虎ノ門ヒルズ、オーバル広場にあるパブリックアート。ジャウメ・プレンサ作《ルーツ》。
この角度から見ると寂しそう。そう見えるのは私だけ?
写真
~ 虎ノ門ヒルズ、どれ? ~
~ 息の長いエスカレーター ~
~ ぼくも仲間に入れて… ~
案内 ~ ジャウメ・プレンサ
1955 年、スペイン・バルセロナ生まれ。 独創的な立体作品の制作で知られる、スペインを代表する世界的なアーティストです。
鉄やブロンズ、ガラスなどの素材に哲学的なメッセージを込めた作品は、造形性の高さとコンセプトの深さを高く評価されています。
1999 年には、舞台美術界のアカデミー賞とも言われるプラハのカドリエンナーレでゴールドメダルを受賞するなど、数々の賞を受賞。日本では2010 年瀬戸内トリエンナーレにて瀬戸内海の男木島に船の発着場の設計を行いました。
案内 ~ ジャウメ・プレンサ作《ルーツ》
日本という、現代的で最先端なものと伝統的なものが共存している特別な国について、根(ルーツ)が土から芽を出すように、伝統という大きくて豊かな土壌から、新しい文化や発展が生まれているようなイメージを持ちました。また、虎ノ門ヒルズのような大きなタワーの前に作品を作る際には、より自然に近い形で作品を作りたいと考え、形は外側に多くの根を持つ熱帯雨林の木々からインスピレーションを受けています。
また、国の文化や歴史を現す8つの言語は国際性を表現し、世界の調和の美しさを表しています。さらに、膝をかかえて座る“人間の形”は、人間誰もが、内側に素晴らしい美しさを秘めており、人の内側や内面に目を向けて欲しいという思いを込めています。
この作品を通して、”Celebration of Life”一人一人の人間の存在の素晴らしさと、”Celebration of Beauty of Global Community(Harmony)”この世界(の調和)の美しさを称えるとともに、虎ノ門ヒルズと人々との架け橋、そして人々の憩いの場になって欲しいと願っています。なお、≪ルーツ≫に使用されている言語は、日本語、中国語、アラビア語、ヘブライ語、ラテン語、ギリシャ語、ヒンディー語、ロシア語の8種です。
地図 ~ 虎ノ門ヒルズ
リンク集(参考サイト)
虎ノ門ヒルズ – Toranomon Hills
ジャウメ・プレンサ – Wikipedia
撮影場所:虎ノ門ヒルズ
カメラ:pixel 8
初稿)2025年01月21日、街角アイキャッチ