★[感想]ポセイドン

● 2006年、ポセイドン・アドベンチャーのリメイク版。ポセイドンの感想です。

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作品紹介

● パニック映画の傑作、ポセイドン・アドベンチャーを最新SFXでリメイク。
● 大晦日の夜、豪華客船を襲った大津波。船底を見せ転覆したポセイドン号。その中で生き残りをかけた脱出劇が始まる。
 

感想

● 映画はDVDでみる方がいいのではと思う今日この頃。でもこれは映画館でなければとポセイドンを観に行きました。1970代に日本を席巻したパニック映画。その中でも一番好きなポセイドン・アドベンチャーのリメイクです。

● 冒頭。海底から見上げるカメラ。巨大な船底が横切ります。海上にそびえ立つ豪華ホテル、ポセイドン号。悠々とハイウェイでも走るかのように進みます。それをぐるりと一回りするカメラ。映画のためにこんなもの作ったの!?と思うリアルさです。

そして大晦日、満月の夜。静かに近づいてくる巨大津波。その後の数分間はまさに映画館でしか体験できない驚愕。(本当に体験したら考える間もなくご臨終)。逆さまになった船からパラパラと海底に投げ出される乗客の姿が痛ましい。

● ボールルームも逆さま。ここで救助を待ちましょうという船長の声に疑問をもった数名が、船底(この状況下では上)へ向かいます。ここからがこの話の見せ場。前作では牧師と刑事のぶつかり合いが緊張感を呼び、水泳おばさんの活躍に涙したものです。

今回は賭博師と元市長の対決…かと思いきや中途半端。自分勝手に暴れだす酔っ払いも突然過ぎ。船の構造をよく知るボーイは、やはり最初に死んでしまいますが、しがみつく彼をみんなのためだと足蹴にするシーンは悲惨でした。
(=_=)
 
● ラストのプロペラチューブの件(くだり)に、オっと思ったので、おまけで★4つ。主役が誰だかわからない分、緊迫感も気薄。脱出できたけど助けがこなくてカニバリズム騒動とか、大津波が戻ってきて、船の上下も戻って、再び上に向かうことになるとか、観てる途中で次々と浮かんでくる間抜けオチ。しゃれたジョークの一つもほしいところ。
(^_^;

● なつかしい! リチャード・ドレイファスがネルソンを熱演。《 ジューズ 》、《 未知との遭遇 》、《 のるかそるか 》。どれも好きな作品でした。白髪頭で痩せこけてたのはメイクのせい? 時の流れが一番リアル。


資料

● Copy / その瞬間、運命もさかさまに転覆し始める

● 原題 / POSEIDON
● 原作 / ポール・ギャリコ
● 監督 / ウォルフガング・ペーターゼン
● 製作 / ウォルフガング・ペーターゼン
● 脚本 / マーク・プロトセヴィッチ
● 撮影 / ジョン・シール
● 音楽 / クラウス・バデルト

♂ ロバート・ラムジー(元消防士、市長)/ カート・ラッセル
♂ ディラン・ジョーンズ(ギャンブラー)/ ジョシュ・ルーカス
♀ マギー・ジェームズ / ジャシンダ・バレット
♂ リチャード・ネルソン / リチャード・ドレイファス

1h38 2006年アメリカ、ワーナー

【 Youtube 】Poseidon (Trailer 2006) – YouTube

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参考

ポセイドン (映画) – Wikipedia

更新履歴

2稿)2016年06月15日、シネマドローム
初出)2006年06月19日、東京つまみ食い

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