【030】シネマドローム
★ 用心棒【粗筋・感想×2・蘊蓄×5】
1961年04月25日公開
【粗筋】ヤクザが対立する宿場町、そこに現れたひとりの浪人。ヤクザ達を煽り、2つの一家を壊滅させる。1961年 黒澤明監督作品、娯楽時代劇の傑作。(全文)
【感想01】手首を咥えた犬から、包丁投げまで。展開に無駄なし、迷いなし。三船敏郎の肩コキコキがかっこいい。まさに傑作です。
【感想02】たったひとりで6人斬り。修羅場をさらに散らかすと、外には土下座する2人。場面の切り替わりが秀逸。
【感想01】手首を咥えた犬から、包丁投げまで。展開に無駄なし、迷いなし。三船敏郎の肩コキコキがかっこいい。まさに傑作です。
【感想02】たったひとりで6人斬り。修羅場をさらに散らかすと、外には土下座する2人。場面の切り替わりが秀逸。
【蘊蓄01】黒澤プロダクションは、1960年公開の『悪い奴ほどよく眠る』が興行的に失敗したため、次の作品では収益が見込めるヒット作を作らなければならなくなった。
(用心棒 – Wikipedia)
【蘊蓄02】本木の発言のように、本作の設定はダシール・ハメットのハードボイルド小説『血の収穫』を参考にしており、黒澤も「ほんとは断らなければいけないぐらい使ってるよね」と語【蘊蓄03】衣装デザインは黒澤自らが手がけ、仲代達矢演じる新田の卯之助にスコットランド製のマフラーを巻かせるなど、登場人物の造形を優先させている。
【蘊蓄04】宿場町のオープンセットでは、ヤクザの喧嘩を派手に描くため、道幅を江戸時代のそれより広くとっている 。
【蘊蓄05】そのセットに大量の砂を撒き、セスナのプロペラ1基を含む東宝の扇風機を総動員して風を起こし、西部劇のように空っ風が吹き、砂埃が舞う光景を作った。
っている。
No.150919610425
2024年11月5日
★ 騙し絵の牙【粗筋・感想×3】
2021年03月26日公開
騙し合いバトル、開幕!ウソを見破り、ウラを暴け。
【粗筋】カルチャー誌の編集長速水は、企画を複数仕込み、育て、勝負にかける。振り回させる新人編集者高野。しかし発売前日に事件が起きる。(全文)
【感想01】タイトルとボスターの構図から、大泉洋が信用詐欺でもするのかと思ったら違いました。出版業界の話。飯田橋近辺の話か、なんか懐かしい。
【感想02】勝負の雑誌が売れるか否か、八重洲ブックセンターの2階からレジを見下ろしている社長(佐藤浩市)と速水(大泉洋)が印象的。
【感想03】大泉洋に当て書きされた話と言う割には、それっぽくない。普通はしない企画を考えるところはまだしも、なんか真面目過ぎるような。一か八か感がほしい。
【感想01】タイトルとボスターの構図から、大泉洋が信用詐欺でもするのかと思ったら違いました。出版業界の話。飯田橋近辺の話か、なんか懐かしい。
【感想02】勝負の雑誌が売れるか否か、八重洲ブックセンターの2階からレジを見下ろしている社長(佐藤浩市)と速水(大泉洋)が印象的。
【感想03】大泉洋に当て書きされた話と言う割には、それっぽくない。普通はしない企画を考えるところはまだしも、なんか真面目過ぎるような。一か八か感がほしい。
No.150920210326
2024年11月5日
★ 怪談新耳袋 劇場版 幽霊マンション【粗筋・感想×3】
2005年08月20日公開
【粗筋】新耳袋の劇場版第2弾。父と共に古いマンションに引っ越した愛美。同じ年頃の少女を見かけるが、住人たちはそんな少女はいないという。(全文)
【感想01】冒頭「おわり」のト書き。マンションに駆けよる男、その手前で殺される。時が遡って…という掴み。終りが冒頭シーン、それを宣言しているのは珍しい。
【感想02】白髪交じりの子供、寝ながらズリ寄ってくる子供、毎晩兵士に殺される老妻。でも一番怖いのはフレンドリィな住人たち。引っ越しの出迎えは怖すぎる。
【感想03】マンション?アパートじゃ…。間取りが昭和な気がする。祟り。見た目は少女、でも半分ケロイド状態。24時過ぎに大阪のレストランが満員ってあるの?
【感想01】冒頭「おわり」のト書き。マンションに駆けよる男、その手前で殺される。時が遡って…という掴み。終りが冒頭シーン、それを宣言しているのは珍しい。
【感想02】白髪交じりの子供、寝ながらズリ寄ってくる子供、毎晩兵士に殺される老妻。でも一番怖いのはフレンドリィな住人たち。引っ越しの出迎えは怖すぎる。
【感想03】マンション?アパートじゃ…。間取りが昭和な気がする。祟り。見た目は少女、でも半分ケロイド状態。24時過ぎに大阪のレストランが満員ってあるの?
