◆ おばあさんの会話
● 客先打合せで昼間の移動、乗り慣れたバスでHヶ丘へ。深夜とは違い、バスはどんどん混んできます。おばあさんの二人連れが乗り込んできました。ワンステップバスの、そのワンステップがキツそう。そのおばあちゃん【い】と【ろ】の会話。
【 い 】私はこっちに来るまで、バスなんか乗ったことなかったの
【 ろ 】・・・
【 い 】だから、お金の払い方とか判らなくて、大変だったわ
【 ろ 】・・・
【 い 】この間も運転手に怒鳴られたの。『料金箱は賽銭箱じゃねぇんだから、金を入れればいいってもんじゃねえ』って
【 ろ 】・・・
【 い 】だから、こっちも言ってやったんだ。今すぐこのバスを止ろって、こんな癇癪持ちが運転する車にゃ、怖くて乗ってられないってさ
【 ろ 】・・・
怒鳴りつける運ちゃんも凄いけど、それを返したおばあちゃんの気風(きっぷ)がもっと凄い!
(^^)/
席を譲っておいてよかった。
( この話は 2004年04月19日に、東京つまみ食い [ またそんなややこしいことを! ]号にアップしたものです )
◆ 更新記録 2016年05月29日 ~ 2016年06月04日
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◆ タイトルの言葉
● 何が起ころうとも驚いてはいけない、そう心掛けている私。でもこのニュースには驚きました。小学2年生の男の子が北海道の山で行方不明に。自衛隊が200人体制で探すも見つからず、6日めで捜査の打ち切りが決まったばかりの今日。少年発見!! 水だけを飲んで数日間。親を本気で怒らせるぐらいの子は生命力も強いなぁ。
● ネットでは当初から、親の狂言では、子供は殺されているに違いないとか、熊に食われたんだろうとか。そう思いたくなる程、見つからないのが不思議でした。でも灯台下暗し。探していた自衛隊員、その施設で少年は待っていた形に。捜査が打ち切りにならなければ、今日も少年は施設で待ちぼうけだったかも知れません。それにしてもこんなオチ、どんなベストセラー作家でも書けないのでは。
● タイトルは少年を発見した自衛隊員の証言から。北海道は広い、話が複雑になったのはそんな単純なことがわからなかった人が多かったからかも。