用事があって新田へ。東武伊勢崎線、急行の止まらない駅のひとつです。時間があったので、少々散策を。

綾瀬川

  レポート

用事はすぐに済んだので、旧四号線を下ります。ぶらり散策、新田の旅。綾瀬川を渡ります。欄干に、可愛い水鳥のオブジェが。アヒル? ガチョウ? 手作り感が可愛いです。
 
 

 
  
綾瀬川は利根川水系中川の支流。車で渡るときは気にも止めませんが、歩いて渡ると、それなりの川幅があることに驚き。橋がなかったら、渡るのは不可能そう。ボーッと見てたら、魚がバシャンと跳ね、びくりとしました。
 
 

 
  
公害は今や昔の話。特に臭いもなく、ただ滔滔(とうとう)と流れる綾瀬川。生き物がたくさんいそう。こんなに風が強くなければ、本物の水鳥も、遊んでそうです。
 
 


~ 川の音 ~

   

  案内

綾瀬川(あやせかわ、あやせがわ)は、埼玉県および東京都を流れる河川。利根川水系中川の支流である。
戦国時代の頃は利根川と荒川の本流であった。当時の利根川・荒川は、今の綾瀬川源流の近く、桶川市と久喜市の境まで元荒川の流路をたどり、そこから今の綾瀬川の流路に入った。
戦国時代にこの間を西から東につなぐ水路が開削されて本流が東に流れるようになり、江戸時代に備前堤が築かれて綾瀬川が分離した。
綾瀬川は「緩流河川のために舟運には極めて都合よく、草加、蒲生、戸塚、縄手、妙見、簀の子、馬込の河岸場のほか積荷場が設置され、貨物の輸送が盛ん」であった。
20世紀半ばまでホタルが飛び交うほどのきれいな川であったが、高度成長期には生活排水や工業排水が流入し水質が悪化した。近年は徐々に回復し、コイやフナ、サッパ、スズキなどが増えてきている。2007年にはアユも確認された。

 

かつて綾瀬川は雨が降るたびに氾濫して、川の流れが変わっていました。その様子が「あやし(不思議であるという意味の古語)」であったことから「あやしの川」と呼ばれ、時代の経過とともに「あやし」が「あやせ」と言葉を変えたと言われています。

 

  地図

  

  リンク集(参考サイト)

ライブカメラ(綾瀬川) | 江戸川河川事務所 | 国土交通省 関東地方整備局
区内を流れる川の名前(綾瀬川・毛長川)|足立区
日本一汚い川綾瀬川はやっぱりすごかった… – YouTube

撮影年月:2020年03月
撮影場所:新田
カメラ:Panasonic DMC-LX7、Nicon CoolPix S3700


[ 更新記録 ]

初稿)2020年03月28日、街角アイキャッチ、東京つまみ食い