No.150920050820
2024年11月5日
★ エターナル・サンシャイン【粗筋・感想×2】
2005年03月19日公開
“さよなら”の代わりに 記憶を消した―
【粗筋】2004年公開。ジム・キャリー、ケイト・ウィンスレット主演。喧嘩して彼女に自分の記憶を消された男。彼も彼女の記憶を消そうとするが…。(全文)
【感想03】ヒロインはケイト・ウィンスレット。躊躇わず気が向いたら即実行のクレメンタイン役。記憶を消すってメールやLineを消すようなもの?カセットテープに時代を感じる。
【感想02】主人公がジム・キャリーみたいだと思ったら、本当にジム・キャリーだった。内気な男、ジョエル。世にも不幸せな物語の時期に、こういう話も撮ってたのか。
【感想01】同情すればいいのか、笑えばいいのか。気質も性格も違う二人。記憶を消す医者の怪しさと、やっぱり記憶を消したくない男。退屈させません。
【感想03】ヒロインはケイト・ウィンスレット。躊躇わず気が向いたら即実行のクレメンタイン役。記憶を消すってメールやLineを消すようなもの?カセットテープに時代を感じる。
【感想02】主人公がジム・キャリーみたいだと思ったら、本当にジム・キャリーだった。内気な男、ジョエル。世にも不幸せな物語の時期に、こういう話も撮ってたのか。
【感想01】同情すればいいのか、笑えばいいのか。気質も性格も違う二人。記憶を消す医者の怪しさと、やっぱり記憶を消したくない男。退屈させません。
No.150920050315
2024年11月5日
★ ロープ【粗筋・感想×5・キャスト】
1962年10月12日公開
【粗筋】唯美主義者、ブランドンとフィリップ。友人デイヴィットを殺し、死体をチェストに隠し、それを料理テーブルに。パーティに彼の両親と婚約者が来る・・。(全文)
【感想01】こんな話が1962年(アメリカは1948年)に公開されていたのか…。戦争に勝利、エリートは暇だったのか。唯美主義と耽美主義は何が違う?
【感想02】以前、映画館でリバイバル上映を観た時は、長回しばかり気してたけど、効果は薄いような。舞台は高級なマンション?いい物件だ。
【感想03】カメラ遊びがいつくか。両押戸でブランドンが見えたり見えなかったり。開始30分頃、棒立ちのルパード、カメラの引きで登場。チェスト固定のカメラ巧い。
【感想04】登場人物達が映画の話。グラント?バーグマン?短いタイトル。「汚名」のことかな?なんとかかんとか。タイトルをワザと伏せるのも巧い。
【感想05】拳銃の使い方も巧い。ポケットの拳銃を握りしめながらルパートの推理を聞くブランドン。拳銃を奪ったルパード、その使い方のなるほど。
—
【キャスト01】ルパート・カデル / ジェームズ・スチュワート
【キャスト02】ブランドン・ショー / ジョン・ドール
【キャスト03】フィリップ・モーガン / ファーリー・グレンジャー
【キャスト04】ジャネット・ウォーカー / ジョアン・チャンドラー
【キャスト05】ヘンリー・ケントレイ / セドリック・ハードウィック
【キャスト06】アニータ・アトウォーター / イディス・エヴァンソン
【キャスト07】ミセス・ウィルソン / イディス・エヴァンソン
【キャスト08】デイヴィッド・ケントレイ / ディック・ホーガン
【キャスト09】ケネス・ローレンス / ダグラス・ディック
【感想01】こんな話が1962年(アメリカは1948年)に公開されていたのか…。戦争に勝利、エリートは暇だったのか。唯美主義と耽美主義は何が違う?
【感想02】以前、映画館でリバイバル上映を観た時は、長回しばかり気してたけど、効果は薄いような。舞台は高級なマンション?いい物件だ。
【感想03】カメラ遊びがいつくか。両押戸でブランドンが見えたり見えなかったり。開始30分頃、棒立ちのルパード、カメラの引きで登場。チェスト固定のカメラ巧い。
【感想04】登場人物達が映画の話。グラント?バーグマン?短いタイトル。「汚名」のことかな?なんとかかんとか。タイトルをワザと伏せるのも巧い。
【感想05】拳銃の使い方も巧い。ポケットの拳銃を握りしめながらルパートの推理を聞くブランドン。拳銃を奪ったルパード、その使い方のなるほど。
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【キャスト01】ルパート・カデル / ジェームズ・スチュワート
【キャスト02】ブランドン・ショー / ジョン・ドール
【キャスト03】フィリップ・モーガン / ファーリー・グレンジャー
【キャスト04】ジャネット・ウォーカー / ジョアン・チャンドラー
【キャスト05】ヘンリー・ケントレイ / セドリック・ハードウィック
【キャスト06】アニータ・アトウォーター / イディス・エヴァンソン
【キャスト07】ミセス・ウィルソン / イディス・エヴァンソン
【キャスト08】デイヴィッド・ケントレイ / ディック・ホーガン
【キャスト09】ケネス・ローレンス / ダグラス・ディック
No.150919620512
2024年11月5日