深田恭子一覧

★[感想]超高速!参勤交代

タイトルに偽りあり!コメディ時代劇、超高速!参勤交代の感想です。


超高速!参勤交代(Blu-ray Disc)
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紹介

2014年 松竹の製作・配給のコメディ時代劇。
「5日のうちに再び参勤せよ」幕府老中からの無理難題。湯長谷藩藩主・内藤政醇は、家臣と領民を守るため、参勤を受け入れるが・・・。
主演 佐々木蔵之介、深田恭子。監督本木克英。38回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、第57回ブルーリボン賞作品賞を受賞。
 

 

感想

下にぃ~、下にぃ。大行列で練り歩く大名行列。それがどう超高速で移動するのか? 興味津々で本編を観てみました。すると・・・なんだ、普通に歩いている(方が多い)じゃん。タイトルと違うぞ!
ヤジ♪>(^。^;

参勤交代から戻ったばかりの内藤政醇(湯長谷藩4代藩主)。なのに再び参勤交代の下知。実はこれ、湯長谷藩の金山を狙う幕府老中松平信祝の策略。
ギャグ時代劇と思って観たら、物語は驚くほど真面目。無理難題の5日での参勤交代(陸奥→江戸)を何とかやりくりする湯長谷藩、待ち受ける松平信祝は妨害の刺客を放って・・と物語は進みます。

参勤交代の仕組みがよくわかりませんが、参勤の行列をそれとなくチェックする番所みたいのがあったもよう。人数の少ない(プロパーは7人だけ)湯長谷藩の行列。番所の前を過ぎた人から、裏を回って最後尾につき、再び番所の前を通って行列の人数を誤魔化すのが笑えました。

また、大大名とすれ違う時、位の低い方は、脇に避けて過ぎるのを待たねばならなかったもよう。相馬兼嗣(西村まさ彦)の機転で待たずに済みますが、速度以外もいろいろ大変とわかりました。

この声、この演技は・・・。やっぱり深キョンか。飯盛(遊女?)役で登場です。台詞回しは相変わらず。しゃべり方で誰だかわかるって、ある意味凄い!

いろんな役をやりすぎか、佐々木蔵之介。内藤政醇役にオリジナル感が出てなかったような。原作を読んでないので分かりませんが、もともと個性のないキャラクターなのでしょうか?
スピード参勤を決定する時とか、家来と別れ別れになった後とか、個性の光るエピソードがほしいところ。飯盛り女を嫁にしただけじゃなぁ。
(+_+)

・・・あっ、閉所恐怖症という設定もあった。

鯛の食べ方。財政難の湯長谷藩(現在の福島県いわき市)では、藩主が鯛を裏表、2日かけて食べる節約ぶり。
それに対して幕府の老中は、鯛の目玉だけ食べて、鯛は美味しいところが少ないとのたまう。この対比が面白い。
財政難でも鯛を食うのかとも思えるし、吉宗公の時代、焼いた鯛よりも美味しい魚があったのかとも思います。
(+_+)

作品自体も、ここれが一番のいうシーンがなかった印象。もう一度初めから観て、意味がわかったところも多かったし。
ただ殺陣(たて)の動きは面白かった。銀魂とか、るろうに剣心を観たときも思ったけど、最近の日本映画で進化してるのは、殺陣だけのような・・・。

でも、本物はもっと凄いもよう・・・↓ ↓ ↓ 
 
 

 
 

 

蘊蓄

佐々木蔵之介演じる「内藤政醇(まさあつ)」は「湯長谷藩(ゆながやはん)」の藩主であり、実在の人物です。
なんとかして湯長谷藩をとりつぶそうとする老中「松平信祝(のぶとき)」も実在の人物です。

 

資料

Samurai Hustle
このミッション、インポッシブルです!
本木克英
土橋章宏
土橋章宏
矢島孝
大角正
周防義和
塩ノ谷早耶香「Like a flower」
江原祥二
川瀬功
中村健人

内藤政醇 / 佐々木蔵之介
相馬兼嗣 / 西村雅彦
お咲 / 深田恭子
荒木源八郎 / 寺脇康文
秋山平吾 / 上地雄輔
雲隠段蔵 / 伊原剛志
松平輝貞 / 石橋蓮司
松平信祝 / 陣内孝則
徳川吉宗 / 市川猿之助

松竹
2014年6月21日
119分
日本
日本語
15.5億円

映画『超高速!参勤交代』予告編 – YouTube
2014年 超高速!参勤交代 ~ Pinterest
 
 

