◆ 父の一言
● 父の入院とともに仕事が最後の追い込みに。土日もなし、帰りも12時近くになるので、病院にも寄れません。大丈夫かなぁ。
でも病院にいてくれると安心。一番安全なので気持ちは楽。前回の入院の時は着替えを運んでましたが、今回はレンタルだし。
母も平穏な日々を満喫。気が抜けたのか、父がいるときより家が散らかってます。実はふだん、父が片付けていたのか。
● 主治医の先生から一度話をしないといけないとの連絡が。なんとか午前半休を取り、病院へ。また病室が変わった? ここだ、ここだ。でも父の姿はなし。リハビリ中かな。
ナースセンターに行くと先生は回診中。話は11時頃になるとのこと。急に手持ち無沙汰に。談話室で缶コーヒーを飲みながら、やることリストを整理。今日は何時に帰れるのやら。
病室に戻り、テレビで今朝の地震のニュースをチェック、すると介護士さんに連れられて父が戻ってきました。私の顔を見て、手を上げて笑います。おお、歩いてる。まずそれに安心。母は寝たきりになるのを心配してましたが、杞憂に終わったもよう。
父は私の横を通り過ぎベットへ。私が来たことを本当にわかっているのかな。
● 介護士さんに様子を聞くと、調子はとてもいいらしい。でもトイレに問題が。父に腰の痛みを聞いてみると、大丈夫だと答えます。それをみて驚く介護士さん。父は子供の頃から左耳は聴こえないのです。そうだったんですか。
父と二言、三言。後は沈黙。介護士さんもどこかに。突然、父がこういいました。
「 用がないなら帰っていいよ、お母ちゃんひとりなんだろ 」
いや、主治医の先生と話をしないと。
(^^;
● 連絡あり、再びナースセンターへ。この人が主治医の先生か。状態を聞くと父の体調はすこぶるいいらしい。1~2週で退院がか可能とか。テーブルを挟んで横には介護士さんが4人。いつのまに。順に父の状況を報告、やはりトイレの話が多い。漏らしているわりには、自分からトイレに行くと言わないし、トイレに連れて行っても出ないし。・・・そうなのか。いままでそんなことはなかったのに。退院後どうするか、ケアマネさんと相談するのが、私の宿題となりました。
● 仕事へ向う電車の中。これからのことを考えます。下の世話はどうするか。母が手探りでするのは無理。ヘルパーさんのサービスを増やすか、もう施設に預けるか。週何日という泊りがけのデイケアもあるらしい。もうこの際、介護離職という選択も。施設代の月20~30万が浮くし、母をひとりにする心配からも解放される。でもグルメもお洒落も終わりだな。
そんなことを冷静に考える私。でも病室で父がいった言葉、その父親らしい一言を思い出すと、急に涙を抑え切れなくなるのでした。
■ 病室にて ■
◆ 更新記録
(2016年11月27日 ~ 2016年12月03日)
[ 電脳タイル ]
● 1980年代映画
● 2016年第52週 公開映画
[ シネマドローム ]
● [News]2016年12月03日 アウトレイジ全員集合!、パッセンジャーズ特別映像、吉高由里子が殺人者!?、・・・
[ テレビの悪足掻き ]
● [News]2016年12月03日号 痛醤油皿、 【スマスマ】最後の収録、ほろ酔い恭子、・・・
※ サイドバーにも各サイトへのリンクがあります。
◆ タイトルの言葉
● 革靴、チャーチのシャノンを購入。チャーチはイギリスの老舗ブランド。シャノンはその定番商品です。外羽根式プレイントゥ、なのに足底が広めで重厚。雨にも強いポリッシュドバインダーカーフ、カジュアルにもスーツにも似合う一品です。ジェームズ・ボンドも愛用とか。
私は表参道のブリティッシュメイドで履いてみて吃驚。まるでガラスの靴、シンデレラ気分になり購入を決めました。
(詳細は「ご褒美ショッピング」に書く予定です)
● こんな高価な靴を買うのは初めて。メンテナンスをしっかりして一生ものにしよう。ということで翌週、用具を買いに丸の内に。
(雨が降りそうなので、その日は出勤用リーガルで出かけました)
丸ビルのブリティッシュメイドでトラベルキットを買うつもりだったのが在庫なし。用具はクインクラシコの方があると聞き移動。
豚毛ブラシ、馬毛ブラシ、羊毛ブラシ、アプリケーションブラシ。クリーナー、保湿クリーム、クリーム。クロス2種。いろいろ説明を聞きながら、一式買ってしまいました。まだシャノン、外では一度も履いたことないのに。
(^^;
● Kさんと私。店員さんに靴の疑問をあれこれぶつけます。
「 新しい靴は慣れるまで靴づれを我慢するしかないんですかね? 」
という問いに店員さんが答えたのが、今週のタイトル。2時間履いて、別の靴に履き替え休む。それを何回か繰り返すといいらしい。靴の世界も奥が深そうです。