+。+)
退屈。今度は行列に目が行く私。そしてこれもまた人間模様。目の前のお爺さんは、手ぬぐいを頭に巻いてます。バンダナみたい。どこかの神社のものらしい。宮大工さんかな。
後ろの家族連れは5人組。父、母、姉、弟、お婆ちゃん。お婆ちゃんが寒いから帰るとごねるのを、父が《 信じられな~い! 》と一喝。また姉が4月に有名中学に合格した時の話などして、盛り上がってます。賑やかだなぁ。
それにしても、外人さんが多い。次は日本蕎麦が海外で流行るのか。
さらに30分。もうすぐ、建屋の中に入れそう。出てくる人はご機嫌な人と、そうでない人がはっきり。いったいこの差は何なんなのでしょう。お二人さん、四名さま、お一人さま。並んでいる人のまとまりを確認する店の人、お一人さまも結構多いとわかります。手ぬぐいバンダナさんは馴染みのよう。店の人がみな挨拶します。次が私たちの番。
…
…
やった、やっと座れた~。
( ˘ω˘ )
席は入り口近くのテーブル席。なんと手ぬぐいさんの横でした。扉が開く度に弱い冷たい風がスーッ。お爺さんは注文すると、すぐにトイレに行きました。私もKさんも体が芯まで冷えてます。駄目だ、今回は種ものにしよう。
行列の視線と寒さであまり落ち着くことが出来ず。入り口近くのテーブル席はみな同じよう。対照的に奥の座敷は団欒の様子。そうか、出てくる人の表情の違いは、座った席の差だったのね。・・・あぁ、可愛そう。
寒がりのお婆ちゃん家族は、入り口の真ん前の席です。
私たちは酒と天麩羅、おかめそばだけ食べました。こんなところ。
~ 菊正宗と蕎麦みそ ~
~ 天ぷら ~
~ おかめそば ~
年末の風物詩を堪能って・・・、並んだ記憶しか残ってないなぁ。
(^^;
~ 新年の準備 ~
追い打ちをかけるように、外に出た私が見たものは。
えっ!?Σ(´Д`;)空いてる~!!
さっきの1/3程の行列。ちょうど昼時の混雑が重なってたのね。来年はもっと遅い時間に来ようっと。
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[公式] かんだやぶそば:せいろうそば:神田
[一般] 緑がかった蕎麦の老舗 かんだやぶそば | 蕎麦学(SOBAーGAKU)
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