 
 

本編を観るには・・・

参考・引用

超高速!参勤交代 – Wikipedia
【感想】超高速!参勤交代のキャスト・ネタバレ・見どころまとめ|超合理的(CHO-GOURITEKI)
「超高速!参勤交代」☆☆ | 年間100本以上!観た映画は全部感想を載っけます。 トムの素人映画批評
【評価・感想】「超高速!参勤交代」はマラソン侍の物語なのか!? 【私的映画批評】
「超高速! 参勤交代」(2014) 感想 – 今日観た映画の感想
超高速!参勤交代
雑だけど熱い映画感想 – 『超高速!参勤交代』サブタイトルは「このミッション、インポッシブルです!」これだけで作品の中身を紹介しきった時代劇コメディー!
キネマ・アイランド | 知恵と勇気と刀捌き(と尻)。『超高速!参勤交代』感想。
「超高速!参勤交代」 : ここなつ映画レビュー
【映画で学ぶ歴史】「超高速!参勤交代」は史実を織り交ぜたノンストレス映画 – 歴史風味

 

更新履歴

初出)2019年08月20日、シネマドローム

★[感想]下妻物語

深キョンの演技を見直す終盤、下妻物語の感想です。

 

作品紹介

嶽本野ばらの同名小説「下妻物語」を映画化。
ロリータファッションに身を包む、超個人主義少女・竜ヶ崎桃子役に深田恭子、レディース『舗爾威帝劉(ポニーテール)』所属のヤンキー娘・白百合イチゴ役に土屋アンナ。
監督は「サッポロ黒ラベル」スローモーションの卓球篇、「NTT東日本」のガッチャマンなどを製作した中島哲也。
 
 

 

物語

 
・・・「忙しい、今?」「これから集会だけど」「会いたいよ、イチゴ」「行くぜ!どこでも行ってやるぜ!」・・・

 


  
 

感想

わたし根性ねじまがってまーす

初めに驚くのが主人公《桃子》の性格。服装から想像される、優雅で大人しい受け身の女性のイメージをみごとに裏切ってくれます。実はファッション以外は冷め切っている超個人主義。あまりに周りとかけ離れた趣味と性格で、友達は一人もいない、ほしがらない孤高のティーンエイジャー。
(だからあの格好ができるという説明になるほど)

彼女のナレーションで語られるJASCOと下妻住民の蜜月関係。故郷ヤンキーの街「尼崎」。父と母の馴れ初め。ベル○ーチ、ユニバー○ル・ス○ジオ、バッタモン事件。そしてあこがれの関東圏、「下妻」へ。

その毒気はまるで霧吹きで吹き付けられたようにじんわりと染込んできます。離婚する母親の説得を聞かず、ダメ人間の父の元に残るのは、その方が面白そうだから。重力さえ縛り付けておけず、常に浮遊している桃子。その個性には圧倒されます。
 
 


 
 
行くぜ!どこでも行ってやるぜ!

桃子が売り出した《 ベル○ーチ 》のバッタもん。買いに来たのはピンクの改造原チャリに特攻服、紫の口紅、ツバを吐き、眼(ガン)を飛ばす、もう一人の主人公、白百合イチゴ。見た目そのまま、凄(すご)んでます。

でもバッタモンを素直に信じるあたりは桃子より遥かにPure。なぜか桃子を気に入るイチゴ。でも逆らうとヘッドバットが炸裂します。話は苛(いじ)められてた頃のイチゴと亜樹美(舗爾威帝劉の頭(小池栄子似合い過ぎ))の出会いや、パチンコ屋にふと現れた一角獣の龍二(阿部サダヲ)への憧れと失恋。
(^^;

不良界の超カリスマ「妃魅姑(ヒミコ)」、伝説の刺繍職人。反発する二つの個性と二人の間に生まれる友情。そして最後の思わぬ展開。ちょっと深キョンの演技を見直します。
 
 

 
 
ジャパニーズ・スタイリッシュムービー

このタッチはどこかで・・・。と思ったら《スナッチ》でした。遊び心一杯の映像、ちょっとスタイリッシュ。監督は中島哲也と言う人なのか、面白い。《 20世紀のCM 》でも書きましたが、サッポロ黒ラベルのCMは秀作でした。

冒頭、桃子が乗ったスクーターが八百屋の車に衝突。宙高く舞う桃子。フリルのポケットから落ちるパチンコの玉。そして、下妻物語終わりの文字。場内に漂う唖然とした雰囲気が忘れられません。

