有馬温泉の金の湯、銀の湯。2011年3月のレポートです。

金の湯

  レポート

神戸出張、もう何回目かわかりません。
(;^_^A

今回は三連休明けの一泊二日、朝から作業なので前日入りをしました。せっかくなので早く行って街の探索を。武田尾で廃線跡をみようかと思いましたが生憎の雨模様。仕方がない。もう一度、有馬温泉に入るか。
 
 


~ 神戸電鉄車内、あまりにも誰もいない ~

 
  
前回来たのは時はすでに夜。ほとんど街を探索出来ませんでした。でも今回は雨は止んだし、そこそこ歩けそう。有馬川も別の場所のようです。
 
 

~ 有馬川、右を向いて親水公園 ~

 
 

~ 有馬川、親水公園の左側 ~

 
 
ねね殿の正体も判明。予想外にスマートでした。
 
 

~ ねねの像 ~

 
 
さて、今回の目的地のひとつがここ。金の湯。650円で入れる外湯。
でもまだ早い。今日は三連休最終日、観光客は早く帰るに違いない。空くのを待つのが賢明です。
 
 

 
 
地図も見ずにズンズンと。細い坂道を登ります。
 
 

~ 細く急な坂道、続く続く ~
 
 
 
玩具博物館、人形筆屋、明石焼きの店、招き猫屋。味わいのある店の数々。チラ見しながら先へ先へと進みます。この辺だと思うんだけど・・・。完全に住宅街。なのにこれは。
(--;
 
 

~ 急こう配、でもこの程度は普通 ~

 
 
ここで暮らす人達の足腰の強さが想像されます。

あった!あった!

第二の目的地、銀の湯。
 
 


 
 
空いてそうだな、入っちゃおうかな。と思ってたら、戸が開き、学生らしき二人連れが出て来ました。開口一番

《 結局、1時間待ったなぁ~ 》

Σ(´Д`;)え~~っ!

バックパックを揺らしながら、坂を降りていく学生。・・・中は一体どうなってる!?
とにかく、もう少し時間をつぶそう。
 
 
今来た道を逆戻り。今度は坂を下りながら、目を付けてた店に入ります。

まずは招き猫の専門店、有馬招き屋。戸口から想像するより、3倍程広い店内。黒いの、白いの、金色の。右手あげてるの、左手あげてるの、両手あげてるの。高いの、大きいの、妙にリアルなの、真ん丸なの、ストラップなの、アニメ風・・・。
とにかく招き猫がぎっしり。これだけ居れば店が繁盛するのも当然。カップル、若い女性で賑わっています。面白い猫を発見。中ぐらいの大きさの招き猫の下に、小招き猫が3匹。Kさんへのお土産にしよかな。待て待て。他の店も見てからにしよう。
 
次は玩具の博物館。
 
 


~ 玩具の博物館、ピエロはじっとしています ~

こんなところに、なぜ。でも、入場料800円は高いなぁ。1階のショップでは、見かけない外国の玩具がたくさん。らせん状の針金を積み木が落ちていくのが面白かったけど、お土産にはならないなぁ。やっぱり、招き猫の方がいいか。
 
 
少しお腹が空きました。明石焼きの店へ。客は私ともう一組だけ。風呂に入る前だからビールは飲めないなぁ。素直に明石焼きを注文。しかし・・・。
 
 


~ 明石焼き、フィフティーン ~

 
 
げげげ、こんなにたくさん出てくるとは。当惑してると、お店の人から、つけダレでも、岩塩でも、ソースでも食べれるとのアドバイス。一列づつ、カワリバンコに試してみます。

あちちちちっ、さすが出来立て。やっぱりつけダレが一番美味しい。ヘルシー。

6時過ぎ。他の客がいないと思ったら、もう看板が仕舞われていました。外に出ると、あちこちが既に営業終了。しまった! 0もう招き猫屋もシャッターが降りてます。地方は営業時間が生活に密着、やられた・・・。
(==;

さぁ、もう温泉に入らなければ。

再び銀の湯へ。急ぎ足で坂を登ります。戸を開けると目の前に受付。

ち、ち、近い。

左に下駄箱。右にチケット販売機。銀の湯、金の湯セット券を買います。ちょっとだけお得。左手奥には休憩所。数人が着替えも終り和んでいます。脱衣所に行くと、ほとんど客はなし。パパッとすっぽんぽん。浴室に入って驚きます。浴槽は中ぐらいのが1つだけ。でも客は2人。こりゃ~いいや。

温泉は混んでたら芋洗い。風情も何もありません。まったり出来ず、喜びも半減。いや、むしろマイナスです。

足を入れて、またびっくり。

何だ!この湯は!?

