★[感想]ティム・バートンのコープスブライド

 感想記事の抜粋


原題 Tim Burton’s Corpse Bride
惹句 ホネまで愛してくれますか?
監督 ティム・バートン、マイク・ジョンソン
俳優 ジョニー・デップ
女優 ヘレナ・ボナム=カーター
女優 エミリー・ワトソン
女優 トレイシー・ウルマン
蘊蓄 本作品は同監督による『チャーリーとチョコレート工場』と同時進行で制作され、主演のジョニー・デップを始め、キャスト・スタッフは一部重複している。
ティム・バートンの世界観に浸れます、コープスブライドの感想です。
【発掘】今回は2005年公開のコープスブライド(死体の花嫁)。ティム・バートンは最近話題にならないなぁ

 

 

作品紹介

ティム・バートンのパペットアニメーション。主人公ビクターの声をジョニー・デップ、コープス・ブライド(死体の花嫁)の声を監督の私生活のパートナー、ヘレナ・ボナム・カーターが担当。
そうとは知らず死体の指に結婚指輪。死体は花嫁に、土の中から起き上がり、新婦を連れて冥界へ。聞けば彼女には悲しい過去が。一方、本物の花嫁にも魔の手が迫る。
 

 

感想

バートン監督の世界に浸れる77分。現実が薄暗い、灰色の世界なのに、死後の世界は骸骨も踊る、カラフルな世界。監督らしい。でもミュージカル仕立てだったのは意外。

CGは使っていないらしい。だとすると、どうやって撮影したのかと考えるシーンがいくつか。例えば冒頭の蝶が一匹、ヒラヒラ舞うシーン。飛んでるものはどう撮るのでしょう?蝶は配役紹介の文字の前や後ろを飛んでました。合成は使っているということか。コープス・ブライドのベールのなびき方や、細~いクロゴケグモの足の動きも難しそう。

一つの目玉を右に左に転がしながら歌うボーンジャングルズ(骸骨)。声はジム・キャリーかと思ったら違う人でした。派手な音楽が楽しいが、高音ばかりでキンキン。低音が利いてないのはもともと? それとも映画館のスピーカーのせい?

細かな演出に好感。ビクターがコープス・ブライドを森に残し、街に逃げ帰るシーン。森から出るビクターを見下ろすカラスと家のドアを叩くビクターを見下ろすカラス。カラスでつなげるカットが巧い。ビクターと偽貴族の格闘で毒薬の入ったグラスがこぼれそうになるシーン。話の先行きの仄(ほの)めかし方が巧い。死体の花嫁といっても死体からブーケをキャッチしたおばあさん。ちょっとブラックな笑いと思ったのは私だけ?

コープスブライドの乾いた笑い。眼からウジが飛び出して、ハハハ。手首が抜けて走り出して、フフフ。死を受け入れられない哀れさが、じわりと伝わります。ちょっとスネる彼女と慰めようとするビクター。青い下瞼を上げて怒る彼女。二人が奏でるピアノがかわいい。

なんとか幸せになってもらいたいと同情、でもビクトリアも・・・。ラストはちょっと悲しいハッピーエンドでした。

終わり

蘊蓄

本作品は同監督による『チャーリーとチョコレート工場』と同時進行で制作され、主演のジョニー・デップを始め、キャスト・スタッフは一部重複している。
ジョニーは本作品が声優初挑戦となった。日本では「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」が少し遅れてブームになっていたことも合わさり、ジョニー・デップの知名度や人気が一気に上昇した。

資料

原題 Tim Burton’s Corpse Bride
英題 Tim Burton’s Corpse Bride
惹句 ホネまで愛してくれますか?
脚本 パメラ・ペトラー、キャロライン・トンプソン、ジョン・オーガスト
原作 ロシアの民話

監督 ティム・バートン、マイク・ジョンソン
制作
製作 ティム・バートン、アリソン・アベイト
指揮 ジェフリー・オーバック
音楽 ダニー・エルフマン
主題
撮影 ピート・コザチク
編集 クリス・レベンゾン、ジョナサン・ルーカス
美術 アレックス・マクドウェル

俳優 ビクター(成金夫婦の一人息子)/ ジョニー・デップ
女優 コープス・ブライド(死体の花嫁)/ ヘレナ・ボナム・カーター
女優 ビクトリア(落ちぶれた貴族の娘)/エミリー・ワトソン
俳優 ゴールズ・ウエルズ牧師 / クリストファー・リー
俳優 ボーンジャングルズ(骸骨)/ ダニー・エルフマン

会社 ライカ
配給 ワーナー・ブラザース
公開 2005年10月22日
上映 76分
国旗 アメリカ合衆国、イギリス
言語 英語

費用 $ 40,000,000
収入 $117,195,061
 

 


 
 

本編を観るには・・・

参考・引用

ティム・バートンのコープスブライド – Wikipedia

 

更新履歴

2稿)2021年07月13日、シネマドローム
初出)2005年10月31日、シネマドローム
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