江戸千代紙の店、いせ辰です。

  レポート

千代田線を千駄木で降りてすぐ。三崎坂途中にある江戸千代紙の専門店。通りに面していますが、控えめにちょっと引っ込んでいるので、気を付けないと通り過ぎてしまいます。注意が必要。

入り口を入ると全てが見渡せてしまうほどの小さな店。事務所のような味気ない内装、でも両壁の棚に綺麗に千代紙が並べられています。見ると一枚一枚が結構大きいです。A2ぐらいはあるのでは。大名千代紙、百福、七福神…、千代紙にはそれぞれに名がついています。書かれているのは模様というより絵。色彩が鮮やかで、眺めているだけでも時間がすぐにたってしまいます。なんでも江戸千代紙は木版画の一種なのだとか。なるほど。どれも結構な値段です。

真ん中の台には季節がら扇子が数種類並べてありました。本物の扇子には男用と女用があるんだな。ちょっと開くにくいけど、馴染めばさっと開けそうな感じ。なぜそう感じるんだろう?3000円だったので、ちょっと迷って購入は断念。節約節約。

大小さまざまの犬張子やアルバム、風呂敷、のし袋も置いてありました。でも一番の人気はモビールだそうです。

  案内

江戸千代紙の老舗、元治元年(1864)初代辰五郎が錦絵と団扇制作の問屋を開店のがはじめ、扇子、団扇、小物入れなどグッズも多数。

ゴッホの背景紙に店の千代紙の絵柄がモチーフされていたことが判明し話題に。

扇子、団扇、小物入れなどグッズも多数。

  地図


 

  リンク集(参考サイト)

いせ辰
   
 

撮影年月:2003年08月
撮影場所:千駄木



[ 更新記録 ]

2稿)2016年07月19日、街角アイキャッチ
初稿)2003年08月11日、東京つまみ食い