◆ 有楽町、スーツカンパニー
● 見なりには気を使わぬほう。会社に行かない時は髭も伸ばし放題、いや会社に行っていても。洋服を買うということを忘れて、どのくらいたつのでしょう。母親に指摘されて、我に返ります。
《 いい加減に背広を換えなさい 》
スラックスなのにビンテージ。あちこち、いろんな色の糸で繕ってあります。未だ冬服。しかし、ここに来て避けられぬ環境の変化が。馴染みの洗濯屋さんが廃業になったので、このシロモノは依頼先を無くしたらしい。普通の店には恥ずかしくて出せないらしい。
(^_^;)
そんなに酷(ひど)いのか、この背広。しょうがない、買うとしよう。本当は風呂の残り湯につけてたら汚れが落ちて、ハンガーにかければ速攻で乾いて折り目がつき、破けても三日後には自動再生する服じゃなきゃ却下なんだけど。なんか、むかしも似たようなことを書いたなぁ。
(=_=)
涙で濡れたボーナス明細を再度確認。 予算を組みました。
● とりあえず有楽町へ。背広を2着、スラックスを3本も買えば5年くらいはもつだろう。駅からわずか3分。GAPって背広は置いてないのかな。店内を数歩、歩いて服の価格破壊に驚きます。でも残念ながら背広の扱いはないらしい。
三越にでも行くか、いやいや買うのは作業服代わり。新橋にしちゃお。
GAPを出て三歩。と、あれ?ここは…。むかし本屋だった場所にスタイリッシュなスーツ店が。
ザ・スーツ・カンパニー
聞いたことあるぞ、確かに2プライス、3テイストの紳士服店。ここがいい、ここがいい。
●1階はYシャツ売り場、こんなに広々とディスプレーしてるところは珍しい。店内が眩(まぶ)しく感じるのは、白を基調とした売り場デザインのせいか。
2階の背広売り場へ。直線状に綺麗に並ぶ無機質な直方体。横に大きな文字で身長が書かかれています。中にはそのサイズにあった背広が色系統別にぎっしり。フルオープンなワードローブは、手に取るのも簡単です。
すぐに目にとまったのは薄茶色の一品、微かに水色の線が入っています。シングルの2ボタン。涼しげないい色、シルクでポイントをしっかり縫製。値段も3万円弱です。これにしよう。わずか5分。素晴らしい、これ程短時間に目的の背広を探し出せるとは。
恐るべし、背広会社(ザ・スーツ・カンパニー)だ
しかし、売れ筋商品のようでサイズ切れ。え~っ、こんなにスーツがあるのにないのぉ~。
Kさんは見えるか見えないかぐらいに細いピンクのストライプが入ったのを薦めてくれます。 おぉ、これもなかなか。でもやっぱりがいいなぁ。上野店には1着だけ残っているというので、そちらに向かうこととなりました。
● いざ買うとなると、やはりこだわりが出てくるもの。山手線に乗りながら考えました。私も、もし身長が185cmくらいあって、ストレートのサラサラヘアで、自由に使える時間がたくさんあれば、お洒落を楽しむかなぁ。
男物の服は女性ものに比べ、圧倒的に種類が少ないのも、その気にならない理由かも。どんなに有名なブランドでも、1、2回微分すると同じになっちゃう程度のデザインだと思います。
でも女性の服は違います。Kさんに付き合って、ブランド店やセレクトショップを見て回っていると、まったく服には興味がない私にも《あっ》と言わせるデザインがあります。
形・配色・質感。その無限の組み合わせの中で、いいデザインのものは1本筋が通っいて、主義・主張、思想すら感じさせられます。
靴や鞄、アクセサリーも同じ。ちょっと女性が羨ましいなぁ。
あっと言わせてくれるような男物の服をデザインしてくれる人は、まだいないのでしょうか?それとも私が知らないだけ?
江戸時代の着物の柄とか見ると、唸らされるものがあるんだけどな。
( この話は2009年07月13日に、東京つまみ食い1にアップしたものです ♪ )
◆ 更新記録 2016年01月10日 ~ 2016年01月16日
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● 2009年03月撮影分
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◆ タイトルの言葉
● 日本テレビ、スッキリ!!に出演した寺田心(こころ)くん、6歳の言葉と、それを聞いた加藤浩次の発言です。
● 元旦の笑点で大喜利に出ていた男の子。ふつうの子役と違うと感じて調べてみると、ネット上では「嫌い」「うざい」「あざとい」と、マイナスイメージの発言のオンパレード。あまりに嫌いすぎて写ったテレビを破壊してしまったというツイートまで上がってました。
嫌われる子役!? 詳しくは こちら で。