大阪で深夜タクシーに乗った時のこと。

午前3時。やっと仕事が終わった時には、少しハイな状態でした。当然電車も終了。タクシーが捕まるか不安でしたが、門の外は国道一号線。この時間でも結構車は流れており、空車もすぐ来ました。人数が多いので2台に分かれて乗車。

私達の乗ったタクシーはやけに元気。行き先を告げると道を知っているとの事。普通のタクシーではわからないらしい‥。
後続のタクシーにも気を配り、信号待ちで2台が離れると、停車して後ろを気遣うほど。ふと見ると窓ガラスには「料金が5000円を越えると5割引」のステッカーが‥。
運転手はおもむろに自分の身の上話を始めます。子供の頃から不自由だった足の話。学校にも行けず、自分の名前も書けなかった子供時代。2種の免許合宿は軍隊のようであった等など。‥怪しい。

おかしいと思ってました。結局近道だというその道は昨日より1000円も高い料金でした。バレないように後ろの車も同じ道を通らせた訳か。怖い(セコイ?)ところだなぁ、大阪は。
  
 

探索年月:2002年09月
探索場所:守口



[ 更新記録 ]

2稿)2017年09月11日、街角アイキャッチ
初稿)2002年09月24日、東京つまみ食い