一度これを見たかった!ある角度からみると立体的に見えるトリックアート・・・と思ったら、どこから見ても立体。平面が立体的に積まれてます。トリックアートに見せかけるトリックアートなのか!!

これは金氏徹平さんの作品、Hard Boiled Daydream (Sculpture/Spook) #1

トリックアート風トリックアート

  案内 ~ Hard Boiled Daydream (Sculpture/Spook) #1

金氏 徹平2018年制作(ステンレス・塩化ビニル系樹脂・塗料)
本作品は漫画の背景などにでてくる絵の「石」「粘土」「木」など彫刻作品の素材として使われるものを抽出し構成した、いわば抽象彫刻。ステンレスの板はバランスの良いポジションでギリギリの均衡を保ち維持しているかのようです。
金氏は日常の身の回りにあるモノや概念をコラージュ・集積し再構成させることでモノに新たな価値を生み出みだしてきました。近年はアートを基盤に演劇の美術監督、建築の分野と接点をもつことで、これまでのヒューマンスケールな作品サイズのみならず、現実の建築や空間と直接関係を持つようなサイズの作品も見られるようになりました。
本作品は漫画の絵を大きくし、素材自体でギリギリの均衡を保ちながら、イメージの物質性やスケール感の無さを逆手に取り、物質性や物理現象とイメージの乖離や意味を離れた関係性の構築に挑んでいます。
60~80年代の漫画から切り抜かれたモチーフは、過去に想像された未来や物語が、現在の現実空間に構築されることで、どこでもない複雑で不確かな現代の空間性を体現すると同時に、それが新たな想像力を生む装置としても機能するのではないかと金氏は考えています。

  地図


 

  リンク集(参考サイト)

丸の内ストリートギャラリー

撮影年月:2019年04月
撮影場所:丸の内
カメラ:Panasonic DMC-LX7


[ 更新記録 ]

初稿)2019年04月21日、街角アイキャッチ