まさに炭酸湯。じゅわ~~~と体に染み込み、ほんの十数秒でポッカポッカ。これはいい湯だ。この間の太閤の湯に比べたら・・・、捌きたての伊勢海老とカップヌードルの海老モドキぐらいの差があります。
(--;

なんというか透明感あり、いい日本酒に似ています。太閤の湯とは次元が違う感じ(くどい;;)。温泉成分の生きと濃度が段違いです。これでこそ温泉。

人により温泉の楽しみ方は違うと思いますが、私はこっちが好き。どんな飾り、サービスより、温泉は湯です。

あぁ、きてよかった。 (@@。

今まで入った温泉の中で、湯の一番は草津温泉の大滝乃湯。汚れや疲れ、体の悪い所が鉋(かんな)でごっそり削られる感じでした。ここはそこまでいかないにしても、鑢(やすり)で削られるぐらいの効果を感じます。

温まり過ぎで脱衣所に。あぁ、ネクタイなんて締められない!靴下なんて履けな~い!!
 
 
続いて金の湯へ。

こちらは少し空いてるかなぁ~程度の盛況。どんどん地元の人達が入ってきます。銀の湯の時は丁度混雑の狭間だったようです。
 
 


 
 
銀の湯より若干広い作り。こちらは含鉄ナトリウム塩化物強塩泉。色が赤茶のせいか、湯に重みを感じます。ヌカみその様に永く漬かると効き目が出そう。でも、今日は銀の湯でお腹いっぱい。もう膚が受け付けませんでした。
 
 
駅へ帰る途中、まだ営業中のお土産屋を発見。あの招き猫はここにもないかな?と思ったらありました!! しかしもっとインパクトのある猫を発見。こ、こ、こ、これほしい。
Kさん、ごめんなさい。m(_ _)m

と言うわけで、家のリビングに居座ることになったのが、この猫。
どうぞ、よろしくお願いします。
 
 
 


~ 宝くじ大当たり招き猫 ~

 
  

  案内 ~ 有馬温泉

有馬温泉(ありまおんせん)は、兵庫県神戸市北区有馬町(摂津国)にある日本三古湯の温泉。林羅山の日本三名泉や、枕草子の三名泉にも数えられ、江戸時代の温泉番付では当時の最高位である西大関に格付けされた。
地質的には、活断層である有馬高槻構造線の西端にあるため、地下深くまで岩盤が割れており、その割れ目を通って地下深くから温泉水が噴出している構造。
泉質は湧出場所により異なり、塩分と鉄分を多く含み褐色を呈する含鉄塩化物泉、ラジウムを多く含む放射能泉、炭酸を多く含む炭酸水素塩泉の3種類がある。 それぞれ、湧出口では透明だが、空気に触れ着色する含鉄塩化物泉(赤湯)は「金泉(きんせん)」、それ以外の透明な温泉は「銀泉(ぎんせん)」と呼ばれている。ただし、泉源により成分は若干異なる。 なお、「金泉」、「銀泉」という名称は、有馬温泉旅館協同組合の登録商標(金泉:第3295652号・第4672302号、銀泉:第4672303号)となっている。
金泉:含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉・・・鉄分が多いため、タオルにかけ続けると赤褐色に染まる
銀泉:炭酸ラジウム混合低温泉
泉源:天神泉源、有明泉源、炭酸泉源、太閤泉(飲泉場)、極楽泉源、御所泉源、妬(うわなり)泉源
温泉街は六甲山地北側の紅葉谷の麓の山峡の標高350m – 500mに位置している。大きな旅館やホテルは温泉街の周辺や少し離れた山麓、山中にある。公的な外湯は「金の湯」(金泉)、「銀の湯」(銀泉)がある。
旅館の宿泊料金は比較的高いとされているが、最近では一人一泊二食付1万円の宿も散見され幅広い客層がみうけられる。また、最近では日帰り入浴を楽しめる旅館が増えてきている。温泉寺の周辺に上記外湯2箇所と特産品店や民家が密集している。

 

  地図


  

 

  リンク集(参考サイト)

有馬温泉 – Wikipedia
有馬温泉を代表する日帰り温泉 | 金の湯 | 銀の湯 | 太閤の湯殿館 | 有馬の工房 |
有馬温泉を代表する日帰り温泉 | 金の湯 | 銀の湯 | 太閤の湯殿館 | 有馬の工房 |
有馬温泉観光協会公式サイト
  
 

撮影年月:2011年02月
撮影場所:有馬温泉
カメラ:Panasonic DMC-FX33



[ 更新記録 ]

2稿)2017年09月14日、街角アイキャッチ
初稿)2011年02月25日、あの町この街まち歩きん!