下妻という町をJASCO、1点で語ってしまう強引さもいい。宮迫博之、篠原涼子、阿部サダヲ、生瀬勝久、樹木希林といった豪華サブキャストの使い方もうまいです。それに水野晴男には笑いました。

タイムマシンにお願い

観たのは日比谷シャンテシネ2。これはまさしく渋谷で観るべき映画だったのに・・・失敗。渋谷ではロリータファッションに身を包み、ウンコ座りで、タバコぷかぷかしてるリアル桃子達が見れたとか。日比谷は観客にカップルはいなく、女性のふたり連れがほとんど。前の方の席を陣取った私ですが、近くにサラリーマンが集まって来てしまったのも残念でした。
(==;

薀蓄

メーカー名のベルサーチを「ベル○ーチ」などと音声を加工しているシーンがいくつか散見されるが、これは権利関係の問題によりこのような修正がされている。許可を得ているジャスコ(現・イオン)などはそのままジャスコとして放映されている。
原色を強調、パステルカラーのトーンを多用し、人物へのサイドからのライティングや、コミックのアニメーションを挿入するなどの新奇手法によって、アン・リアルでオリジナルな映画空間を創出している。
DVDには、映画を見ながら撮影秘話を語る音声コメンタリートラックが用意されており、主演の深田恭子・土屋アンナをはじめ、監督・スタッフなどにより、多くの撮影エピソードが語られている。
嶽本野ばらの原作の内容ほぼ踏襲しているが、少し違いがある。大きな違いは、イチゴがレディース仲間と対立するきっかけである。原作では、桃子が刺繍を入れた新作ワンピースの撮影のためのモデルが使えなくなって、イチゴが代わりにモデルを務めたことにより、集会に行けなかった出来事が対立のきっかけになっている。このエピソードを省略していることで、エンディングでのイチゴのモデルデビューが唐突で不自然なものになってしまっている。
この年度の主な映画祭(報知映画賞、日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞、ヨコハマ映画祭、キネマ旬報ベスト・テン、毎日映画コンクール、東京スポーツ映画大賞、ブルーリボン賞、日本アカデミー賞)において、各分野の賞を受賞した数を足し合わせた時に、主演女優賞においては深田恭子の3賞(2位は、宮沢りえの2賞)、新人賞においては土屋アンナの5賞(2位は、柳楽優弥の4賞)が最大であった。
原作者嶽本野ばらは男。数ある作品の中でも《 下妻物語 》は彼の思い入れのある作品。映画化の際、中島監督が『お嬢さんを下さい。きっと幸せにします』と懇願に懇願を重ねてきたので「根負けして渋々、お嫁に出すことにしました」と語っている。

資料

原題:Kamikaze Girls
コピー:わたし根性ねじまがってまーす
コピー:桃子とイチゴの、あまくない友情!
監督:中島哲也
脚本:中島哲也
原作:嶽本野ばら
制作:近藤邦勝
製作総指揮:大里洋吉
音楽:菅野よう子、Tommy heavenly6
撮影:阿藤正一
編集:遠山千秋

竜ヶ崎桃子(ロココロリータ娘) / 深田恭子
白百合イチゴ(下妻最強レディース) / 土屋アンナ
桃子の父 / 宮迫博之
桃子の母 / 篠原涼子
桃子の祖母 / 樹木希林
一角獣の龍二 / 阿部サダヲ
亜樹美(舗爾威帝劉の頭) / 小池栄子
八百屋の若旦那 / 荒川良々
BABY,THE STARS SHINE BRIGHTの社長 / 岡田義徳
パチンコ屋店長 / 生瀬勝久

配給:2004年5月29日
公開:2004年5月29日
上映時間:102分
製作国:日本
言語:日本語

興行収入:6.2億円

'Kamikaze Girls' (下妻物語 – Tetsuya Nakashima – Japan, 2004) English-subtitled trailer – YouTube


 

本編を観るには・・・


下妻物語(Blu-ray Disc)
( オムニセブン )

( Yahoo! )

 
 

参考

下妻物語 – Wikipedia
下妻物語ロケ地めぐり
下妻物語
海外の反応 -『下妻物語』-: とりいそぎ。

更新履歴

4稿)2017年08月01日、シネマドローム
3稿)2015年03月28日、シネマドローム
2稿)2010年09月01日、シネマパレード~隼
初出)2004年07月26日、東京つまみ食い


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