撮影テクニックのピント合せ編です。
(※用語、操作はE-PL2のものですが、他もほぼ同じだと思います)
自動でピント合せる
iAUTO
モードダイヤルを[iAUTO]に合わせ、レンズを被写体に向ける。
シャッターボタンを半押し、ピントが合うとピピッという音がする。
AFターゲットと合焦マークを確認。
シャッターを全押しする。
※合焦(がっしょう)マーク…液晶モニタの右上に表示される●または◎印
AF(オートフォーカス)方式を選んでピントを合せる
シングルAF(S-AF)
モードダイヤルを[P/A/S/M/動]に合わせ、レンズを被写体に向ける。
シャッターボタンを半押しすると、一回だけピント合せが行われ、ピントが合うとピピッという音がする。
AFターゲットと合焦マークを確認。
シャッターを全押しする。
※静物や動きの激しくない被写体を撮影するのに適している。
コンティニュアスAF(C-AF)
モードダイヤルを[P/A/S/M/動]に合わせ、レンズを被写体に向ける。
シャッターボタンを半押ししている間、ピント合せが繰り返される。
ピントが合うと合焦マークが点灯、1回めと2回めの合焦時のっみ、ピピッという音がする。
タイミングを合わせ、シャッターを全押しする。
※撮影距離が絶えず変化する被写体(子供、動物など)を撮影するのに適している。
※連写を併用する方が確実。
マニュアルフォーカス(MF)
モードダイヤルを[P/A/S/M/動]に合わせ、レンズを被写体に向ける。
フォーカスリングを回し、手動でピントを合わせる。
※AFでピントが合わないときに使う。
※リングをシャッター側に回すとより至近に、フラッシュ側に回すとより∞にピントが合う)
S-AFとMFの併用
S-AFでピントを合わせた後、フォーカスリングで微調整する。
C-AFとTR(追尾AF)
C-AFでピントの合った被写体を追尾、繰り返しピントを合わせてくれる。
※追尾被写体を見失うとAFターゲットが赤く表示される。一度シャッターボタンを離して再半押しが必要。
ピント位置を自分で決めてピントを合わせる
AFターゲット選択
モードダイヤルを[P/A/S/M/動]に合わせ、レンズを被写体に向ける。
[…]ボタン(←)を押して、選択項目(11個のAFターゲット(□))をモニターに表示させる。
AFターゲットを選ぶことで、ピントを合わせたい被写体を指定、ピントを合わせてもらう。
※うまく被写体にピントが合わせられないときに使う。
フォーカスロックを使う
モードダイヤルを[P/A/S/M/動]に合わせ、レンズを被写体に向ける。
S-AFのシャッター半押しで、被写体にピントを合わせる。
半押しのまま、被写体との距離が変わらないように構図を変え、全押しする。
※構図の関係でうまくピントが合わせられないときに使う
置きピンを使う
モードダイヤルを[P/A/S/M/動]に合わせ、レンズを被写体に向ける。
S-AFのシャッター半押しで、被写体がくるであろう場所にピントを合わせる。
(代わりの被写体を決めると合わせやすい)
被写体が予想地点にきたら、全押しする。
※動きが早いが、方向が予想できる被写体(電車など)に使う。
この記事は 2011年04月29日に 一つ眼カメラ小僧 にアップしたものです
<参考資料>
φ E-PL2取り扱い説明書
φ デジキャパ!2011年5月号