閉館した松戸のバンダイミュージアム、2004年のレポートです。

  レポート

七人、行きます!
ひょんなことから、松戸のバンダイミュージアムに行くことに。そこのガンダムミュージアムでは、なんと実物大のガンダムやザグが見られるとか。行って見ると、平日だったからかガラガラ。でも独特の熱気があり、勉強になりました。
(^^;
 
おああ!俺を踏み台にしたァ!
松戸駅東口。なぜ松戸なのか?あえて問うのは止めましょう。改札からつながる駅前広場はビルの3階の高さ。そのままバンダイミュージアムに入れます。3階の一部とその下はパチンコ屋のよう。この辺は横浜カレーミュージアムと同じです。
3、4、5、6階はバンダイのキャラクターグッズがたくさん。ウルトラマン、仮面ライダーに始まって、ドラゴンボール、セーラームーン、アンパンマン、ワンピース、アバレンジャー、ガッシュベル。しかしガンダムは別格で7、8階を独占してました。
 
こいつ…動くぞ!
7階に上がると、目の前に連邦軍の制服を着たお姉さんが。簡単に説明をしてくれました。入場券は300円だとか、意外に良心的です。パンフレットが一緒になったセット券もあるとか。(パンフレットは売店で引き換え)これは珍しい。
早速、中へ。まずはスペースコロニーの部屋。と言っても真ん中に1/30、000スケールモデルの模型があるだけ。回りの壁一面に設計図や説明が書かれています。ほとんど英語。ちょっと見て次へ。
 
行く手にはギザギザに割れる自動ドア。開くと突然、実物大のザグの首、赤が目に飛び込みます。なかなかうまい演出で、迫力があります。アムロが上げた戦勝首? 戦闘の傷跡もリアルです。と思っていたら、いきなり目に光が灯り、動き出しました。丸い目がキョロキョロ。やっぱりこの目がいい。
続いてザグの設計室、量産工場の模型。やはり回りの壁中に設計図や説明がありました。(またほとんど英語、読む人なんていないと思ってる?)重さ6kgの総アルミ製ザクマシンガン(20秒/500円)の横を抜けると、今度は実物大のガンダム、Aパーツ(上半身)が現れました。

2度もぶった!親父にもぶたれたことないのに!
確かに大きい。よくできてます。形もアニメと同じ、違和感がありません。こちらも首だけは動きました。打ちっぱなしのコンクリートの背景もマッチしてます。最近ガンダムリフトというサービスが始まったらしく、手元の台に乗ると2m程度、リフトアップされ、より間近でガンダムが見ることができます。
横にある衣装から好きなものを選んで着れる特典付。カメラを持ってると案内の人がシャッターを切ってくれます。ちょっと恥ずかしいかも。上のレストランから丸見えです。
 
後はかなり手の込んだ一年戦争のジオラマと、鉄格子の向こうで悲しげにこちらを見るアムロでした。考えてみれば、展示はどれも初期シリーズのガンダム。やっぱり人気があるんだなぁ。あの独特の台詞回しは、確かに他では真似できないかも。
 
諸君らが愛してくれたガルマ・ザビは死んだ!
7階にあがるとレストランとショップのコーナー。ショップにはガンプラ、フィギュア、ストラップ、ピンズ、DVD、タペストリー、コースター、シューズ、サッカーボール、消しゴム、マウスパッド、ノートパソコンにコスプレ衣装等々などなど。会社員風の人が一人、熱心に品定めをしているのが印象的でした。私は記念にハロのピンズだけ購入。

特に目を引いたのはTシャツのコーナー。ユニフォームを模った、Tシャツ、トレーナーなどにエンブレムの刺繍をしてくれます。連合軍、ジオン軍毎に各階級、47種類のエンブレムがあり、自由な組み合わせが可能。刺繍しているのを見ると、まるでFAX/コピー複合機のようなミシン。大き目のパネルを何回かタッチするだけで、あっと言う間に縫い上げていきます。ああ・・・これが連邦軍のモビルスーツの威力なのか!
 
坊やだからさ…
ガンダムカフェはレストラン&カフェの店。グンと落ち着いたドレッシーな空間です。ブレンドコーヒーで一息。でもそこはガンダムカフェ。いやでも目の前の実物大のガンダムと目が合います。
伝票の代りに置かれたのは、ガチャポンで出てくるようなザグのフィギュア。精算時にはこれをレジに持って行くのだそうです。
(^^;
なかなかコメントが難しいなぁ。
  

  案内

7、8Fのガンダムミュージに、5.6m実物大ガンダムAパーツあり、戦闘の傷跡もリアルな実物大ザクの頭あり
2003/07/19 Open

  地図

既に閉館

 

  リンク集(参考サイト)

松戸バンダイミュージアム終了 栃木へ移転(6/20) | アニメ!アニメ!
 

撮影年月:2004年03月
撮影場所:松戸
カメラ:Panasonic DMC-LX7



[ 更新記録 ]

2稿)2017年12月24日、街角アイキャッチ
初稿)2004年03月15日、七人の見たもの