◆ 羽虫
● 打ち合わせの帰り、京王線に乗っていたときのこと。空いている車内、ドアの横に立って、ぼんやり外を眺めていると、窓に小さな羽虫がいました。体長1mmほどの彼、自分の体の倍もある羽根が誇らしげ。その羽根をパタパタ、そしてくるりと回転。なんか楽しそう。それを見て思いました。
「 人間はあと100年たっても、こんな美しいものは作り出せないだろう 」
● こんな小さいくて軽いのに、自分で考え、動き、飛び、何かを食べ、育ち、子孫を増やす。素材を改良、同じような動きをするプログラムは作れても、この生きている喜び感までは到底真似できないでしょう。なにより人間は、まだこの羽虫でさえ知っている肝心なことに、気付かないでいるのでは。そんな気がしてしまいました。
◆ 更新記録 2016年02月07日 ~ 2016年02月13日
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◆ タイトルの言葉
● 相田みつをという人を知ったのは、日本テレビの「知ってるつもり!?」という番組ででした。読み人知らずで紹介された言葉が、視聴者からの指摘で相田みつをの作品とわかり、あとで訂正されたのを覚えています。その後銀座東芝ビルに美術館ができ、国際フォーラムに移動して・・・。
● タイトルは相田作品のしょこたん風パロディ。ぎざかなしすは、あまりにぴったりあっているので本人が書いたものかと思い、ちょっと混乱してしまいました。
(^^;